最初から最後まで倫理観を問われる言動ばかりの主人公とその周囲に、正直言って共感は持てないため没入感はゼロです。
クロエは自分で止められない子だから、本当に信愛持って止めてくれる人物が傍にいて欲しかった。
マックスとのボーナスエピソードが偉大過ぎました。
どんどん反社会的に成長していくのが分かって辛かったです。
いつもならリアルタイムでのプレイ日記ですが、今回は全プレイ終了後の振り返り。
攻略DBにちらっと感想書いたんですが、あまりにも吐き出した過ぎて長文になってしまい、こちらに移ってきました。
今作はLife Is Strangeの3年前。
もうほとんど本編の方も覚えてなくて「主人公が親友を助けるため奮闘するけど最終的には究極の2択だった」というぐらいの記憶でした。
なので、本作では「クロエが主人公になります」と言われて「えー、と(個性の強いあの親友だったよね)」っていう感じ。リメイク版が出ていたので、久しぶりに本編も合わせてやってみようかな、と軽くプレイ開始――したんですが。何というか、後悔しました。悪い方で。
プレイ感はもっさりで、何かあればエラー落ち。
がしがし物にぶつかって、せっかく走れても止まってしまう。
そもそも走ってる? って首傾げるぐらい遅い。
まぁそれでも、時間かけながらプレイしてみたんですが――主人公たちにまったく共感できなくて、登場人物たちにドン引きさせられる場面が多くて、真剣にコントローラー投げたくなりました。
最初はクロエが線路でもたもた周囲に迷惑かけるところから始まるんですが、ここでもうツッコミ。
電車来てるのに線路の上でゆったりと揺れるクロエ。
迷惑だろうが、と頭を殴りたい。
警笛も鳴るけどまるで無視。
まぁ思春期強めの子だったしね、と苦々しく思ったものの、そこから先、好きなバンドに行くんだというクロエのはしゃぎっぷりは苦笑するしかないものだったので、少し自分の中でクロエの評価が持ち直しました。
堂々と車に落書きするのには辟易したけど、まぁ、そういうゲームだし、と自分を納得させ。
バックトークは楽しかったですね。
周囲を調べてから臨めば有利な選択肢が解放されますし、クロエの毒舌も聞けますし。
まぁここも、笑えない毒舌も混ざっているので、なるべく不愉快な言葉は見たくないなぁと、自分の中でも取捨選択しなくちゃいけなくて面倒だったけど。
無事に中に入ったクロエですが、ここでも不穏な空気。
Tシャツは$20だったんでもちろん購入できず。
でも実はここでTシャツを入手できる方法がありました。
リザルト画面の選択結果で分かり、もう一度プレイしてみてはっきり嫌悪感抱きました。
その方法とは、Tシャツ販売してる男の車のサイドブレーキを外して車を小屋から落とし、慌てた販売員が外に行った隙にトランクからTシャツを入手する、というもの。
やってみたんですがクロエは、車が他の車に追突して事故っていても、まったく悪びれていません。
Tシャツを入手したところでトランクにはTシャツの売上も入っているのが見えて、普通に「盗む」選択肢が出てきました。
いやいやいやいや、と2周目ながらもドン引きしました。
せめて罪悪感ぐらいは持ってよ、クロエ。
何鼻歌交じりに犯罪してんの、しかもお金まで。
あんなに派手な真似してクロエに誰も注視しないのも不自然すぎる。
ここではフランクというクスリの売人も登場。
どうやら本編にも出ていた人物らしいけど私はすっかり忘れていて、プレイを通して「一番良い男だ」っていう認識しかしませんでした(笑)。
このゲーム通して一番頼りになりました。
売人だけど。
1周目はお金もTシャツも入手してないクロエだったので、単純に挨拶するだけ。
フランクは面倒そうに手を振るだけかと思いきや既にクロエにクスリを販売済みで、ツケがあることを教えてくれました。
クロエェ……。
怪しげな男たちを通り抜けて、ライブ会場へ――かなり混みあっていて、中には入れそうにないです。
掻き分けて進もうとすると、カウンターにいた怪しげな男たちが近づいてきて、クロエの腕にぶつかり、思い切りビールが彼にかかってしまいました。
頼むクロエ、手を出すな! と心の中で叫ぶ私。
そこは穏便な選択肢が出てきましたが、男たち――結構しつこくて。
1階でのライブ参加を諦め、壊れた階段から2階へ上り、ある意味特等席でライブを楽しむクロエ。
ここは楽しそうでホッとしました。
ですが、先ほどぶつかった男たちがわざわざクロエを探しに2階へ登場。
クロエも私も気分は急降下。
ハラハラしながらクロエの言動を見守る羽目になりました。
穏便な選択肢を選び続けているのに全然効果なし。
てか選択肢の意味あるかな、これ。
ここでレイチェルさんなる派手な女性が登場。
クロエを助けてくれました。
誰だろう。知らんな。
そして重要な選択肢。
戦うか、逃げるか。
レイチェルが隙を作ってくれたので「戦う」を選択。
一矢報いることはできましたが男に殴られ顔に痣を作るクロエ。
ああああ、ごめんよクロエ。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
レイチェルと共に1階へ逃げると、騒ぎに気付いたフランクが立ち上がり、クロエとレイチェルを見て驚愕。
クロエの顔の痣に気付いてくれたんですかね。
追って来た男たちを止めてくれました。
惚れるわフランク! 売人だけど!
先ほど通れなかった1階へ逃げ込み、そこでライブを堪能する2人――。
というのが最序盤で。
本編をクリアした直後なら「あのレイチェルが!」とか思ったのかもしれないけど、すっかり忘れてる私は「え? 誰? ああ、クロエの同級生?」みたいな感じでした。
朝になり、自室に戻ったクロエ。
部屋のパソコンにはレイチェルがSNSにアップしたクロエとの写真が。
――クロエの同意も取らずに何勝手なことしてんの、レイチェル。
ちょっとその感覚に唖然としました。
クロエも「え?」みたいに引いてたんで、この時は共感できたんかな~と……レイチェルちょっとやばいですね。
携帯を探してママのバッグを探して。
……ああ、ママの部屋で恋人との関係性がわかる物証を見つけてしまい、超嫌悪感をあらわにするクロエ。
あ~、うん、分かる分かる、気まずいし嫌だよね「超ばっちい」みたいな感じで両手を上げて、片足でそっと引き出しを閉めるクロエに笑いました。
複雑な心境ですねぇ。
部屋にはパパを失って前に進もうとするママの努力が垣間見えて、結構痛い。
パパとの思い出の写真をタンスに仕舞っていたり、婚約指輪を査定にかけていたり。
クロエとの接し方に悩んでいるのか自己啓発本なんてものも。
でも今のクロエにはちょっと、新しいパパは受け入れられないだろうなぁ、と同情です。
1階に行くとママとの会話。
クロエ、本当に良い子ですよ。
ここの会話聞いてると本当にそう思う。
ママの恋人デイビッドのことは蛇蝎のごとく嫌ってるみたいだけど、まぁそこも、分からんではないし。
そしてジョイスママが大人で本当に良かった。
しっかりクロエを諭して包んでくれるお人みたいです。
険悪さを醸す娘に、ああもはっきり向き合ってくれる母親って、なかなかいないんじゃないかな。
度重なるクロエのさぼりをうまくごまかしてくれてるのも彼女みたいで。
流石に彼女を傷つけることはできず、ここでの選択肢は大人しめにしてました。
と、バスに乗り遅れたから遅刻なんて言い訳させないため、今日は恋人のデイビッドがクロエを学校まで送ることになっているようです。
一瞬フラめいて嫌悪感を示すクロエ。笑う。
でも逃げないんですねぇ。
やっぱり根は素直で良い子ですよ、クロエ。
デイビッドの車のキーを、嫌悪感たっぷりに人差し指と親指だけでつまみあげて、渋々外へ。
――学校行くっていうのに手ぶらなクロエに違和感。
そんなもんなのか?
外に出るとデイビッドが車のボンネットを開けて点検中でした。
彼が噂の、ママの恋人か――と思っていたら、女ってのは何でこうも支度に時間がかかるんだ、といきなりの先制パンチ。
ああ、駄目だこれは。クロエと相性最悪だよ。
部外者の私も彼の言葉にイラッとしました。
その後のやり取りも高圧的で、いちいち気に障る言動ばかり。
それでもクロエはジョイスのために彼の言うことを渋々ながら聞いて、のたのたとソケットを取りに行ったり、投げられた言葉にはちゃんと暴言を返したり。
偉いな、クロエ、と思った(笑)。
車に乗ったら乗ったで彼を言い負かすようなバックトークが挟まりますが――1周目ではあんまり彼との仲を険悪にしたくなくて、ここは「無視」。バックトークはしませんでした。
延々とお説教を垂れて来るデイビッド。
あー、あー、こいつ嫌いー(耳を塞いで叫ぶ私)。
でも、彼の言うことにも一理はあるんだよな、と嫌悪感に顔を引きつらせながら黙って無視してるクロエ。
偉いよあんた。ヽ(;´Д`)丿
学校は見覚えがありました。
本編でマックスが通ってた学校ですね。
相変わらず手ぶらなクロエが学校への階段を上るとエリオットなる男子生徒が声をかけてきました。
どうやらクロエに気があるみたいです。
演劇を一緒に見に行こうと誘われ、行くか行かないかの選択肢。
一緒に見に行くことになりました。
何となく嬉しそうな顔するエリオットが良いですね。
さて――ここでは色々と登場人物が増えました。
警備員のスキップ。
クロエに普通に接してくれ、味方になってくれるっぽい。
バンドのリーダーで、各社に送ってるデモテープを聞かせてくれました。
最高だと褒めると嬉しそうにするスキップ。
こういう関係性は素敵ですね。
椅子に座ってる化学の先生。
今日は授業に出るのかと冗談ぽく聞かれ、冗談のように返すクロエ。
それから、ちょっと話題が唐突だけど、プレスコット家が多額の寄付をしたと聞きました。
それが理数系ではなく芸術に使われることになった、と落胆する彼女を慰めるクロエ。
人の機微にも敏感ですな。
今日は授業に出るよとクロエなりの言葉で宣言したことですし、ちゃんと教室に行きましょう。
舞台装置がセットされているなか、箱があり、「座る」って選択肢が出てたら座るでしょ、そりゃ。
と思っていたらクロエが授業に出ない的な独白してて焦りました。
いやいや、行こうね授業。
慌てて空想モードから脱出。
箱を降りると校長先生が近づいてきて、叱られました。
どうやらここに登ったらダメだったらしい。ごめんなさい。
登ったんじゃなく通り過ぎたんだ、と返すクロエがクロエらしくて笑う。
クロエはどうやら目をつけられてるみたいです。
まぁ、今までの言動を見ていると、そりゃそうだよなぁと納得なんですが……クスリを持ってないか所持品検査までしようとする校長。
いや……うん、持ってないと思うけど、何とも言えないよね。
校長にバックトークが可能だったので、ここは仕掛けてみると、クロエの勝利。
やり込めたっていうより、単にクロエの口の減らなさに閉口したってのが正しいかも。
溜息つきながら放課後は校長室へ来なさいと言い残して去る校長。
へぇい。
校庭の反対側へ。
噴水に腰かけてるビクトリアさん。
うーん、本編で出番があったと思うけど覚えてません。
何やら嫌味っぽく自己主張の激しい女性のようです。
苦手だなぁ、この子。
し返しとして課題のウソの答えを教える、っていう選択肢がありましたが、ここは何もせず。
なるべくこういう子には関わらないでいましょうね、クロエ。
木の根元に座ってる女性はサマンサ。
本を読んでる大人しめの女性。
声が超可愛らしい。
私の中では見た目の年齢よりかなり幼くなりました。
何歳なんだ、サマンサ。
あとは、ハッパの匂いさせてるジャスティンと、TRPGが印象的だったマイキーたち。
TRPGは結構な時間を取られますが良いですね。
2人で生き残る方法があるのかは分かりませんが――ここは後でまたやり直したい。
ステフからDVDも貰ったので、校舎の中へ。
すると向こう側から演劇の衣装を身に着けたレイチェルが顔を出しました。
丁度良く再会。
クロエが何か言う間もなく引っ張り込まれ、そのまま演劇の稽古場へ連れ込まれました。
かなり強引な子です。
演者2人と、顧問の先生と。
真実の愛だと思うかとか何とか。聞かれましたが、クロエになりきって「バカか」と答えてみました。
うん、現時点のクロエらしい。
特に何かマイナスに思われるということもなく、淡々と感想、1つの視点として捉えてくれる皆。
レイチェルが自分の衣装について先生の気を引いてるうちに、授業の合図。
その場は解散となりましたがレイチェルはクロエを解放してくれるわけではないようです。
なぜか着替える彼女のためにクロエがベルトを探して渡すことになりました。
いや本当、なんでだよ。
まだ授業が始まってないのならいいけど――早く行こうよ、クロエ。
画面の前でせっつきましたが、まぁ、のんびりと校舎を回りながらクロエの感想聞くのも良いですよね。
テンペストのポスター見ながらレイチェルのバッグからベルトを入手し、控室で着替える彼女に渡すクロエ。
昨日は最高だったねと笑いかけてくれるので、そこは同意。
そしてここですよ、一番のターニングポイント。
学校をさぼろう、と誘うレイチェルに、同意するクロエ。
そこはプレイヤーに選択肢欲しかったよ、マジで。
ここでクロエが予定通りに授業を受けていたら、と思わずにいられません。
誘われたらついていくのがクロエですから。
(。-`ω´-)
そもそも昨夜のレイチェルは置いておいて、学校で再会してからここに到るまでの短い時間の中でも、なんかレイチェルのこと好きにはなれないんですよね。
本当に優等生ぶりっこというか、現実で演技をしているというか。
でも分かりやすいぶりっこじゃなくて、ちゃんとした優等生を演じている子、という感じが否めなくて。
さぼることは決定。
顔の痣を化粧で隠すか聞かれましたが拒否しました。
単純に、この子にクロエに触って欲しくないし、痣の上から化粧を被せられるのは肌に悪そうだし、という意味です。
これは私の勲章だと胸を張るクロエが、クロエらしくて笑いました。
さて。さぼることは決定し、敷地の外へ出た2人。
先生ごめんね、と心の中で謝ってるのはきっと私だけ。
てかこの時点でクロエもちょっとは「これ以上学校さぼるとやばい」っていうのは過ってるはずなんですよね。
レイチェルの存在が強すぎて、その「やばい」の感覚が追いついてこないだけだと思うんだけど……正気に戻ってくれ、クロエ。ジョイスが心配するぞ。
走ってきた貨物に飛び乗る2人。
歩きじゃなく貨物列車ってところが恐怖です。
どこまで遠出するの、レイチェル。
クロエは無一文なんですよ。
列車の中ではウソ当てゲームをすることになりました。
レイチェルからの提案です。クロエには提案できる芸がない。
レイチェルは人間観察が本当に得意だな、と実感する出来事です。
クロエが不器用すぎるというのもありますが……。
ここでのやり取りにはレイチェルの気負った感じがないから、まぁ、素で接してくれたのかなぁという感じがします。ただ、この場にいるのがクロエじゃなくても良かった感はありますが。まぁさぼりなんてそんなもんか。
いきなり「ついたよ」と列車からの飛び降りを強要するレイチェル。
気分次第で降りるのかと思ってたからビックリです。
明確に目的地があったのか、それとも目の前の何かが彼女の心にたまたま留まって「ついたよ」と演技してみたのか。まぁ後から考えると、目的地を最初から定めてたんだなと分かります。
着いたところは眺望公園。
ピンクの短パンでランニングしてる男性に一番目を持っていかれます。
(`・∀・)ノ
望遠鏡を見つけ、再び人間観察ゲームをしようと提案するレイチェル。
ご機嫌にお金を入れますが――残念、その望遠鏡は壊れておりました。
使えないよという貼り紙が地面に落ちていて、無駄金を投じたレイチェルが鬼の形相に。
さっきまでと別人じゃん;
クロエにコインを持ってないかと聞くレイチェルですが、持ってるわけないじゃん、クロエが。
そう答えると「クソッ」と舌打ちするレイチェル。
……え? と引いた私。
今の今までそういう雰囲気は全くなかったじゃん貴方。
演技するなら最後まで演技しなよ。
雰囲気に居たたまれなくなったのかクロエが望遠鏡を直すことを提案。
レイチェルが「いいね」と言ってくれますが――いやぁ、手伝うとかじゃなく、貴方そのまま望遠鏡の横で眺めてるだけかよ。
(ヾノ・∀・`)
なんていうか、クロエが優し過ぎて弱すぎて、痛々しいよ。
レイチェルなんて置いて帰ろうよ、ってなってしまった。
望遠鏡をこじあけようとしますが素手では無理。
レイチェルに爪やすりを貰ってこじあけようとしますが、それでも無理。
爪やすりを公園のベンチに使うとプレスコット家のプレートを入手。
プレートを剥がすために使った爪やすりをその場にポイ捨てするクロエ。
おいおい。
せめて持ち主に返してやれよ。
プレートを使って望遠鏡をこじ開け、何とかコインを取り戻すことに成功しました。
――言いたいことは山ほどあるけど、ひとまず良かったね、クロエ。
レイチェルの役に立てて満足かい。
機嫌を戻したレイチェルと一緒に、もう1つの望遠鏡で人間観察開始。
2人で適当なアテレコして遊んでて、楽しそうですなぁ。
主にクロエが。
何人か見ていくと、今まで選択できなかった女性のところに変化が。
男性が現れ、熱烈なキス。
クロエが揶揄しますがレイチェルの機嫌は急降下。
いつの間にか望遠鏡から離れて背を向けてました。
先ほどまでと全然違う温度をまとうレイチェルに戸惑うクロエ。
さぼってから何時間も経っててクロエなのに温すぎる、みたいに怒り出すレイチェル。
意味分からんわ。
勝手な偶像押し付けないでくれないかな、うちのクロエに。
怒りながらレイチェルが向かった先は、ピクニックに来ていた男女がいる東屋。
お弁当を広げている彼女たちを見て「ワインがあるから盗ろう」とクロエに提案してきました。
はぁ?
でも、レイチェルの中ではもう決定事項なんですよね。
戸惑いながら「酒屋に行け」と拒否するクロエを横目に、さっさと男女の所に行って、演技を始めるレイチェル。
強制的に参加せざるをえない状況にさせられました。
悪態つきながら付き合うクロエ。
どこまで面倒見が良いんだよ。付き合いきれない、って置いて行こうぜ。
(`;ω;´)
発作を起こして倒れる女性――を演じるレイチェル。
超不自然だけど付き合ってくれるカップルに笑いを禁じ得ません。
ワインを取るためにはレイチェルに注視させなくてはいけなくて、ここでバックトーク発生。
言い負かすとかじゃなく、単にクロエのペースに持ち込ませるためのものっぽいですね、バックトークって。
ここでは難なく成功。レイチェルに注視させたままワインを盗ることに成功し、レイチェルはあっさり「もう大丈夫」と立ち上がって、2人でその場から撤収。
良く追いかけてこなかったよね、あのカップル。
ところでここ、もう一度やり直したときバックトークを失敗してみたところ、不信感を持った女性に見破られました。でもワインを盗るという行為は変わりません。
バックトークに成功したときはカップルにその場では気付かれないまま盗んだけど、失敗したときは強奪して逃げる、という荒っぽいものでした。
それでも追いかけられないという不思議さ。
ちゃんと行為を止めれたクロエはともかく、レイチェルがこのまま突っ走るともう即逮捕だよ、絶対。
戦利品として楽しげなレイチェルから「あなたも」とワインを勧められましたが断りました。
自分の意志じゃない盗品なんて不要です。
……いや、自分の意志であっても盗品なんて……てか、そもそも盗まないし。
ワイン瓶をラッパ飲みするレイチェルにドン引き。
ようやく街に帰る気になったんでしょうかね、線路を歩く2人。
レイチェルが不機嫌なのはあの望遠鏡でキスしてた2人組を見かけたから。
態度があからさま過ぎて笑えるんですが、発散方法が倫理観問われるものだったら早急に直した方が良いよね。
まぁ誰も言ってくれないと思うけど――ってかクロエが言っても止まってくれなかったんだけど。
いや、言う人によっては止まるんですかね。
レイチェルはクロエを下に見ている節があります。
クロエの言葉が自分の意志に反しているものだったら絶対聞かないんでしょう。
プライド高い女王様だなぁ。
気まずさを抱えながら辿り着いた場所は廃品置き場。
ここは何となく覚えてます。
本編で訪れた気がする。
廃品置き場に腰を落ち着けるレイチェルですが、クロエは気まずくてしょうがないみたいですね。
落ち着かない。
何とかレイチェルを浮上させようとする姿が健気です。
レイチェルも、クロエのそんな行動は分かり切ってるだろうに、全然振り向いてくれません。
演技ですら乗っかってくれない。
それだけ余裕がなく、1人にして欲しいという感じでしょうか。
とうとうレイチェルが感情を爆発させ、クロエを置き去りにしようとしてきました。
いやいやいや、それはないでしょう、貴方。
呆気に取られました。
ここで重要な選択肢。
クロエが何を台無しにしてしまうのを怖がっているのか。
友情か、それ以上の何かか。
いきなりぶっこまれた選択肢に笑いました。
(^∀^;)
なぜいきなりそちらに行くのか。
友情でいいじゃん。
恋愛対象者が同性だったら今日一緒にいただけでも……っていうのはまぁ、ありっちゃありかもしれないが。
前作(本編)でもそんな感じの匂わせはあったけど、そういうのをデフォルトで考えられるような頭ではないので、レイチェルに振り回されるだけで終わってる今日を経験していきなり「友達以上」はちょっと選べません。
ここは無難に友情を選択。
クロエが涙零しながら感情を吐露したのに、レイチェルがその手を取ってくれることはなく、ごめんね、と言いながらその場を去ってしまいました。
荒れるクロエ。
うん、それは分かる……まぁ、いいか。
ここは廃品置き場だし。
管理人にめっちゃ怒られるかもしれないけど。
クロエに感情移入して胸が痛い。
存分に破壊衝動で発散するクロエですが、なんと、廃品置き場にパパの車を発見。
良く似た車体かなと思ったけど本物みたいです。
事故車としてここに置かれてたんでしょうか?
かなり辛い。
そしてその後のクロエの行動も。
泣きながら車を叩いて、泣きながらその場にうずくまって、泣きながら転がって。
今すぐマックスをここに召喚したい!!
・゚・(ノд<)・゚・
その後はレイチェルと再会して、望遠鏡で見た男性がレイチェルの父だと知るクロエ。
だから荒れたのかと納得し、レイチェルの父ジェームズへの嫌悪感を露にしました。
ただ……なんだかなぁ、ここもクロエの感情の揺れがレイチェルに引きずられてる感じがして嫌だなぁ。
嫌悪感は嫌悪感であっただろうけど、そこまで強い? と。
怒りの表現の度合いをクロエがレイチェルに合わせた感じがします。
そしてレイチェル、この後、夜の公園で大絶叫。
あらまぁ青春ね。
Σ(・∀・;)
とか思っていたら、とんでもない。
ゴミ箱をひっくり返し、炎が公園の芝に移ってもお構いなし。
泣いて叫び続けるだけ。
さすがにクロエが「えぇ?」とおろおろしますが、クロエにレイチェルは止められない。
そもそもレイチェルにクロエの言うことを聞く気はなさそうですし、実力行使できるほど今のクロエはレイチェルに近づけない。せっかく近づけたのに、嫌われるのが怖いってことですかね。
火は見る間に広がって木々に燃え移り、そしてとうとう公園に隣接する山へ。
それらを泣きながら見ているだけのレイチェル。
クロエはもう固まってしまってますが……というかお前らそこまで大火にしといて良く無事だよな、逃げろよ。
このシーンで完全にレイチェルを嫌いになりました。
いくら心の傷抱えてたって、クロエを自分の物のように扱うことを正当化なんて許されないし、山火事なんてもっての他。せめて「やばい! 消えないよ!」って焦って欲しかったけど、レイチェルはただ見ていただけ。
優等生の仮面被ってたんなら一般的な善悪の考え方も分かってるだろうに。
クロエを積極的に犯罪に巻き込んでいくのは断固阻止したい。
これでエピソード1が終了。
エピソード2は校長室から。
レイチェルとその両親が校長室に呼ばれていて、後から入ってきたのはクロエです。
ジョイスママが同伴でした。
「お子さんの素行に問題があるので保護者面談致します」みたいな感じかな。
遅れて申し訳ないと謝るジョイス。
これはもう確実に説教ですね。
ダイナーの仕事が長引いて、と言い訳するジョイスですが、本当なのかどうかは不明。
今まで校長からクロエのさぼりを庇ってたジョイスですから。
今回も、単にクロエたちに悪感情が向かないようにウソついたのかもしれないし。
レイチェルとクロエが揃ったところで校長のお説教開始。
内容は昨日のさぼりについて。
さすがに山火事については情報つかんでないみたいです。良かった。
校長に悪態つくクロエに対して、レイチェルは見事に反省している素振りで、クロエは悪くありませんという演技。
うん、実際そうだしね。
(。-`ω´-)
クロエに対する校長の偏見に対してはジョイスがはっきりと抗議。
少しも「クロエが悪いから仕方ないよね」っていう態度は見せません。
最初から最後までクロエの味方。
クロエの性格や口調に難があるのは分かってるけど、クロエを取り巻く理不尽さからしっかり守ろうとしてくれます。
やばいです、このママ惚れる。
だからこそクロエも信頼してるし気に掛けるんですね、と超納得しました。
さて話はさぼりに戻って。
レイチェルに「私のせい」を連発されると否定したくなるのは私の性格。
確かにレイチェルのせいなのは否めないけど、全面的にそれに乗っかったクロエも一部、悪いところがあるし。
たびたび選択肢が出てきますが、レイチェルに同調しつつ、クロエだけが悪いという話にはならないよう選択肢を選びつつ。
校長にバックトークが可能になりましたが、これは無視。
あまりに強気に出るとクロエの方が不利になりそう。
レイチェルの演技でクロエの庇護欲が余計に掻き立てられてそうですし、何より私がそんな選択したくありませんでした。
結論としては、校長からの沙汰は、クロエは来年度までの停学。
レイチェルには校長アシスタントを外れ、舞台からも降板という結果に落ち着きました。
レイチェルの代役はビクトリアらしい。
噴水で嫉妬心露にしてたあの女性ですね。
レイチェル、何か思ってるみたいな顔はしましたが、さすがにその場で抗議はせず。
クロエが代わりに「公演は今夜なのに!」って校長を非難。
ジェームズの「娘は楽しみにしてたんだ」って台詞より説得力あるよ、クロエ。
娘が楽しみにしてたからって何なんだ。
主役の降板には私情での抗議じゃなく影響する周囲のことで抗議しろよ、周囲の迷惑を考えろよ。
クロエの非難にも「主役に何かあったときのために代役が決められているんだ」と机上の決まりを持ち出す校長。
一理あるけど現場を見てない者の典型的な発言ですね。
学校の演劇で、主役と同じレベルにまで代役を育ててるなんて、ないと思います。
基本的に主役の降板なんて事態はあり得ないと思いますし。
とはいうものの、ビクトリアがこの場にいたら何て言うでしょうね。
完璧に代役を演じきれるとでも言うかな。
あの子の性格、いまいちつかみ切れてないので分かりません。
結論が出たところで校長室から追い出される2人。
レイチェルの両親に対してしっかりと「ご挨拶」するジョイスを尊敬します。
超しっかりした女性ですね、ジョイス。
変に慣れ合ったり慰め合ったり世間話を挟もうとするのではなく、淡々と挨拶だけ済ませ、そしてすんなりとその場を離れました。
おおお……大人な対応です。まじ凄い。私には無理。
絶対気まずくなって何も言えないと思う。
さて、停学になったクロエはスキップに監視されながらロッカーへ。
見送りはあんただけか、とか言うクロエですが、逆に他の人の見送りがあったら怖いよ。
どんだけ話が広まるのが早い学校なんだよ。
ところでスキップは凄くフレンドリーで良い奴ですね。
クロエとしっかり会話してくれる。義務的とか高圧的とかじゃなく、まるで同級生のように対等に。
もっとクロエと友情を深めて欲しいわ。
クロエのロッカーには落書きやら写真やらがありました。
海外っぽい。他の人のもこんな感じなんでしょうか。
ひとまず――クロエ。
貴方、停学にされただけで授業はこれからもあるんだから、教科書を捨てるのはやめなさい。
ヽ(;´Д`)丿
当てつけのように、高いところから1冊ずつゴミ箱に落としていくクロエ。
はいはい、困った子ですねぇ。
大きな音立てるたび、少し離れたところにいるスキップがビクッとなるのが可哀そう。
隠してあるハッパも取るか、って不穏な台詞がありましたが、実際の隠し場所にはジャスティンのメモが入ってました。
どうやら彼が「借りて」いったらしい。
後で返すよといったニュアンスですが、個人的には返さんでいいよ、クロエにこれ以上悪影響を与えないでよ、と思った。逆にジャスティン、感謝です。
スキップとは駐車場でお別れです。
遠くにジョイスが見えます。
……デイビッドの姿も。
駐車場をぐるりと回るとエリオットがいました。
スマホで何か見てるみたいですが、クロエが声をかけるとちゃんとスマホをしまって呆れ顔。
土曜の朝に学校にいるなんて、何かあったね、と的確に見抜かれてます。
まぁ隠してても仕方ないし、停学になったことを伝えると絶句されました。
そりゃそうなるわな。
そういえば演劇に誘ってくれてたけど、たぶん行けないと思う。停学だし。
ハグしようか? と、いきなり言われてビックリ。
ああ、まぁ、海外だからな。
エリオットとは幼馴染って言ってたし。
そんな感覚なのかね。
同性だったら迷いなくハグして貰うけど、クロエは女性だし……と迷いながら、エリオットにハグして貰いました。
役得ですね、エリオット。
何かあったら相談に乗ってくれるらしい。心強いよ。
さぁメインイベント、ジョイスの所へ。
一緒にいたのはママの恋人デイビッド。
運転してきたのもこいつかな。
相変わらずクロエに高圧的な態度を見せてくるデイビッドにストレスたまります。
クロエが反発するのも納得なんだよなぁと思っていたら、何と、デイビッドが家に引っ越してくることになりました。
はぁ?
さすがに泣きそうな顔でジョイスに抗議するクロエ。
ですが、もう限界なんだと辛そうな顔するジョイスに、さすがのクロエもそれ以上は強く言えなくて。
しかも「2人で決めたこと」と、絶対デイビッドの強い勧めがあったと思うのにも関わらず、自分も中心に据えてクロエからのヘイトを分散させようとするジョイスに脱帽です。
家ではちょっと過干渉ぎみに感じていたジョイスは素晴らしい女性だと思います。
まぁでも、クロエのことを思うならもう少し同棲の判断は待って欲しかった。
デイビッドに敵愾心剥き出しにするクロエ。
家でも荒れそうな気配です。
でもデイビッドは構わず威圧。
持ち物検査だ、とクロエに所持品をすべて車の上に出すよう強要してきました。
ジョイスに助けを求めるも、今の今で止める気配はありません。
ただ、ジョイスも、デイビッドがクロエに対する態度を困った感じで見ているのが救いですね。
せめてクロエが問題起こしてなければもう少し強気に庇って貰えたと思う。これはクロエの自業自得。
とはいえ、デイビッドに従うのは別です。
思い切り拒否しました。
車に乗るのも拒否。
傷ついたまま2人から離れてふらふらとどこかへ行くクロエ。
デイビッドが家に来るなら自分の居場所がなくなったように感じても仕方ないよね。
引き留めるジョイスに心が痛んだけど、放っておけ的な態度を見せるデイビッドを見て、苛立ちの方が罪悪感を上書きしました。やっぱり嫌な奴だ、デイビッド。
さて。
場面変わって廃品置き場。
結局、クロエにも行くところがありませんから、何となくここに来るしかないんですよね。
雨風凌げそうな車を見つけて修理しようとするクロエ。
こういう作業は得意そうですもんね。
バッテリーがダメになっているので、まずは替えのバッテリーを見繕わないと。
パパの車でもいいんじゃないかと思ったけど、そちらはダメみたい。
完全にクロエのトラウマになってます。
さて、廃品置き場で探すんですが――結構ここ、時間を食いました。
スクールバスの向こう側にも広い場所があったんですが、単なる背景で、行けないと思ってたんですよね。
あてもなくグルグル回って、スクールバスと冷蔵庫の間が道になっていることに気付くまで、結構な時間を要しました。
新しく踏み込んだ場所に置いてあった、白い車。
タイヤには動かせないようにする黄色い装置が嵌ってました。
この車のバッテリーは生きていて、直そうとしていた車のバッテリーと交換が可能。
早速車に戻ってエンジンをかけてみようとするクロエですが……かからない。
鍵の代わりにドライバー使ってるから、とかいうわけでもなく、まだ修理が足りてないみたいです。
仕方ないね。ひとまず雨風凌げれば外にいるよりマシだし。
お次は車内を整えることに。
クロエって何気に色んなことに気を配ってますよね。
私だったら電球が切れてても床に穴が空いててもシートがボロボロになってても、深刻な命の危機が迫ってない限り、そのままにしそうです。
廃品置き場から色々見繕って車内を装飾するクロエ。器用ですね。
装飾が完成したところでフランクから電話がかかってきました。
今どこにいるのか聞かれ、廃品置き場だと答えるクロエ。
どうやらフランクがここに来るようです。何の用でしょう。
秘密を守るために電話が終わったら携帯を壊した方が良いかと冗談で聞いてみると、呆れられました。
クロエがあまりにも子供っぽすぎたか。私は良いと思うけど。
そのまま、車内を物色して本編に繋がりそうな帽子を取得して、煙草を吸うクロエ。
クスリじゃないだけマシだと思うことにする。
流石に疲れたのか、そのまま夢の中へ。
――夢の中ではキャンプファイヤーしてるパパがいました。
マシュマロ焼いてます。
おいしいよね、焼きマシュマロ。
パパはクロエの精神安定剤ですね。
あと、道を示してくれるとか、頭の中の整理とか。
クロエが無意識に自分自身に問いかけてるからだろうけど、それがずっとパパの形で続いていくのは悲しいですね。
夢から覚めるとレイチェルがいました。
大きなバッグ持って、いかにも家出してきましたっていう出で立ちです。
車に乗って、カウンセリングごっこ。
うまいですね。
楽し気なクロエがノリノリで、冗談交じりに本音を吐露してくれます。
レイチェルも冗談で返すので、ますますクロエが面白がってしまって。
頼むからそれ以上クロエに踏み込んでこないで。
・゚・(ノд<)・゚・
しかも「次はレイチェルの番」と同じだけ情報を聞き出そうとすると、引き出されないようガード。
いきなり不機嫌そうに黙り込むレイチェルに、またクロエが気を遣って「空気読めない奴でごめん」と恐る恐る謝罪してしまう。
いやいや、あなたそれ以上レイチェルに謝る必要ないよ、必要以上に謝ってるよ。
てか本当に素直で不器用だな、クロエ!
そうこうしてたら演劇の準備に向かう時間が来たようです。
主演を下ろされたからビクトリアの楽屋の準備、とため息をつくレイチェル。
行ってらっしゃい。
(`・∀・)ノ
結局レイチェルの内側は引き出せませんでした。
……てか、てっきりクロエと一緒に街を出る、的な感じで来たと思ってたんだけど、レイチェルはそうでもないようですね。お金の問題とかもあるし、現実的に考えなきゃいけないからもちろん「今すぐ行くよ」と言われても「はあ?」って思ってただろうけど、どうしても彼女に関しては口先だけの覚悟な気がするんですよねぇ。
レイチェルが持って来たカバンはクロエにくれるらしい。
そりゃどうも。食料やら細々した小道具が入ってたら嬉しいんだけど。
何しろクロエは駐車場でジョイスたちと喧嘩別れしたまま廃品置き場に来ただろうから、本当に、手には何もないんですよねぇ。大丈夫なのかしらこの子。色んな意味で。
廃品置き場にあった小屋に入り、色々片付けるクロエ。
楽しそうです。
レイチェルと表面上は上手くいってるからね……。
いざ、レイチェルのバッグを開けてみると、洋服ばっかりでした。
(ノ≧□≦)ノミ ┻━┻
逃亡生活に一番大切なのは金!
なければ水か食料!!
服は数着あれば充分じゃああああ!!!
画面前で盛大に突っ込ませて頂きました。
ああ、あれかな。
売却して資金にしなさいってことかな。
ここ廃品置き場だけどな。
古着屋さんもないけどな。
それでもクロエさん、服を選んでお着替え。
楽しそうです。
レイチェルになびくなクロエ!
私が幸せにしてやるよ……!(謎)
どうやらフランクが来たようす。連絡がありました。
外に出てみると大きなキャンピングカー。
一番最初の廃工場に停まってたやつですね。フランクのだったのか。知らなかったよ、ごめん。
てかクロエの落書きは反対側か?
キャンピングカーから出てきた人物は、なんとレイチェルパパとキスしてた女性。
おおお?
一体フランクとどういう関係なんだろうか。
ちょっとだけうろたえるクロエ。
女性はちらっとクロエを見ると、そのままどこかへ行ってしまいました。
クロエのこと知ってるのかな……?
てか、あの山火事起こしたとき近くにいたよね、彼女。
見られてたってことだろうか。
み、見てたなら分かってるだろうが、あれをやったのはクロエじゃなくてレイチェルですからね!
キャンピングカーに入ろうとするクロエですが、開けてくれないフランクさん。
暗号なんて知らないぞ、と相変わらず頭の回転早くて面白いですね、クロエ。
クスリ? と笑えない暗号を伝えたところでフランクの怒鳴り声。ようやく扉を開けてくれました。
どうやら中は凄い匂いらしい。
クロエが思いきり顔しかめて手を振ってます。
どういう匂いなんだろう……クスリ? それとも体臭的な? 生活臭?
車の後部からノートを持ってこい、と命令しながらいきなりキャンピングカーを発車させるフランク。
この場で話すんじゃないのかよ。
このまま乗ってて大丈夫なんだろうか。
フランク、一応売人っていうことですし。
ちょっと警戒しながら後ろへ。
途中、ハッパが無造作に棚に置かれていました。
取るって選択肢がありましたが、ダメですよ、クロエ。そんなことさせませんからね。
棚には豆の缶詰が思いきり詰まってて、冷蔵庫には冷凍ステーキが山ほど。
ステーキは犬の食事らしい。
てことは豆の缶詰はフランクの主食……?
え、普通逆じゃね?
パソコン見させてもらったら犬の躾に苦慮してるフランクの投稿があって笑った。
どうあっても虐待してると決めつけられてキレるフランク。
確かに、あの相談相手の返信はどうなんだと私も思ったけど。
奥に行くとフランクの生活スペースのようです。
ベッドの下から子犬が飛び出してきて、クロエのズボンの裾に噛みつきました。
意外にも面倒見が良いクロエ。良かった、蹴飛ばしたりするような奴じゃなくて。
そして子犬はフランクに懐いているようです。
呼ばれると一目散に走り去っていきました。
可愛いな。
改めて、部屋を見ると子犬の痕跡がそこかしこに。
枕から綿が飛び出してたり、部屋の隅に犬の皿があったり。
なんとなく微笑ましくなってくる。
さて。
ベッドの上にあったノートを持ってフランクの元に戻ると「頼み」についてのお話が。
クロエの同級生、ドリューがクスリを部活仲間に売りさばいて結構な金額を稼いでいるけど、一向にその金を自分に払わないから、クロエに取って来て欲しいって話しみたいです。
う~ん、めちゃくちゃ微妙。
穏便な話し合いっていうより盗み出せってな感じだし。
そもそもドリューって誰だっけ?
それに、クロエは停学になったばっかりだし、これ以上の問題は起こしたくない。
成功報酬としてクロエのツケがチャラになること、そして10%の分け前を貰えることを約束してくれるフランク。
彼のことは何となく信用できそうなんだけど、でもねぇ。
ま、クロエは受けざるを得ないんですが。
そういえばバックトークで先ほどの女性について、正体に迫ることができました。
客の情報だから頑なに口を閉ざそうとするフランクですが、甘すぎます。
あんまりきつくないバックトークで、彼女の名前がセラだと判明。
ふぅむ。レイチェルパパの浮気相手。
名前以上のことは分かりませんね。
さて、クロエを寮の門に下ろし、さっさと置き去りにするフランク。
仕方ないね。やるしかない。
寮の前の庭は前作(本編)から見覚えがあります。
マックスのときも寮に入って色々調べてた気がする。
庭にはステフとエバン。
ステフはTRPGやったから覚えてるけど、鳥の写真を撮ってるエバンは初めまして。
本編にいましたっけ?
ステフに話しかけるとレイチェルに恋人はいないのかと聞かれました。
え、なんで?
どうやら告白したいらしい。
ふぅむ。同性愛率高いな。だけど男性の同性愛はあんまり見かけない。
クロエは別にレイチェルと付き合ってるわけじゃないんで、彼女はフリーだよと教えてあげました。
彼女はやめとけ、と言いたいところだけど、そんな選択肢、ないし。
嫉妬してると勘繰られても困るし。さっさとここを離れましょう。
寮に入ろうとすると鍵がかかってました。
えー。
本編でも鍵かかってたっけ? 忘れたなぁ。
建物の端っこの方に行くと用務員室が。
サミュエルさんがいました。
つぶらな瞳が超キラキラしてて、ちょっと眩しい(笑)
部屋の椅子に鍵がありましたが、サミュエルさんがいるともちろん取れません。
一度外に出てエバンに話しかけると、なんでクロエがここにいるのかと聞かれました。
そりゃそうだ。今朝停学になったばっかりだもんな。
才能を無駄にするやつは嫌いだ、とはっきり言われるクロエ。
いいぞ、エバン。
ちょっと変態チックだけど良い奴そうだ。
彼の前にあるスプリンクラーを壊せばサミュエルが用務員室から出てくるっぽい。
鳥を驚かせてトーテムに追いやり、エバンをその場から移動させ。
ステフが見てないことを確認しながらこっそりスプリンクラーを壊すクロエ。
いやいやいや、結構無理があるだろ、それ;
無事にスプリンクラーは壊れ、サミュエルが部屋から出てきたのを見計らって鍵を拝借するクロエ。
そのまま寮に入ろうとしたところで今度は中からスキップが現れました。
思わず踊り出すクロエ。可愛いぞw
スキップは見回りしてたみたいですね。
当然ながら彼もクロエがここにいることを訝しんで聞いてきました。
そりゃ、今朝見送ってくれたのは彼だし。
思えばあれからまだ1日も経ってないんだよなぁ。
苦しい言い訳しながら何とか中に入ろうとするクロエですが、スキップにも警備員っていう立場がありますからね。
バックトークになりました。
何だか良く分からないことを喚くクロエに困惑するスキップ。
た、大変だなぁ、警備員ってのも。
バックトークを成功で終わらせると、丁度良く校長から無線が入りました。
不審な車が発見されたらしい。
フランクだな。
良い言い訳ができたようで、クロエのことは見逃してくれるようです。
良かった。
スキップさん、良いやつっぽいから困らせたくないのが本音です。
さて。
今度こそ、寮に入るクロエ。
……てか、スキップとのやり取りとかも結構大声だった気がするんだけど、ステフとかサミュエルとか、誰もクロエに気付かないの? おかしいよね。
中に入って壁のマップを確認。
ドリューの部屋は一番奥ですね。
手前に扉が空いてる部屋があったので、入るとエリオットの部屋でした。
うーわ、悪い奴だ、クロエ。
住人が帰ってこないかもドキドキだっていうのに、クロエの態度にはまったく焦りがない。マジで大物だわ。
エリオットの部屋にはクロエが「懐かしい」と思うようなものが沢山ありました。
幼馴染なんだっけ。
クロエにはレイチェルよりもエリオットとくっついて欲しい。
引き出しを開けると日記らしきポエム。
えっと。
クロエのことを書いてたらしいんですが……超黒歴史になるやつじゃん、これ。
クロエに見られて。
エリオットに心底同情します;
パソコン調べても、何やらクロエのことを検索した痕跡が残ってます。
あと、ネクタイの結び方、とか。
クロエと演劇に行く話してたからね。
ネクタイの結び方なんて調べてたのか。
可愛いな、エリオット。
……ちょっと、うん、思い切り、ストーカー的な、変質者的な素質があると思うけど。
クロエが嫌がってなければ、まぁ、いいよね。
パソコンの検索結果を見ても、日記を見ても、笑って済ませるクロエは鈍いのか大らかなのか。
ドキドキしながら外に出て、ホワイトボードを調べると落書きができました。
こらこら。隠密行動じゃないのか、お前。
思い切りバレバレな行動取って、どうするよ。
幸いにもまだ廊下には誰もいません。
他の人の部屋にも入れず、ドリューの部屋に到着。
一応ね、ノックだけはしてみました。
中には誰もいないみたいです。
良かった。
中に入ると、部屋の隅っこにトランク発見。南京錠がついてます。
お部屋を色々物色させて貰いました。ドリューって優秀なアメフト選手なんですね。
暗証番号はマイキーの誕生日。TRPGを一緒にやった男の子のお兄さんか。
トランクを開けて中から封筒に入ったお金を発見。
あ~、犯罪者の道まっしぐら。
外へ出ようとしたところ、本当に丁度良く、外から中に誰かが入って来ました。
マイキー?
言い訳立たんよ、これは。
すっごいしどろもどろになるクロエに疑わしい目になりはじめるマイキー。
そりゃそうだよね、と思ってたら後ろからドリューが慌てたようにクロエたちを部屋に押し込めました。
追われているらしい。
どうやらデイモン。
フランクの仲間で、ボスか。
お金を持ってこないドリューに業を煮やして乗り込んできたようですね。
てか今こそスキップの出番じゃないのか。何してんだ、スキップ。
マイキーと一緒にいて、絶対に外に出てくるなと命じるドリュー。
アメフト選手らしく頼りになる大きな体ですが……もしデイモンが武器持ってたらどうするんだ。
ひとまずクロエが部屋にいたことは脇に寄せられ、今はこの場を乗り切ることが最優先。
デイモンが部屋の前に到着してドリューを責め始めました。
何とか言い逃れようとするドリューですが、お金を回収すると言う目的を掲げたデイモンは聞く耳持ちません。
目的達成まで何でもしそうなやつだ。
扉越しに殴る蹴るの音が痛々しい……。
(ノ_<。)
飛び出していきそうなマイキーを止めながら、私の方がもう我慢ならん。
お金を渡すか、マイキーの傍にいるか。
分岐に重要な選択肢。
ドリューにはマイキーの傍にいるよう言われましたけど、これでドリューが死んだら寝覚めが悪すぎるから。
「お金を渡す」を選択。
扉を開けて外に出て、デイモンに封筒を渡すクロエ。
ドリューが抗議の声を上げましたがデイモンには敵いません。
マイキーも飛び出してきて、デイモンにあっさり弾き飛ばされ。
あー、もう。
お金は渡したんだからさっさと寮から出て行って欲しい。
マイキーがうずくまったままうめき声上げるのが超心配。
デイモンはフランクからクロエのことを聞いていたらしく、何やら含みのある言い方しながらようやく寮を出ていきました。
疲れたわ。
デイモンが去った寮では大騒ぎ。
マイキー、入院ですね……。
でもあれが最善だったと思います。
いくらドリューが頑健だったとしても、廊下に出たとき既にデイモンにいいように暴力振るわれてたし。
本当、もし死んでたら寝覚めが悪すぎる。
これ以上クロエの心痛を増やして欲しくないのも本当ですしね。
さて、時間が変わって演劇のお時間。
レイチェルの元へ行くため舞台裏へ。
エリオットから誘われてたけど……なんのフォローもなしか、クロエ。
まあいいけど。でもレイチェルのところには行くのになぁ。
舞台裏には開演までの独特の時間が流れていて、緊張しますね。
サマンサがテントの裏を覗き込んでいて、話しかけると静かにするよう言われました。
何なんだ?
役者たちに話しかけていきましたが特にはなし。
キートン先生からは「今でも愛を信じないかね」みたいな質問をされました。
前に「馬鹿らしい」と答えたから、その選択に対応してるっぽい台詞、ですかね。
でもそれだけです。
演者が舞台に間に合わないかもしれない、みたいなことも言ってますが、誰のことだか分かりません。
いちいち大袈裟で、それは別に笑えるからいいんだけど、本当に聞きたいときには何言ってるのか分からなくてモヤモヤします。
楽屋に入るとビクトリアが鏡の前で自分を鼓舞してました。
「自分はできる」と必死に暗示をかけたあと「でもやっぱりできない」と薬をがぶ飲み。
おお……かなり繊細で真面目な子だったんですね、ビクトリア。
高飛車なだけかと思ってた。
レイチェルとは別方向の高慢さで、こっちは結構好きかもしれません。
ビクトリアの様子を窺っていると、いつの間にかレイチェルが後ろにいました。
気付いたビクトリアがいつも通り強気な仮面を被りますが、もうバレバレだから、諦めて。
\( ̄∀ ̄*)
ビクトリアを応援するレイチェルですが、嘘くさい。
クロエも、応援するか、バックトークで降板させるかの選択肢。
今更降板させるバックトークってなんなんだよ。
でもまぁ、バックトーク自体は聞きたいしな、と仕掛けてみることにしました。
結果はもちろん成功。
学校中の笑いものだと指さすクロエに、ビクトリアは何か思う所あったんでしょうね、やっぱり。
そういえば写真のコンテストで賞を取ったと言ってましたっけ。
ここに「写真の才能」という選択肢が出てきました。
あそこの行動がここに繋がってくるのか。長かったな。
写真の才能を選択すると、急に演劇には熱が冷めたかのような、言い訳を得てピチピチと輝く魚のような(笑)
怒涛の降りる宣言が始まりました。
台詞なんて覚えてない、という一言に眉を寄せるレイチェル。
まぁ確かに、普通だったらレイチェルが代役頼む事態になるわけないから、代役が本気で台詞覚えてなくても納得ですし、なんなら演技指導もされてたのか疑問です。
これでレイチェルが主役に復帰ですかね。
ビクトリアがドカドカと楽屋を出て行った直後、キートン先生の嘆きが響いてきました。
素早いな。
外に出ると、良くない知らせが届いたらしい。
なんたらかんたら言ってましたが、要はやっぱり演者が足りないと。
そしてビクトリアも「こんなプロ意識の低い人たちとなんてできない」と癇癪起こして降板宣言。
ん? さっきも降板するって言ってたじゃん、あなた。
なんかキートン先生の台詞の次に来るには違和感のある台詞ですが、まぁ、色んな選択肢があるので辻褄が合わないところも出てくるんでしょう。
激昂したビクトリアが出て行く中、レイチェルが「主役やりましょうか?」とあくまで下から目線で挙手。
ほんと、役者だよなぁ、この子。
キートン先生は喜びますが、もう1人、代役が必要らしい――って、やっぱりそうなるよね、レイチェルの手回しによってクロエが舞台に出ることになりました。
律儀につきあってあげるクロエは本当、偉いと思います。
楽屋に置いてあった台本を何となく目を通しただけで、あっという間に本番へ。
クロエは通し稽古も何もやってないよ。酷すぎるぞ、皆。
次々と場面が変わって、あっという間にクロエの出番。
やっぱりというかなんというか、台本通りの台詞が選択肢に出てきました。
ここで台本通りに進まないと後のプレイに影響が出そうですね。
何となくではありますが、一通り最後まで台本通りに選択できた、と思われます。
途中でレイチェルがアドリブぶっこんで来たときはどうしようかと思ったけど、そこはもう台本の範疇じゃないので、雰囲気良さそうな感じで応えておきました。
自由を約束したではないですか、とか。
共に行きましょう、とか。
舞台は大成功。
キートン先生から盛大な感動を貰いました。
さて、演劇も終わっての帰り道。
緊張感から解き放たれ興奮だけが残った2人が楽しそうに夜道を歩いてます。
本当、楽しそう。ここはいいなぁ。
ですが――またレイチェルが「この街から出る」と言い始めました。
叶えるつもりのない夢は虚しいとか何とか、クロエに言われて意地になったレイチェルは「私は本気よ」と引きません。
クロエはレイチェルさんの面倒くさいスイッチを入れてしまったようです。
本気度を見せるにはどうするか。
再びここで選択肢。
ブレスレットを貰うか、タトゥーを刻むか。
どちらか択一の選択肢です。
いやいや、タトゥーって。
クロエは好きそうだけど、私は反対派だから。
ブレスレットを貰っておきましょう。
ここ、あとで選択肢の振り返りを見たら、どうやら「キスする」みたいな選択肢もあったみたいですね。
リザルト画面で70%ぐらいのプレイヤーが選択しててビックリしました。
何かフラグがあったのか――てか私はレイチェルとの恋人関係を全力拒否してきたから、それらが原因ですね。
いいよ、そんなフラグ要らないよ。
ブレスレットを貰うと、どうやらそれはレイチェルが生まれた頃からずっと肌身離さず持ってたものだと判明しました。
お、重たい! そんなブレスレット要らない!
返そうとするクロエですが、レイチェルは受け取らない。
ふと空を見上げると、赤くて。遠くに山火事が見えて。
しかも降って来てるのは灰、かなぁ。
唐突に――その光景を見たレイチェルが、また唐突に「今すぐにこの街を出よう」と乗り気になりました。
今度はなんなんだよ。
山火事見て自分のしでかしたことから逃げたくなったのか? 無意識に。
クロエと楽し気に計画するレイチェル。
ひとまず準備をするためレイチェルの家へと向かいます。
レイチェルの両親は既に帰ってきていて、見つからないよう2階へ向かおうとするも、見つかってしまいました。
クロエも夕飯に招かれました。
ここは大人しくご相伴に預かりましょう。
頼むからクロエ、レイチェルに感化されずに最後まで自分を保って欲しい。
レイチェルが2階に行ってる間、レイチェルママにお手伝いを申し入れるクロエ。
育ちが良いクロエ。最高です。
途中、新聞広げて寛いでいるレイチェルパパに探りを入れたり、パソコンで彼の検索履歴を探ったり。
ジェームズに対する目が厳しいというか、自分で自分の首を絞めてく感があって嫌だな。
夕食の準備が整ったので、レイチェルも含めて全員で一家団らんのお食事です。
ですが――ああ、何もないまま終わるはずがありませんね、やっぱりクロエはクロエです。
レイチェルパパへの悪態を心の中で呟くだけでは我慢しきれなくなったみたいでバックトークが始まりました。
ちょっとジェームズが可哀そうに思えましたが、浮気については苦しめばいいと思うから、遠慮なく成功させました。クロエとジェームズが険悪ムードに。そりゃそうだ。
しかもパパ、自分がずっと攻撃されてることに気付いてしっかりと叱ってきますしね。
レイチェルママが窘めても聞きません。
でも、レイチェルママは結構凄い人でした。
色眼鏡に染まらずしっかりとクロエを見てくれて、ちゃんと1人の人間として対応してくれます。
ジェームズに合意するのかと思ってたからビックリした。
ジョイスもそうでしたし、このゲームのママたちは皆しっかりしてますね。
そこで終わるかと思いきや、なんと、レイチェルが切れました。
テーブルを皿でバーンと豪快に破壊。
あ~……。
(^_^;)この子もう嫌。
ついつい片付けのことを考えてしまったよ、私は。
浮気してた、とジェームズを責めるレイチェル。
かなり気性の荒い子ですよねぇ、本当。
逆に今までお冠だったジェームズが冷静になって宥めてきました。
人間、自分より激しい人間を見ると、落ち着くんですね~……。
ああ、クロエもそのタイプか。
あれは浮気ではない、実はあの女性はレイチェルの産みの親なんだよ、と打ち明けるパパ。
隣にはローズ、レイチェルママも。
こうなったからには仕方ないよね、としっかりレイチェルに2人で向き合ってくれることになりました。
さてさて、ジェームズの説明ターンが来たところでエピソード2は終了。
お次はエピソード3。
これで最後ですね。
クロエには席を外して貰いたい感じで言うジェームズですが、レイチェルがそれを拒否。
一緒に聞いて貰いたい、と手を握って来ました。
……さっきまであんなに激しく問い詰めてたくせに。
誰も巻き込まないで1人で聞いて受け入れて悩んでくれよ。
レイチェルママはかなりしっかりしてるぞ。
都合の良いようにクロエを消費されてる感がして、なんかムカムカするんですよね~。
クロエを離さないレイチェルを見て、ジェームズはクロエを遠ざけることを諦めたようです。
自分の過去を淡々と話し始めました。
セラは学園のマドンナ。付き合えることになったときは有頂天になった。
だけどセラの本性はかなりヤバイやつで、いつも何かから逃げるためにクスリを使い、レイチェルを産んだあともそれは変わらなかった。
レイチェルを危険に晒す行為は到底許せるものではないため、ジェームズはセラと離婚を決意した。
簡潔にまとめると、こんな感じですね。
全部を聞き終えたレイチェルは気分が悪くなったようで、2階の自分の部屋へ引き上げてしまいました。
クロエは置いていかれたので1階をうろつきます。
ジェームズはさっきまで新聞広げてた椅子に深々と座って、疲れた顔。
ローズも同じく、台所に行って立ったまま項垂れて、疲れた顔。
クロエだけが異分子。超気まずい空気ですよ。なんで私ここにいるんだっけ? と思ってしまうわ。
てかレイチェル。こんなところに置いていくな。
ジェームズに「真実を隠すことはない、知りたかったはず」と告げるクロエ。
パパには到底容認できる内容ではありません。
セラは売人を家に上げて、赤ん坊だったレイチェルにも危害が加えられそうになっていたらしい。
レイチェルに真実を告げて、母親に会いたいと思われ、今またレイチェルが危険に晒されることになるのは、それだけは避けたい。だから、とクロエに協力を呼び掛けるジェームズ。
娘を危険に晒さないためにセラに会わせないようにして欲しい、と。
あ~、そういう言い方だと、クロエは拒否りますよね。
決めるのはレイチェルだから。
本当、他人に自分の自由意志を奪われるのが嫌いな子ですね、クロエ。
自分が嫌だから、他人が同じ目に遭おうとしているのは許せない、って感じでしょうか。
ジェームズはやり込められた風でもなく、レイチェルが危険に晒されなければいいんだと説明。
レイチェルを守って欲しい、と。
それだったらクロエの望みとも合いますので……。
お次はローズさん。
気遣うクロエに笑ってくれました。
セラにキスしたジェームズを怒らないのかと聞いてみますが、信頼しているからそんなことでは怒らない、色々あるのよ、と達観したように語ってくれるローズ。
一笑するでもなく、拒否するでもなく、バカにするでもなく。
あくまでクロエを個人として対応してくれるのが非常に好感度高いです。
さて……やることもないのでレイチェルの所に行きましょうか。
階段上ってレイチェルの部屋に足を踏み入れると、ベッドに横になって静かに泣いてるレイチェルがいました。
複雑な感じ。これは落ち着くのを待つしかないと思うんだけど……。
レイチェルの部屋にはそこかしこに、星に関するアイテムが飾られてました。
何か分かる気がする。
プラネタリウムとかは子供の頃かなり大好きで憧れだった。
今も好きだけど。
レイチェルに元気出して貰うため、クロエが考えたのは、部屋の中のプラネタリウム。
元々あった机の上のプラネタリウムを改造して、懐中電灯の強い光で天井を照らすと、かなり綺麗な光景になりました。
ところで、壁を調べているとネイサンとレイチェルが一緒に映ってる写真があったんですが、どういうことでしょうかね。「そういうことか」とクロエは納得してるっぽいけど、そういうことって、どういうこと。
付き合ってるという納得で良いのか、これは?
唐突に出て来たツーショットにビックリです。
レイチェルを起こして星を見せるクロエ。
偽物だけど、綺麗なものは綺麗ですから。
少しは元気になったレイチェル。
クロエに添い寝して貰いながら、やっぱり産みの母であるセラに会ってみたいと零してきました。
瀕死のレイチェルを見てるクロエが拒否なんてできるわけないじゃないですか。
まるで付き合いたての彼氏みたいな感じで思いきり甘やかしてますよ。
何とかする、任せろ、と優しい顔で約束するクロエ。
ああ……レイチェル、聞きたい言葉を聞けて嬉しそうですね。
そのために何が犠牲になるのかと思うと頭が痛いです。
絶対無茶するじゃん、クロエは。
一夜明けて、車を直す工具を取るため自室に戻るクロエ。
そこで、超荒らされた自分の部屋にビックリ。
――いや、元々結構散らかってたからね、クロエの部屋。違いが良く分からんのだが。
(^_^;)
どうやら部屋を荒らしたのはデイビッドみたいです。
そういえば同棲するって言ってましたもんね。
クロエの部屋に手を入れたか……。
クロエがどう思うか、どう反応するかなんて、分かり切ってるはずなのに。
なんで10代の女の子にマウント取ろうとするの、あいつ。
嫌悪感しか湧かないわ。
ひとまず荒らされた怒りは置いといて、フランクに連絡取ってセラのことを教えて欲しいとお願い。
選択肢は「あたしは上客だろう?」と、殴られそうな台詞。
でも一応成功したっぽい。嫌な感じはありますけど、今それを考えてても仕方ないので次いきましょう。
廊下に出ると1階から音楽が聞こえてきました。
ジョイスが音楽かけてるのは珍しいらしい。
なんだかクロエの居場所が家からなくなっていくようで嫌だなぁ。
シャワーに行く前にママの部屋へ。
デイビッドの荷物が増えてます。
そしてどうやらママ、本当に婚約指輪を売ったみたいですね……$300。
溜息しか出ません。
前のパパと映っていた写真は、せっかく飾っていたのにまた仕舞われていたり。
タンスの中にはデイビッドの服も畳んで入れられていたり。
引き出しに2人の匂わせを見たり。
今日はママの日だったと思い出したり。
啓発本がデイビッドの影響で最悪な本に変わっていたり。
ああ、嫌だ嫌だ。
自分のテリトリーに嫌いな人が入ってくるのがもう嫌ですね。
そして自分の好きな人が徐々に浸食されていくのを見るのも嫌。
クロエが辛そうです。
シャワーを浴びて、前髪を一部だけ青く染めて。
自分は自分を貫くって宣言の代わりでしょうかね。
気付かれないように1階へと向かう途中、ジョイスとデイビッドが仲良く料理してる姿を見るクロエ。
衝撃です。
思わず階段に座って見守りますが、居たたまれない。
このやり取りは見たくない……。
どうやら母の日だから料理を振舞おうとしているデイビッドと、それを微笑ましく受け入れてるジョイスの図、を見せられているらしい。
溜息ついてガレージへ行こうとするクロエですが、物音に気付いたデイビッドから強い誰何の声。
ここは流石に元軍人って感じでしょうか。
ジョイスの方が玄関に近かったのに、反応したのはデイビッドですからね。
クロエ、見つかったら見つかったで強行突破で出て行くもんだと思ったけど、舌打ちしながらちゃんと振り返るんですね。ジョイスが駆け寄ってきて、嬉しそうに挨拶。
青い前髪を見て何か言いたげだったけど、そういえば演劇に出たんだった、と納得してくれました。
でもクロエ、ジョイスにはウソをつきたくないのか、演劇には出たけどこの髪を染めたのは演劇のためじゃない、と否定しました。不器用か。
直ぐに出ていこうとするクロエはジョイスに引っ張られてリビングへ。
デイビッドと話し合いの場を強制的に持たされました。
超気まずそうなデイビッドですが、それはこっちの気持ちですからね。
持ち物検査をしたのはやり過ぎだった、と唐突に反省するデイビッド。
あ~、ずいぶん前のことのように思えますが、そんなこともありましたね。
いまだに強い嫌悪感ですよ、貴方。
でも今後はそんなことはもうしないらしい。
クロエが「持ってない」と言ったらその言葉を信じるし、疑うようなことはしない、と。
どういう心境の変化なのか。
クロエが「へぇ」と意外そうに呟くと、ジョイスが後を引き継ぎました。
クロエにとって家を居心地の悪い場所にしたくないから、デイビッドと決めたらしい。
というか、これはジョイスが押し切った感じですかね。
グッジョブ、ジョイス。
まぁでも、「部屋を荒らした」と暴露するクロエ。
だって本当ですしね。
どうやらジョイスは初耳だったようです。
鬼の形相でデイビッドを睨んでくれて、デイビッドもたじたじです。
酒を隠し持ってないか不安だというジョイスの言葉を拾い上げ、デイビッドが自分の判断で動いた結果らしい。
ジョイスがそこまで望んでいたかどうかなんて彼には関係ないんですね。
意識合わせもしてないみたいです。
ジョイスに言い訳するデイビッドでしたが、途中で素直に謝罪に切り替わりました。
え、潔いじゃん。どうした?
仲直りというか、歩み寄る良い機会だと思ったようです。
デイビッドが従軍してた頃の思い出話を唐突に語り始めました。
親友がいて、戦いが終わって国に帰ったらあれをしよう、これをしよう、と色々話しながら笑ってたけど、ある日親友は帰らぬ人となった。
仲が良かった親友との写真を今でも持っていて、これをクロエに預けよう、と差し出してきました。
いや、なんで?
いやいや、デイビッドとの仲直りとか、そういうこと関係なしに、いきなり何で?
なんで死んだ貴方の親友との思い出の写真を貰わなきゃいけないの?
唐突過ぎるんだが。
思わず呆気に取られました。
写真を預かるか預からないかの選択肢。
唐突過ぎたから拒否する選択肢を選びたくなったんですが、これが彼なりの精一杯の歩み寄りなんだとしたら、無下に断るのもちょっとね。
だいぶ悩みましたが……預かることにしました。
なんでこれで歩み寄った、仲直り、って思えるのか不思議。
貴方の過去の親友のこととクロエのこととは、全然別物なのに。
ひとまず満足した様子のデイビッドとジョイスを置いて、家を出ました。
やっぱりなんで写真なのか、まだ納得できない。不思議。
ガレージは前に見たよりもデイビッドの私物が置かれてました。
クロエが眩暈起こしたかのようにクラッと。
が、頑張れクロエ。
ひとまずパパの工具箱へ。と同時に車の修理マニュアルを見つけて喜ぶクロエ。
それだけで修理できると思うって、どんだけ優秀なんだよ。
廃品置き場に戻って車のボンネットを開けて。
さっそく修理に取り掛かります。
横に置かれたラジオを付けると、なんとスキップがバンドのインタビュー受けつつ曲紹介してました。
頑張ってんなぁ、彼。
ここも過去の選択肢で変わってくるのかなぁ。
今回はデモテープを絶賛してたけど、聞かなかったり、別の評価してたりしても、このラジオで聞けるんだろうか。
別の選択肢を試したい気持ちはあるけど嬉しそうな今のスキップが寂しそうになるのは心が痛む。
何となく応援したくなる人物だ。
さてさて。肝心の修理の方は、本当に終わりました。
優秀すぎるぞ、クロエ。
無事にエンジンがかかって車を乗り回し、楽しそうです。
――クロエって16才でしたっけ?
煙草やクスリの時にも思ったけど、アメリカの法律って何歳からなんだ?
クロエの居住はオレゴン州。
調べたら運転免許は16才OKでした。
飲酒&喫煙は21歳から。ダメじゃん。
クスリはもちろん完全アウトだと思うけど、とりあえず飲酒喫煙もアウト。
早死にするよ、クロエ……(本編無視)。
さて。
小屋にいるとレイチェルがやってきて「車の位置が動いてるんだけど」と嬉しそうに報告してきました。
しらばっくれるクロエですが、こっちも楽しそうですね。
そこにフランクが。
廃品置き場に着いたようです。
レイチェルと向かうと、そこにいたのはフランクとデイモン。
う~わ、嫌な人物来ましたね。何しに来たの。
マイキーの骨を折ったこと、忘れてませんからね。
ちょっとの刺激で直ぐに激昂しそうだから、慎重に選択肢を選びたい。
なるべく、刺激しないように。
肝が据わってる、とデイモンに褒められました。
自分の仕事を頼みたいとも言われましたが、冗談じゃない。
ああ、クロエは何とかなりそうだけど、レイチェルがいるのでヒヤヒヤする。
頼むから大人しくしてて欲しい。
どうやらフランクは「セラについて嗅ぎ回るな」という忠告をしたくて来たらしいです。
それだけだったら1人で来れば良かったのに、と思わなくもないけど……フランクだけだと頼りないと思ったのか、それとも厄介な芽は早めに潰しておこうと思ったのか。
本性を見せてやれよとからかわれるフランクですが、荒事はなしだ、とデイモンを諫めてくれました。
こっちはかなり大人な対応だ。
なんで売人なんかしてんだろうね。
デイモンと本当の意味で仲が良いのかは疑問です。
用は終わったと踵を返す二人にホッとしましたが、それをぶち壊したのはやっぱりレイチェル。
嫌だ、と強気で前に出てしまいました。
思わず「レイチェル」と呼んで止めに入ると、敏感に反応したのはデイモン。
すぐさま「あの検事の娘か」とピンと来たようです。
名前だけでピンとくるって、どういうことだ。
検事の娘、って言ってるだけだから、セラとの血縁関係まではバレてないのかね。
デイモンとジェームズがどこかで繋がってる?
ああ、検事とデイモンだから、何かの事件で苦虫噛んだことがあるとか、そういうことか?
怖い者知らずに突っかかるレイチェル。
ジェームズのことを言われ、セラに会えない苛立ちも、彼女に火を点けた原因でしょうか。
なんとレイチェル、転がっていた角材で思いきりデイモンの頭を殴りました。
Σ(・∀・;)
やっちまったよ、この子……。
絶句するクロエに激昂するデイモン。
とうとう刃物を持ち出してレイチェルに迫って来ました。
そりゃそうなるだろう、レイチェルよ……。
何とか防御してくれと思ったのもむなしく、呆気なく刺されるレイチェル。
逃げる様子もなかったから「何とかなる」とか「誰かが助けてくれる」とか、思ったんでしょうか?
どこを刺されたのかは、映像では分かりませんでした。
誰も何も言わないし。
腹? 心臓? 腕?
レイチェルが着ているアウターが見る間に赤く染まって不吉。
でもやっぱりどこを刺されたのかは不明。
腹や心臓で、もうナイフが抜かれてる状態だったらアウトだよ。
フランクが体を張ってそれ以上の悲劇を防いでくれましたが、いつ負けるとも分かりません。
呆然としていたクロエは何とかレイチェルを抱えて車に乗せて走り出し。
病院へ向かってる間にレイチェルの意識はなくなってしまいました。
エピソード2はここで終了。
どこまでもレイチェルの自業自得感があり、クロエはただ巻き込まれただけ。
口が悪くて態度が悪いだけの16才だから、本当に誰かと命のやりとりするまでの喧嘩とかは、なかったんじゃないですかね、あの反応を見るだけだったら。
幾らでも更生する、軌道修正できる機会はあるのに、本当、レイチェルが邪魔だなぁ。
彼女がいる限り誰もクロエを導けない。
クロエの性格上、更生させるために近寄ったら確実に悟られて嫌われそうだし、誰かに諭されるっていうのも敬遠されそう。
やっぱり親友枠で誠実に接してくれて、クロエがこの先本当の意味で困らないように、寂しくならないように、一緒に考えてくれる人がいい。
誰か~。誰かこの子を助けてやってくれんかね~。
ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
エピソード3。
レイチェルを肩に抱えたクロエが病院に到着。
看護師が慌てて出迎え、運ばれていくレイチェル。
クロエは待合室でただただ泣きながら待ち続けるだけ。
多くの患者が行き交い、途中でレイチェルの両親たちが来たり、消防士たちがパタパタしたり。
ああ、山火事の暗喩がここでも挟まってくるのか。
かなりの長い時間が経ったあと、ジェームズが来て、手術が成功したことを教えてくれました。
上腕動脈が切られたけど切断されたわけではなく、命に別状もないそうです。
傷跡は残るだろうけど。後遺症もないってことで良いのかな? ひとまず良かったです。
クロエの隣に座って経緯を聞き出すジェームズ。
怯えるクロエに、怒らないし責めない、何が起こったのか知りたいだけだと説明してくれます。
いまだ混乱しながら、たどたどしく話すクロエ。
胸が痛い。
ところどころ「あたしのせいだ」って出てくるんですが、意図的に無視しました。
だってクロエは止めたのに。
良識知ってたらデイモンにあんな暴力振るわないでしょう。
自業自得だよ。クロエのせいじゃないよ。
レイチェルの頭だったら切り抜けられたはずだ。
クロエがいたから逆に気を大きくしたんでしょうか?
何があってもクロエがいてくれたら大丈夫、と? 何とかしてくれる、っていう丸投げ感覚?
なんだかな~。
レイチェルはな~。
相互作用で良い結果をもたらすとかじゃなく、ただただ搾取して良いように使う、っていう雰囲気が駄々洩れなんですよねぇ。
デイモンが切れたのかと聞かれ、しっかり「レイチェルが切れた」と伝えました。
するとジェームズは「これが心配だったんだ」と視線を前に向けて溜息。
レイチェルは激情家で、カッとなったら何をしでかすか分からないから、と。
そういえば前にレイチェルの身の安全を考えて欲しいって言われてましたっけ。
守れなくてごめんなさい。そこだけは謝ります。
デイモンが来たのは完全に予想外だったけどレイチェルをセラに近づけるっていうのは冷静さを失くすのと同意ってことなんですね。
レイチェルはこれからもセラに会おうとするかもしれない、と怯えるクロエ。
……多分クロエには止められませんね。
レイチェルに言われたらまた素直に聞いてしまいそう。
ひとまずお話はこれで終わり。
レイチェルが目覚めたら教えてくれる、と約束してジェームズは病室へ向かいました。
入れ替わりにステフが来て、マイキーがここに入院していることを教えてくれたので、そちらにもお見舞いに行きます。
病室の前でうろうろしながら電話かけてる男性は、ドリューとマイキーの父親らしい。
そういえばネイサンパパのせいで無職になって次の職を探してるって言ってましたっけ。
色々大変だな、マイキー家。
お見舞いに行くと再びTRPGが遊べました。
クロエのキャラは前回死んでしまったから、そのままの続行はゲームマスターとして認められない、と言うステフ。
そりゃそうか。
がっかりするマイキーを見て、転生のアイテムを持ってなかった? とクロエに尋ねてきました。
そういえばあったな、転生のなんちゃら、と思い出すクロエ。
本当か? 単純に、ステフもクロエも、マイキーとTRPGをやって元気づけるために適当なこと言ってキャラ復活させようというつもりではないのか?
まぁどちらにしろ、クロエのキャラが復活を果たし、マイキーと再び遊べることになりました。
前回、両足を切り落とされていたエラモンは空を飛ぶしか移動手段がない、とクロエを睨みました。
ごめんごめん、と軽く謝るクロエ。
これはさっさと話を進めた方が良いですね。
最初の分岐点。
マイキーを頼ると洞窟の方には不穏な気配を感じたので、森へ行くことに。
「これ知ってる」と顔を輝かせ、両足を治せる、と喜ぶマイキーですが、その先はやっぱり罠。
そう簡単に両足を治せるぐらい強いアイテムの近くに、何もないはずありませんからね。
善戦はしましたが逃げることにして草原へ。
途中、前回倒し損ねたドューガロンが出てきてアテレコはドリューが実施。
ステフ仕込みの演技はなかなか面白い。
でもあっさり退場です。耐炎のブレーサーを入手しました。
さぁ、お次は最初に追ってきていたドラゴンキンの一族たちとの挟み撃ち。
もう打つ手がないらしい。
何か選択誤ったかな~、と思っていましたが、敵を全滅させる最終手段は残っているらしい。
ただ、それは威力が強すぎて自分達も巻き添えにして全滅するアイテム。
先ほどドューガロンから手に入れた耐炎のブレーサーを装備すれば耐えられるよ、とステフが教えてくれましたが、その貴重品は1つしかありません。
落ち込むマイキーにバックトークをしかけ、自分を犠牲にして生き残るよう説得。
もちろん成功させます。
クロエ、相手を言い負かすだけじゃなくて勇気づけるのもバックトークでできるんですね。楽しい。
心を決めたマイキーはアイテムを発動。
マイキー以外が全滅で終了しました。
残念だけど仕方ない。これって選択肢で結末が変わることあるのかなぁ。
後でまたやってみたいと思います。
病室を出ようとするとドリューが謝って来ました。
ええと、気まずい。そもそも部屋に不法侵入したのはクロエですからね。
いくらデイモンに支払うお金だからって、勝手に回収するのはいかがなものかと。
そこらへんは気になってないみたいなドリューに救われます。ありがとう。
ところでステフってマイキーたちとどういう関係なんだろう。
てっきりマイキーの恋人かと思っていたらレイチェルに告白するとか言うし。
兄弟なのかと思ってたら名前が別だし。
単純にTRPGっていう趣味が合う仲間、って枠で良いのかな。
ジェームズから連絡がありました。
レイチェルが目覚めたそうです。
病室に向かう先、廊下にローズさん発見。
話しかけて励まし合い。
更に先に、ちょっとだけ扉が空いてる病室が。
近づいてみるとネイサンの病室らしい。
エピソード1でドリューにバインダーを取り上げられてたあの男子生徒か。
何があったんでしょうか。
彼を看ていたのは精神科医で、病室にはネイサンパパもいるようです。
勝手に看られた、と憤慨してます。
ですが、看た医師からは忠告。
ネイサンは非常に危険な状態で、今すぐにでもカウンセリングに入らなければいけない、みたいな。
うーん、状況が良く分かりませんが……ひとまず、ネイサンパパが最低な人間だということは分かりました。
病室の扉が閉められてしまったので続きを聞くことはできません。
もっと早く来てればもう少し長く話を聞くことができたんだろうか。
まぁ言っても仕方ない話だ。
レイチェルの病室に入ると、レイチェルとジェームズがいました。
しっかりと手を握り合っています。
信頼関係は取り戻したんでしょうか。
レイチェルに話しかけると、裏切られたけどパパといると守られてるようで安心する、とのこと。
さすがにクロエはパパの代わりにはなれないねぇ。
さて本題。やっぱりレイチェルはセラと会うことを諦めてないみたいです。
仕方ない、と笑うクロエ。
いやいや、怒ってよ、クロエ。
あなたの身に危険が迫ったらどうするんだよ。
クロエだったらレイチェルみたいに後先考えずに捨て身で行くなんてことないと――いや、本当はクロエの方が危険だったわ。そもそも自暴自棄みたいなところあったし。レイチェルに自分を良く見せたい、とかでの誇張は消えるだろうけど、気に食わなければとことんやりあうクロエですからね。
ただ、さすがにナイフを持ちそうな男たちには関わらない、という分別はありそう。
自宅の鍵の場所と、ジェームズの書斎に入るための暗証番号を教えて貰いました。
苦しげにぜいはあと言いながら最後の気力を振り絞ったレイチェルは、そのままスゥッと眠りへ。
お休みなさい。
病室を出ると廊下にはエリオットがいました。
久しぶりですね、と思うより前に、彼が手にしてる人形が独特で目が離せない。
超気になる人形だ。
どうやらマイキーのお見舞いに来たらしい。
ああ、なるほど。
流石に今の今でレイチェルの入院を知ってるはずがないか。
レイチェルが刺されたことを伝え、何かあったら報告するよ、と伝えるクロエ。
「報告」って何だ、報告って。
お前はエリオットの部下だったのか。
でもなぁ。エリオットがなんか不気味な気配なんですよねぇ。
とてもじゃないけど「無関係」みたいな選択肢は選べないほど親身になってくれるし。
クロエにとってはありがたいはずのエリオットなのに、この先大丈夫か、二人とも? と不安になってしまった。
エリオットと別れてエレベーターを待つクロエ。
ちょっと今の会話に何か思う所があったのか、終始様子が落ち着かない。
顔を上げて振り返って、おお、エリオットを見るのか――と思いきや、待合室の椅子にいたレイチェルのパパママを辛そうな目で見てるだけでした。
そっちかい。
(ノ≧□≦)ノミ ┻━┻
ずっと心配そうに見送ってたエリオットに、少しは報いてあげて!
ま、仕方ない。
レイチェルの言葉通り、家に行って、書斎へ入るクロエ。
ああ、病院でジェームズを見てたのは、これから書斎に入るから家に戻って来ませんように、という願いが篭っていたのかもしれませんね。
ところで、私だけでしょうか。
この書斎、超頻繁にエラーになります。
引き出しのところで2回、証拠品近くで1回。ゴミ箱に近づいて2回。
(ノ≧□≦)ノミ ┻━┻
ちゃんとゲームがしたいのよ、私は!!
エラーになるたびソフトの再起動が必要になり、毎回オープニングから見ないといけない。
スキップ機能つけて欲しいやね。
その前にエラー回避を実施して欲しいけど。
ところで、今回はプレイ中にクロエが落書きするとトロフィーを取得できる仕様なんですが、今回の落書き場所はジェームズの仕事机の引き出し。
しかも開けた中ではなく、思いっきり、外側に書くクロエ。
いやいやいや、さすがにそれはないわ。
引くわ。ヾ(・д・`;)
書斎探しはジェームズにばれないようにしておいて、ひっそりセラに会う、という展開を狙ってるんじゃないの?
めちゃくちゃ派手な犯行声明じゃないですか。
いくら引き出しにシェリー酒があってイラッとしたんだとしても。
そして明らかに激怒されそうな場所に書くっていう……そこだとクロエは自分の落書きも見れなくなるし、もっとオープンな場所に落書きして欲しいよ。
いや、本当はそれも器物損壊でダメなんだけど。
ちょっとなぁ。今回のクロエはダメですよ。
探索を続け、トロフィーの下から鍵発見。
鍵のかかってた引き出しを開けると、セラからの手紙と携帯を発見しました。
手紙は、いつからいつまでの分なんでしょうね。
更生したからレイチェルに会わせて欲しい、会いたい、というもので、途中からは弁護士挟んでのやり取りになってる様子。ジェームズが言ってた送金も、実はセラは使ってなかったみたいです。
いや、途中までは使ってたけど、その後は手を付けてない?
いったいいつから手を付けてないのかは分からないなぁ。
クロエさん、ジェームズから聞かされた内容が違う! とそこにフォーカスしてしまい、もう他のことは聞かないモードに入ったようです。もう少し視野を広く持って欲しいわ。
手紙と一緒に入っていた携帯は、セラとの連絡手段かと思いきや、なんとデイモンとのやり取りでした。
ジェームズとデイモンは繋がっていた?
クロエの体が小刻みに震え出す――で合ってるよね? モデルの不備とかエラーになりかけてるとかじゃないよね、演出ですよね?(どっちなのか本気で分からなかった;)
レイチェルを刺したのは流石にデイモンの独断らしいですが……うーん、メールのやり取りからは、明確な指示の内容が分かりませんね……。
とりあえずセラとレイチェルを会わせないように、ということは伝わってきますが……。
セラはデイモンに捕らわれているようです。
写真も送られてきました。
いったいいつからだ。
後ろ手に縛られ、椅子に座らせられ、両足も椅子の両足に括りつけられて、全然身動きが取れない状態。
かなりきつそう。
ちょっと前のやり取りっていうより、リアルタイムなやり取りだったのかな。
ジェームズは検事だからデイモンの事件を扱ってて、たまたま接触して、そこから広がってった感じかなぁ。
セラの場所に行く前に、事件の証拠隠滅を図れと言われ、困惑するクロエ。
司法取引ってか、思いっきりダメな取引じゃん。ジェームズよ。そこまでするか。
部屋の隅にあった引き出しから事件の証拠品を発見。
重要な証拠品って自宅に持ってきていいのか?
それこそ今みたいにクロエに何かされたりする、って責任問題になるよね。
躊躇いなく証拠品をゴミ箱で燃やすクロエ。
まぁ、震えてるけど……ちょっとは思いとどまって欲しい。
煙を外に出したあと、窓を閉めると何やら警報が起動しかけたようです。
窓にはもう触らないでおこう、と言いますが……なんなら今すぐ書斎から出ていって欲しい。
あまりにも罪が増えてくよ。
燃やしたあとは、お金の催促。
いくらなのか聞いてみたら、奪った金全部だ、と要領を得ない回答でした。
ジェームズからしたら正当な押さえだと思うけど、まぁ、デイモン犯罪者だしな。
違法な手段で巻き上げたお金ってことですね。
部屋の中に既に用意されてるはずだというクロエの勘で、本棚の後ろに隠し場所を発見。
結構な金額です。億単位かなぁ。
ひとまずお金は見つかった、デイモンはクロエをジェームズだと思い込んでいる、セラの居場所も分かっている。
何か良い方法はないか。
ようやく立ち止まったクロエが思考し始めたところで、今度はエリオットが書斎に入ってきました。
どうやらクロエをつけて来たようです。
なんでいきなり来た、と彼の登場には驚きましたが、まぁ、ずっとクロエを見てきた彼なら様子がおかしいことに気付いて、今回は本当にやばいかも、と心配してくれたのかもしれませんね。
彼ならクロエと良い案を出してくれるかも。巻き込むのは本当に申し訳ないけど。
……と思っていたら、おや、エリオット君、何やらかなり余裕がない男になってますね。
レイチェルと関わってからクロエにろくなことがない、と憤ってくれるのはいいんですが、クロエの行動の邪魔をし始めました。
レイチェルは舞台を降りても女優なんだ、仮面なんだ、と必死に説得しようとするエリオット。
そこには同意するけど、やっぱりクロエは反発しちゃいました。
一応エリオットの言葉に耳は傾けてくれていますが、レイチェルのことに関してはもう少し冷静に会話運びを考えないと、クロエに関しては聞き入れてくれないですよ。その先の思考に辿り着けないですよ。
今日は分かってくれるまで帰さない、とことん話し合おう、とブチ切れエリオット。
いや、それ単純に怖いだけだから。
人の家で何言ってんの。
せめて場所移す素振り見せろよ。
クロエはやっぱりエリオットには弱いんでしょうか。
レイチェルのことについてはしっかり反論しましたが、他のことについては反論が弱いです。
逆に今のエリオットは嫉妬のせいで強すぎます。
ストーカーかよ、と言われると更に激昂。
ストーカーとは嫌いな人につきまとわれることだ、クロエは僕を嫌っていたのか? と超強気。
おお。
確かに……嫌ってはいない、と思うけど、ちょっと、ねぇ。
そろそろ黙ろうか、エリオット、とか思ってしまった。
これ以上エリオットを刺激したくなくて、穏便にことをおさめるよう選択し続けてきたんですが、限界ですね。
どうあってもバックトークに移行するみたいです。
ごめんよエリオット、と思いながらバックトークは警察への通報。
さすがに警察沙汰はもう誰もが戻れないことになるよねと思いながら成功へ。
警察の到着まで延ばすため、口八丁で適当に、エリオットに助けを求めるクロエですが、精神状態普通じゃない今のエリオットにそれを見抜く力はなく、助けてくれ、頼りたい、というクロエの言葉をすっかり信じ込んでしまいました。
そうこうしているうちに警察が到着。
エリオット、それでもクロエを庇うつもりなのか、警察との対応をしてくれるようです。
その隙にクロエは脱出。
ああああ。超悪いやつ、クロエ。
エリオットが警察を目の当たりにして動揺していて……彼の将来まで左右する事件だよね、これ。
お前は本当に自重した方がいいぞ、クロエ。レイチェルもだけど。
書斎から無事に逃げたクロエは修理した車に乗って廃工場へ。
途中、考え事してたのか前方からのトラックに気付かず、危うく正面衝突する事態に。
何とか回避。あっぶねぇ。
直ぐに車を降りて後ろを確認したのは、恐らくトラックが事故ってないか確認するためですよね。
こういう咄嗟のところは優しいのに。
なんで意地を張って色々とダメな方向に行くかなぁ。
死んだパパと会話。
自問自答ですが、回答者がパパの姿してればクロエにはしっくりくるんでしょう。
パパもウソをついたことあるのかと聞き、「聞きたい」とせがむと「死んでるから無理だ」と断られました。
その通りなんだけど。
笑ったわ。
廃工場にはキャンピングカーがありました。
車の側面に結構な血がついてます。
誰のだろう。フランク? それともセラ? 別の誰か?
小さく呼びかけてみるけど反応はなし。
あんまり騒ぐとデイモンに気付かれる可能性があるから仕方ないんだけど。
後で来る、と今は踵を返して工場の中へ。
工場は全焼したわけではなく、炭になってるけど原型は結構留めてました。
崩れて入れないカウンターとかはありますが、多くの犬たちが死んだと聞いてたほど焼けたとは思えない。
煙で死んだんだろうか。
カウンターの柱にはナイフが刺さってました。
そういや初期からありましたっけ。いまだに刺さってんのか。
取る選択肢もありましたが、今回は取りません。
だって相手はデイモンですからね。
ナイフ見せて、どう反応されるかが怖いです。
カウンターには誰のか知りませんが携帯もありました。
中は、デイモンとシェルドンのやり取り。タレコミの結果か。
シェルドン、どうなったんでしょう。このやり取りからは見えて来ませんが、あんまり良い結果じゃないだろうなぁ。すまん。
廊下を進んで広間の方へ。
そちらにはセラとデイモン。
セラは相変わらず椅子に縛り付けられてるみたいです。
大丈夫なのか、セラ。
限界近いんじゃないのか?
クスリを1年断つなんてすごい、と褒めるデイモンですが、またセラに打とうとしています。
廃人化を狙っているみたいです。
ひでえ。無理やり打たされるのって超嫌。
金を持ったクロエが間に割り込みました。
なぜお前がここにいる、とまだ気づいていないデイモンが訝し気に近づいてきます。
何とか穏便に話し合いながら出し抜けないかと考えましたが、無理。
金を奪われ、殴られ、蹴られ、ほぼ一瞬で沈むクロエ。
セラから「逃げて」と言われますが、動けないほどのダメージ量です。
そうこうしているうちにセラにクスリが投与されてしまいました。
あー、止められなかった。
別の選択肢があったんだろうか。
フランクが登場しますが、彼も何やら怪我を負ってるようです。
壁に寄りかかりながらクロエを見て、フランクに怒鳴って。
仲違いした感じかな。
フランクの怪我はデイモンの仕業のようです。
クロエの意識が飛んでいく中、デイモンに飛びかかっていくフランクの声が聞こえましたが、そのままクロエの意識はブラックアウト。目覚めたらセラが自由になって、椅子に座りながら一服してました。
え、何、どういうこと。
目覚めたらいきなり事件が終わっててビックリなんだけど。
部屋にはセラとクロエだけしかおらず、争いの痕跡は分かりません。
フランクとデイモンはいないようです。
一体どうなったの?
セラによると、フランクはデイモンに対応したとかなんとか……えーと、殺したってことで、いいんだろうか……?
分からん。はっきり言ってくれないと。
そういえばセラ、クスリを打たれてたんでした。
どんなクスリなのか分かりませんが、今見る限りでは超落ち着いてて、クスリの影響はないように見えます。
病院に行かなくていいのか? これから発作が来るのか? どういうこと?
色々と聞きたいことはありますが……セラの言い分では、1年我慢したクスリをもう一度打たれてしまい、もう心が折れてしまったみたいですね。レイチェルが会いたがっているのはセラ個人ではなく母親と言う役割の人間。
クスリを打たれ、会う資格もなくなり、会ってしまえばレイチェルから「パパ」を奪うことになる。
「レイチェルを愛してくれる完璧なパパ」という役割のジェームズが嘘つきになってしまう、と。
レイチェルが会いたがっていることを伝えますが、真実は絶対に伝えないでと念押しされました。
うーん、うーん、私も、どんな内容でも自分に関わることなら真実を知りたいと思うタイプなので、セラの言うことに同意はできないんですが、ただ、レイチェルが会いたがっているから真実を教えるっていうのは、今回に限っては何か嫌なんですよねぇ。
セラの言う通り、レイチェルは自分を取り巻く環境に興味があって、観察したい、知っておきたい、「母親」に会いたい、という感覚に思えます。そしてその結果、自分の激情を抑えることもできず、周囲を利用して目的を遂げる。レイチェルは満足するだろうけど、それに巻き込まれるのは確実にクロエです。
他の人間のことも考えると、今回の真実を伝えるのは、結構ためらいます。
去っていくセラに、せめて、と思ってレイチェルがずっとつけてたブレスレットを渡しました。
どんなに「会ってくれ」とか「レイチェルが会いたがっている」と伝えても、強制はできません。
それこそ決めるのはセラです。
そう、セラが会わない選択するのにただ真実だけ伝えられて、レイチェルはどうするのか、っていうのもありますよね。会えなかった不満を色んなところにぶつけまくるんじゃないでしょうか。
その上でまたセラを探すんだと思います。
……あー、容易に想像できるシチュエーションだわ。
クロエにできることは精一杯やった。
これ以上はもう無理です。戻りましょう。
病室に戻るとレイチェルが眠っていて、その両脇に両親が重なるように眠っていました。
レイチェルが心配でずっと付きっ切りって感じですね。超甘やかされてる。
その光景が微笑ましかったんですが……一気に冷めました。
ええ、バグです。
眠っているはずのローズさんが目を開けてクロエをガン見しています。
いや、実は目を開けて寝てた、っていうオチも……いやいや、ただのバグだろう。瞼を描き忘れたんじゃないのか。可哀そうに。
とにかく、せっかくのほっこりした雰囲気が吹っ飛ぶ出来事でした……。
物音に気付いて体を起こすジェームズに続き、目を開けたまま体を起こすローズさん。
うう……怖いよぉ……。
気を使って部屋を出ていく2人に感謝しながらレイチェルに向き合うクロエ。
どうだった? と聞かれ、最後の選択。
真実を話すか、隠すか。
……レイチェルには、真実を明かさず、隠すことにしました。
失望の色を濃くするレイチェルですが、それ以上は激昂したりせず、静かに謝るクロエを受け入れてくれました。
静かな病室に響く二人の声が寂しい……でも、きっとこれで良かったんです。
エンディングには、退院して家族との食事時間を楽しそうに過ごすレイチェルの姿が見えました。
クロエも招かれ楽しそうにしていますが、どこかふと目線を落として沈鬱な表情するんですよね……クロエにとって最後の選択肢は本意じゃなかっただろうから、きっと心に引っかかってるものがあるのでしょう。
私も同じです。
ですが、相手がレイチェルである以上、やっぱりこれ以上の不安要素は持ちたくないので、すべてを封印するのが正しいと思ってます。
エンディングで衝撃的だったのは、エリオットでした。
書斎で警察が到着し、その後どうなったのか気になっていたんですが……どうやら、彼は退寮になったようです。
校長先生に監視されながら段ボールに片付けていたので、自主退学とかではなく、きっと不名誉な追放の方の退学だと思われます。
流石に警察沙汰になったら学校にはいられませんからね。
でも、どうだったんだろう。
あの結末はエリオットにとって、クロエから頼られ、クロエを守り切ったという名誉の退寮だったんじゃないでしょうか。
だからエリオットは、周囲から見たら哀れだけど、彼自身は満足しているのかもしれませんね……そう思うには直後のクロエとレイチェルの超良い笑顔がめっちゃくちゃ腹立つけどな!!
クロエ、エリオットの退寮をどう思っているのか、知らないのか。
何か言葉をかけてあげたのかどうか。
あの時のエリオットはかなり怖かったけど、間違いなくクロエのためを本気で思っての行動だったと思うんですけどね!
ふぅ。
クロエと周囲にとって、学校でレイチェルと一緒にさぼったのが一番のターニングポイントですね。
あの日、クロエが予定通りに授業を受けていたら、と思わずにはいられません。
遅かれ早かれという思いはありますが、クロエやジョイスの心の負担の意味で、あの「退学」という結論は遅い方が良かった。
レイチェルには終始、嫌悪感しか抱けませんでした。
彼女の境遇や衝動には共感できますが、クロエを積極的に犯罪に巻き込んでいくのは話が別です。
人間観察ができる頭の良い娘という印象だったので、クロエを世間から引き離して自分に依存させるための言動にしか思えませんでした。
自分のその言動が、クロエのその言動が、周囲にどんな影響を与えるか、どれほど世間で生きにくくなるか、彼女だったら正しく理解できているはずなのに。
一緒に生きようとは思っていないように見えて辛い。それすらも思春期で刹那的、で済ますのか?
せめてジョイスママがデイビッドの気配を家から排除して、クロエと真剣な話し合いをして、ほんの1年だけでも支えてくれていたらと思わずにいられない。
ジョイスママが同棲報告して来た時はクロエと一緒に絶望しました。
私も嫌だよ、デイビッドと一緒に暮らすなんて。
威圧的な態度を少しでも見せる男はもう無理なんですよ。
普段は良くても喧嘩になったらどうするの、感情爆発させたらどうなるの、自分が好きで受け入れたわけじゃなく、勝手に入ってきたやつなのに、と恐怖でしかない。
攻略DBの方にも書きましたが、エリオットにも期待しました。
ちょっと偏執的な雰囲気はありましたけど、クロエは何とも思ってなかったし、書斎につけてきたときすら「危ないやつ」とは思っていても、徹底的な拒否感というか嫌悪感はなく、あの時の一番の危機感は、様子のおかしいエリオットに行動を制限されてセラの所に行けなくなるっていう危機感だったと思うんですよね。
だから何とかバックトークを避けようとしました。無駄だったけど。
当人同士が良ければ良いよね、と。そういうカップルもありだと思っていたのに。
警察が来たときも、クロエに頼られて何とかしようと狼狽える彼に心が痛み、まだいけるか、と思っていたのに――エンディングでまさかの退寮になっていて、衝撃でした。校長先生がいたから、恐らく退学。きっと書斎での事件がやばい方面にいってしまったんでしょう。
むしろエリオットがすべて被ってくれたからこそ、その後のクロエやレイチェル、ジェームズが糾弾されることなくいられるのでは? と思っています。
なんとか彼を救済するエンディングはないのかと、だったら最初からクロエが彼を相手しない選択肢で進んだらどうかと思ったんですが、まずはエピソード3だけ。
ここの書斎のバックトークでの変化が気になりました。
何度も何度もやり直し、そしてとうとう、ちょっとだけ。
エリオットの救済になりそうな差分が確認できました。
それは、エピソード3の書斎でのバックトーク。
これを失敗することです。
バックトークに成功すると警察への通報も成功しますが、バックトークに失敗するとクロエは警察への通報ができません。でもこれだとセラを助けに行くことが出来ない。
ならどうするのか。
バックトークに失敗したクロエはトロフィーをつかんで反撃します。
殴るのか、と険しい顔しながらそれでも毅然とクロエと対峙するエリオットが頼もしい。
結構ハラハラとしましたが、クロエはエリオットを殴る気は最初からなく、トロフィーを窓に投げつけて破壊。
警報が響きました。
さっき窓に触ったら警報っぽいものが作動しかけたので、クロエはそれを覚えてたんだと思います。
今は書斎の扉が閉まってるから、窓を割られたら絶対に警報が作動するはずだ、と思ったんでしょう。
追いつめられてても賢いな、クロエ。
これだったら、クロエがエリオットと話しながら警察もこちらの位置を特定して向かってくる、っていうのを遅らせることができます。
トロフィーで窓を割り、警報が鳴ると共に通報されますから。
そして更に「警察が来るけどいいのか」とクロエがエリオットを脅すことで、彼はその場から退散してくれます。
これで、警察がここに到着する頃には誰もいません。これが最善の道――だとは思う。
まぁ、それでもエリオットが退寮するのは変わりません。
変わったのは、退寮する理由です。
バックトークを成功させたら警察に捕まって追放される退寮。
バックトークを失敗させたらクロエへの失恋で退寮。
部屋で荷物をまとめてるエリオットが、クロエとの写真を破って辛そうな顔をしてましたから……私は勝手にそう解釈しました。
書斎でクロエに拒否されたから……だから、クロエを諦めることにした。
そして、クロエに怖い思いさせてしまった自分を責め、自分なりのけじめもあって、退寮することにした。
そう考えるとエリオットって超良い奴ですよ。途中で行き過ぎた行為になったのはクロエを心配するあまりのことだし、そもそもクロエもデイビッドに抱くような嫌悪感は抱いていないし……本当、残念でならない。
校長の見張りがいないので、自主退寮。
犯罪者としての追放にはなっていませんし、エリオットとクロエのカップリングは見れませんでしたが、エリオットが次の幸せ見つけるには、これしかないんですよ。
そう思わないとやってられない……。
……まあ、直後にはしゃぎまくるクロエとレイチェルが出てきてしまうので、やっぱり、何度やっても、何回エリオットを救済しても、イラッとくるんですけど。
あともう1つの差分。
最後に、真実をレイチェルに明かすかどうか。
最初は明かさないで家庭円満なエンディングを見て、レイチェルとのやり取りにうすら寒さを覚えてましたが――真実をレイチェルに明かした方の最後はそれ以上に衝撃でした。
フラグをすべて立ててたので、家庭崩壊後にクロエと戯れセラに抱き着くレイチェルを見ての感想です。
病室でクロエに真実を告げられ、次にジェームズが病室に入ったときには、もう娘から軽蔑の眼差し。
以降、レイチェルから微笑みかけられることも、素直に言うことを聞いてくれることも、尊敬のまなざしを向けられることもなく。行動を一緒にすることもない。
レイチェルは家にいなくなり、ジェームズは自宅で皿を床に投げつけ八つ当たり。どうしようもない。
ローズはローズで、そんな事態に泣き崩れて……。
そんな光景に、同情の涙が浮かびました。
ローズは明らかに被害者だと思います。
種をまいたのはジェームズだし、レイチェルが生まれてから再婚しただけだし。
クロエに失言したパパにもしっかりと意見できてた良識人だっただけに、彼女が泣き崩れてるのを見ると、超胸が痛い。
あの家庭崩壊はレイチェルの感情が爆発した一時的なもので、徐々に和解に向かっていけばいいけど、クロエが隣にいたらそこも厳しそうかなぁ。
ああ、でもレイチェルは、クロエほど依存はしてなさそうなんですよねぇ。それこそクロエの依存度を高めるためにクロエが望む人物を演じている部分があるというか。
――本編で2人に訪れる結末は、ある意味、納得の結末というか収束と言うか。
本当、後味が悪い内容でした。
多感な世代や影響を悪い方向に受けやすい人にはプレイして欲しくないなぁと思います。
ボーナスエピソードは本編とは真逆。
トロフィーはないけど、本編でトロコンして終了せず、ぜひこちらを最後までプレイして欲しい。
これにて今回のプレイは終了です……。