プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 012

 学級裁判が始まりました。
 ――またしてもモノミが天井から吊るされていて笑った;

 まずはトワイライトシンドローム殺人事件の登場人物からハッキリさせていくことに。
 あのゲームの登場人物は、A子、B子、C子、D子、E子、F男、最初に殺された女子高生。
 スタッフロールには、罪木、小泉、西園寺、澪田、佐藤、九頭龍の名前があったから、あてはめていけばいい。

 まずは操作キャラのA子から。
 特徴は、オドオドとしているいじめられっ子キャラ。
 とくれば、A子=罪木しか考えられません。

 B子は背が小さくて口の悪い女子だった。
 ゲーム内でも“ゲロブタゴミカス女”という暴言を吐いていた。
 となれば、B子=西園寺で決定。

 C子の特徴は、やたらとハイテンションで独特な口調。
 澪田しか考えられません。

 D子の特徴はいつもカメラを持っていること。
 つまり、殺された小泉真昼。

 F男は、もう九頭龍しか考えられません。男は1人しかいないしね。

 九頭龍の名前が2回も出てくるのは、確かにゲームクリア時はおかしいなと思っていましたが、今なら別におかしくない。
 九頭龍には妹ってのが存在していたはずだから。
 この島にいる仲間の中に、九頭龍の姓を持つ人がいるって解釈じゃないでしょうか。

 選択肢は「妹がいた」です。
 そして、その妹はもちろん、最初に死んだ女子高生。

 残るE子は“サトウ”さん。
 そんな人物は仲間の中にはいませんが……名前を変えてるってのは充分考えられることですし。
 話を進めましょう。

 E子が殺された理由。
 それは、E子が犯人だったから。最初の女子高生を殺した犯人だったから、です。

 続いて、最初に殺された女子高生の話に。
 七海が最初の事件の舞台となった音楽室周辺をMAPにしてくれてました。
 丁寧で分かり易いMAPです。
 そのままゲームの流れを説明してくれました。

 玄関ホールでガラスが割れたような音を聞いた、A子・B子・C子・D子の4人。
 直ぐに2階へ向かって階段を上がっていくと、音楽室の前にはE子がいた。
 E子が、今の音は音楽室の中から聞こえたと証言してくれた。しかし音楽室には鍵がかかっていた。
 D子が職員室まで鍵を取りに行き、ようやく5人は音楽室に入ることができた。
 だが、そこには頭を殴られて殺された女子高生の死体があった。
 音楽室の窓ガラスが割られていたため、犯人はそこから逃げたと考える。E子のスクール水着が盗まれていたから、犯人は変

質者だということにもなった。

 ……これをさっきのキャストに当てはめると見えてくる……?
 妹は、E子=佐藤さんに殺された。
 ……ああ、そうね。最初から詰まった。話を進めよう。

●E子は音楽室の中で女子高生を殺した後、どうしたのか?

 弾丸「割れた花瓶の写真」
 論破するセリフ「窓ガラスの割れる音」

 そもそも皆が聞いたのは、窓ガラスではなく花瓶が割れた音だった。
 E子は音楽室で女子高生を殺し、窓ガラスを割った後、職員室まで音楽室の鍵を取りに行った。
 その鍵で廊下から音楽室に鍵を掛けた彼女は、それをまた職員室に戻し、音楽室の前まで戻ってきた。
 あとは4人が玄関ホールに集まった頃合いを見計らって、隣の教室で花瓶を割ればいいだけ。

 謎は解けましたね! と喜ぶ罪木に待ったをかけるモノクマ。
 凶器がなんだったか判明してないもん! と、ちょっと可愛い。
 凶器はちゃんとゲームに出てきた物だけど、意外な物だよ、と言われました。なんだ?

●凶器は何だったのか?

 弾丸「盗まれた水着」
 論破するセリフ「砂利で殴った」

 なるほどね。
 水着に砂利を詰めて振り回せば、立派な凶器となります。

 本当に大事な話はここからだよ、と水を差す狛枝。
 E子さんには共犯者がいて、それが実はD子さんだった、と言います。
 どこまで知ってるんだこいつは。

 D子=小泉が共犯者だというセリフに西園寺が突っかかりました。

 花瓶の欠片を処分したのがD子だった、と日向が説明します。
 そもそもE子が殺人に及んだ理由は『D子さんを守るため』。
 被害者の女子高生から色んな嫌がらせを受けていたことを知ったE子が止めようとしたが、口論になり、勢いのまま殺してし

まった。
 だが、そのE子もゲームの最終日に何者かに殺された。

 E子を殺したのは誰?
 今のところ「F男」としか考えられません。
 妹の復讐ですね。

 案の定、九頭龍に疑惑の目が向けられました。

 しかしペコが、ゲームと小泉の殺人は関係があるのか? と、当然の疑問を投げかけます。
 E子と小泉の殺人には『金属バット』が凶器という共通点があるから、関係ないと考えるわけにはいかない。

 お前が小泉を殺したんだ、と追い詰める西園寺ですが、ペコが止めました。
 あからさま過ぎる、と。
 まったくもってその通り。
 が、今度は西園寺に矛先が向けられました。
 ペコは堂々と「お前こそが真犯人ではないのか」と糾弾。

●西園寺が真犯人?
 弾丸「砂浜の足跡」
 論破するセリフ「行ってない」

 頑なに「行ってない」を繰り返す西園寺ですが、それは通らない。
 砂浜についてる足跡は西園寺のものですし、西園寺がビーチから青い顔で走り去っていくのを見てましたから。

 ここで明るく「ビーチハウスに行った時の事を思い出したよー!」と笑う西園寺。気持ち悪い。
 日課である朝の散歩の時にビーチハウスに行ったの、と言い逃れようとしますが……そんな日課、初耳すぎますから。

●ビーチハウスに行ったという証拠を見せろ
 弾丸「小泉が持っていた手紙」
 論破するセリフ「朝の散歩の時だけ」

 小泉のポケットに入っていた手紙を見せました。
 ……?
 西園寺は「そんな手紙は知らない」と言い張りますが……なんか、これは本当っぽいです。
 追い詰められての驚愕というより、初耳の驚愕っぽい。

 ここで左右田も思い出しました。
 15時30分ぐらいにダイナーで、西園寺の姿を見ていたことを。
 思い出すのが遅いっちゅうねん。

 14時30分に小泉と待ち合わせをして殺したなら、15時30分に見かけたのは妥当な時間だ、と納得するペコ。
 続いて、九頭龍もダイナーの前を通ったよな? と言う左右田。
 てっきりお前も容疑者だという方向かと思ったら、お前も西園寺を見たんじゃないのか? と賛同を求める結果に。
 しかし九頭龍は「見なかった」とのこと。
 九頭龍がダイナーの近くを通ったのはたまたまだと言いますが「ビーチハウスなんぞ気にも留めてなかったな」なんて強調さ

れてしまうと、しっかり意識してるんじゃないか、と思ってしまふ。
 彼は左右田と会った後、直ぐにホテルに戻ったようです。その間、誰とも会っていない。
 ……ちょっと怪しい証言ですが。まぁ後回し。

 ペコが「西園寺はビーチハウスで小泉と会っていた」と話を巻き戻します。

 ――スポットセレクト
 クローゼットをチェック。

 西園寺はクローゼットに隠れていたのだ、と指摘。
 そこに落ちていたグミが証拠だ、と。
 そんな物食べたことないよ、と言い逃れようとする西園寺ですが、それはあからさまに嘘だろう。
 これはお面のヤツの罠だ、と矛先を何とか変えようとします――なんとソニアが賛同してしまいました。
 あのお面は西園寺のものではなく「キラキラちゃん」のものです、と。

 キラキラちゃんこそが小泉さんを殺した犯人なのです、と別方向に話を持っていこうとします。
 やめて。

 弐大猫丸がソニアの話をガン無視して「往生際が悪いぞ!」と矛先を戻してくれました。
 さすがだ。

 日向が「何か腑に落ちない」と疑問に思ってくれました。
 そうなんだよなぁ。
「まるで誰かに誘導させられているような……」
 というセリフで、また狛枝か!? と思ってしまっても罪はない。

●西園寺への追及
 弾丸「グミの袋」
 論破するセリフ「グミを落とした」

 なんか納得できない日向がようやく論破したのは、西園寺が落としたと思われるグミについて。
 確かに、グミを西園寺が好んで食べていたからと言って、彼女が落としたという証明にはならない。
 西園寺がここで反論。彼女が食べてるグミに、黄色いグミはないらしい。やっぱり罠だったんだ、と半泣き。

 しかし九頭龍は諦めず。

●九頭龍の追及
 弾丸「罪木の検死報告」
 論破するセリフ「最後の力を振り絞って」

 小泉は即死だったから、あのドアを塞いだのは小泉じゃない。犯人が小泉の死体でドアを塞いだんだ。
 死体を引きずったせいで床には血痕が残った。
 犯人が西園寺だとすると、ドアを塞いだのも彼女だということになる。しかし西園寺の着物は血で汚れていなかった。

 私の無実は証明された! と大喜びする西園寺。
 が、ここで反論が来ました。

●九頭龍の反論

 弾丸「シャワールーム」
 論破するセリフ「シャワーで洗い流せばいい」

 シャワールームは故障していたから、そのようなことはできない。
 なら汚れてもいいように服を脱いだのかもしれない。死体を運んだ後に、また服を着たんだ。
 などと、九頭龍の反論は歯切れが悪くなり。
 西園寺が「1人で服を着られない」ことを突き付けると、ついに論破できました。

 そもそもビーチハウスは、中での着替えは禁止されている。
 ルール違反していたら、モノクマが黙っていなかっただろう。

 今度は左右田が「逆に言えば血まみれだった奴が怪しいってことか?」と頭を働かせました。
 ――彼の脳裏に、待ち合わせ時のオワリが血まみれだった姿が浮かびました。
 弐大のオッサンにボコられたせいだ、とすぐさま反論。
 弐大も保障してくれました。
 短い舞台だったな、左右田。

 私はもう犯人じゃないってことでいいんだよね? と念押しする西園寺に、これ以上の追究もできず、そうだね、と同意する

七海。

 納得していない九頭龍に、日向もおかしいと感じ。
 他の思惑を探します。

 それを追究する前に狛枝が口を開きました。
 西園寺は犯人じゃないかもしれないけど、確実にビーチハウスに行っている。その内容を教えて欲しい、と。

 西園寺はしぶしぶ話してくれました。
 今日の朝、小泉から声を掛けられた。後で集まれないかと。
 断る理由はなかったから、いいよ、と答えた。
 その時は14時ぐらいに集まろうという話になったが、お昼過ぎくらいにコテージのポストに手紙が入っていた。
 それは、西園寺から小泉に宛てたと思われた手紙と、文面がほとんど同じ。
 時間は同じ14時だが、集合場所をビーチハウスに変更する旨の手紙だった。
「西園寺が持っていた手紙」を記録。

 これは「小泉が持っていた手紙」と矛盾。

 小泉が持っていた手紙には、14時30分の待ち合わせ。
 西園寺が持っていた手紙には、14時の待ち合わせ。

 両方とも、犯人がねつ造した手紙だったのでしょう。
 筆跡がほぼ同じらしい。

 ――狛枝、犯人がボクになんの相談もしてくれなかった、と嘆きます。

 大事なのはその続き。
 西園寺はビーチハウスに行ったあと、どうしていたのか?

「寝ちゃった」
 と、サラッと。
 おい! と思いましたが、どうやら薬を嗅がされたようです。
 起きたらいつの間にか狭いクローゼットの中に押し込まれていて、外に出たら小泉の死体があった。取り乱してビーチハウス

から逃げ出した姿を、左右田たちが目撃した、ということに。

 改めて、小泉を殺した犯人を見つけることに――裁判中断。

 おお、裁判中断は毎回入るんでしょうかねぇ。
 セーブして、話を進めます。