何やら現代、一ノ国っぽい、パソコンモニターが立ち並び、研究室みたいなところに。
ムサカなる青年が「何を犠牲にしても魔導融合炉を完成させる」と目を血走らせてます。
なんかいきなり世界観が変わりました。
部下らしき人間が周囲で次々と倒れていきますが、ムサカは関心も示さず、ただ研究を進めるだけ。
なんだろうなぁ。
第6章 栄光の軌跡
エスタバニアに戻ってエバンが玉座に。
改めて、と挨拶するセシリウス。彼は執政官として働いてくれるようです。
ロウランが首席執政官だから、その下に就いてね、と笑顔でお願いするエバン。
冷静に考えると凄いですよね。
未来のシーラザラカンの王様に、しかも他国籍の人間を、普通に人材として扱っちゃうんですね。
セシリウスはその扱いを普通に受け入れてるし、ロウランも「頼りにしてるぞ」と受け入れてるし、すっごい不思議。
次なる約定申入れの国はグランリーフ。
海割れの向こう側にある国らしく、船にジャンプ機能を取り入れて貰いました。
ジャンプ箇所は地図上で4か所です。
ああ、冒頭のムサカはグランリーフの人間だと判明。
プレジデント・ムサカ。
彼によって企業国家に成長したとかなんとかですが、あんまりお近づきになりたくないタイプなのは間違いない。
早速、船で外海へジャンプ。
大陸を回り込んで機械のごみ山を越えて、グランリーフに到着。
至るところにロボットがいます。
国自体も大きい。
感心していると、ムサカへの抗議デモが始まるぞ、と声を掛けられました。
なんだそれ。
エバンたちも彼らを追いかけます。
イベント場所には「シャリア」という女性がデモの準備をしていました。
エバンたちに気付くと「部外者は危険だから下がって」と注意。
ムサカに会うためやってきたことを伝えますが、無理っぽい。
デモ隊リーダーのこの女性はシャリア・ブラッケン。
グランリーフのチーフエンジニアで、ムサカに自分たちの話を聞いてもらうためにこのデモを呼びかけたとのこと。
つまり、社員である私たちですらムサカとはまともな話し合いができない状況だ、と教えてくれます。
魔導融合炉の開発を始めてから変わってしまった、と沈鬱な表情。
完成させるためなら社員の命なんてどうなったっていいんだろうな、と。
――ああ、冒頭で倒れていったのは社員たちだったのか。
仕事中に倒れて病院送りになった社員は20人を越えるらしい。
超ブラック~。
そこにスプートニクス号が帰ってきました。
飛行船、らしいが、先端には女神像ならぬムサカのデカ顔が飾られています。
ほんっと、趣味悪。(;・∀・)
シャーティーに完全同意。
デモが始まりました。
テレビで良く見るアレですね。
我々はプレジデントの奴隷じゃなーい、と拳を突き上げ、声を張り上げる社員たち。
飛行船のムサカは「うっとうしいヤツら」と忌々しげで。
動く要塞モンスターみたいなやつで社員たちを蹴散らしました。
おおお、超実力行使。横暴さ極まれり、ってやつですね。
さっきの女性リーダーが訴えかけますがムサカは聞く耳持たず。
魔導融合炉が完成すれば世界を支配できると笑ってます。
そんな目標は捨ててしまえー。(  ̄ー ̄)ノ
そんなムサカとシャリアの言い争いを、少し離れたところからハムナルが笑いながら見てました。
そんなところにいたのかお前。
ハムナルは飛行船に瞬間移動し、腕でムサカを背中から貫き。
玉神旋と思わしきものを奪って消えました。
一瞬の出来事。
……の前に、ムサカが王様ってことにすっごい違和感。
まぁ、国だから王でいいんだけど、どうもしっくりこない呼称です。
そして今回の不和は、ハムナルが先導したとか洗脳したとかではなく、最初からそういう火種抱えてたってことでいいんだろうか。
あ、要塞モンスターが暴走しました。
あれが守護神だったんだろうか。
バルモディーンというらしい。
暴走するバルもディーンを見たムサカが「僕のいうことを聞かないヤツはお仕置きだよ」とか、痛い発言。
勝てるのかお前。
ムサカはなんと杖を振って目の前にバリアを出現させ、バルモディーンの砲撃から防御しました。
意外です。
分子レベルまで破壊してやる、とか言って、ムサカが反撃。
杖を使ってビーム攻撃(笑)
バルモディーンの光の砲撃と五分の力。
でも最終的には反発しあい、その衝動で転がったムサカは気絶。
バルモディーンも消えました。
その様子を、ベンチに座りながら見ていたエバンたちご一行。
おい。
グランリーフの守護神バルモディーンに、まさか実際にお目にかかれるとは思いませんでした、と感想を溢すセシリウス。
そっちか。
心配とかはなしか。(ー_ー;)
あ、どうやらベンチに座りながらあの攻防を見ていたんじゃなく、あの攻防から少し間を置いて、場所を移していたみたいですね。そりゃそうか。お茶でも飲んでそうな、ほのぼの雰囲気でしたからね。
戻って来たシャリアに改めて目的を伝えます。
エバンの噂を知ってたらしく「ゴールドパウンドやシーラザラカンが同盟を結んだってウワサの、あの新興国?」と驚いてくれました。
目的は理解してもらえましたが「それどころじゃないのは分かったでしょう」と肩を竦めるシャリア。
昔はあんな人じゃなかった、と、パットという男性も肩を竦めます。
彼らはムサカと一緒にグランリーフを設立した同志らしい。
魔導融合炉の研究を始めてから変貌し、いつの間にかあんな風になってしまった、とのこと。
エバンは「ハムナルのせいだ」と伝えました。
ムサカの神玉旋が奪われるのを見たから、と。
どうでもいいが――エバンとセシリウスが立っているのに、ロウランやガットーがどっしり座ってることに超違和感を覚えます。
普通は王様が座って臣下が立ってるもんだろう。
エスタバニアで身内だけ集まってる場ならまだしも、今は外交中であるはずなのに。
まぁ、そんな違和感は置いといて……。
ハムナルの暗躍を聞いたシャリアは、あっという間にデモ主導者から一転、早くムサカを助けてあげないと、と切迫しだしました。
いい子ではあるんだけど……。
ムサカは魔瘴気の影響をかなり強く受けている。
女王陛下の場合はもともと強い魔力を持っていて、かつ魔瘴気を浴びて直ぐに助けたので正気を取り戻せた。
今回のケースではどのように対処すればよいのか。
セシリウスの悩みにエバンが提案しました。
ムサカがもともと仲間思いのいい人だったなら、皆でこの国を作り上げた昔のことを思い出させれば、正気に返るかもしれない、と。
シャリアも賛成してくれました。
このアジトが三人で働いていたオフィスで、奥の部屋が当時使っていた仕事部屋。
当時そのままの形で残しておこうと決めたのはムサカらしい。
みんなと共に頑張った日のことを決して忘れないようにと。
そういうエピソード聞くとムサカもいいヤツだったんだなぁと思うけど、でも今はすっかり忘れてるから。
仕事部屋で床に落ちてた「メモリスーXA011」を発見。
映像を記録できる装置らしい。
シャリアに渡すと「硬質クリスタルに微弱な魔力を流すことでデータを永久的に定着させ、プリズムレンズ越しに虹光ビームを照射し、映像を空間に投影する」とエンジニアらしく丁寧に教えてくれましたw
メモリスに保存されてたのは情熱的に仕事する様子のムサカ。
他にも3つのメモリスがあるようで、ファクトリーを探すことになりました。
そして、そのためシャリアが一時加入。
おおお、これは後ほど仲間になるというフラグですね。(*^▽^*)
わーい。
グランファクトリーに行って、メモリス探し開始。
入口の警備ロボットはシャリアが殴って警備解除してくれました。
エンジニアなんて肩書き関係ねぇ物理攻撃。
素敵です。o(・∀・`o)
さて、シャリアが個人的に作ったアプリでメモリス探しができるらしい。
エンジニアって凄いねぇ。一昔前の大工さんITバージョン。DIY。
グランファクトリーはダンジョンと同じですね。
敵がいます。
敵の平均レベルは42。
ここらで少しレベル上げておかないときついかな。
非常用ボイラーのところへ行くと、これを動かすと電力が生まれて道を動かすことができるわ、とシャリアに教えてもらいました。
蒸気機関か、とロウランが感心します。
でも燃料がないのでは? との指摘には、魔法で喚んじゃえばいいのよ、とエバンに「ともしびの号令」を覚えさせました。
火のフニャを集めて燃やす。万能魔法や。
資料室でメモリス発見。
ムサカのデザインが不評で大量の返品が出たときの映像でした。
いつか僕のセンスに時代が追い付くときがくる、という負け惜しみ。
すごいヤツですね(*´・∀・`*)
次のメモリスは「まどうステッキ」が完成した時のこと。
みんなのおかげだよ、と泣きながら感謝するムサカ。
最後のメモリスは商品の大ヒットで「インテリジェンス・ビッグツリー」の完成を迎えた日。
社員も35万を越え、国家と呼んでも差し支えないレベルにまで発展。
グランリーフが世界一の企業になる日もそう遠くない。その日まで一緒に頑張っていこうじゃないか、と呼び掛けるムサカ。
社員たちから大歓声を浴びる映像です。
そして最後、私的なシャリアのメモリスを取得し、いざムサカのところへ。
そろそろ本気で魔導融合炉の開発に関わるムサカ側社員の環境が洒落になってないw
エレベーターに乗り込もうとしたところでボス出現。
まぁ、戦いやすそうな広いフロアだなぁと思っていたのでヤッパリナって感じですが。
ブラックヘリオスⅡ、レベル48。
――辛勝~。マジで辛いわ。
エレベーターで魔導融合炉フロアへ。
ムサカが1人で研究を続けていました。
聞く耳持たなそうでしたがメモリスを見せるシャリア。
関係ない、と言われるかと思いきや、結構な精神ダメージ食らってるっぽい。
本当にいいヤツなのか、ムサカ。
そして最後、シャリアのメモリス。
足を抱えて塞ぎこむシャリアに、開発した義足を見せるムサカ。
最初は反発していたシャリアでしたが、彼の熱意と言葉で救い上げられ義足を装着。
彼女、義足だったんですね……全然気づかなかった。
今では技術力も上がり、人の足を見分けがつかないほどの義足もできたけど、これはムサカがくれた「勇気」だから、交換したりはしなかった。
シャリアはそう言いながら自分の義足を見せました。
映像に残ってたまんまの義足。
これは相当ダメージでかいのでは。
とうとう、ムサカが改心しました。
やったねー。
シャリアと和解。
――といったところですっかり忘れてたけどバルモディーンが行動開始。
このままでは魔導融合炉が爆発してグランリーフ一帯が灰になる、と言われ、慌てる皆。
屋上へ向かおうとしますが、先ほどの爆発でエレベーターが破壊された模様。
もうダメだと項垂れる皆ですが、何かいい手はあるよ、とエバンが励まし、皆で熟考。
ムサカが閃きました。
――まどう融合炉の高圧縮チューブに大出力のエネルギーを流し大重量にも耐えうる特殊な力場を形成すれば――
――まどう融合炉にエネルギーを? とするとおそらくパターンGの反応が連続的に起こるから。そうか! 一時的に光を物質化することが可能かもしれない! 屋上へ向かうための階段を作ろうっていうのね――
お二人の理解力の高さと思考回路の速さに脱帽です。
周りで見てる仲間はきっとポカーンだけど、楽しそうな職場だなぁ。
ここの職場で働いて二人のやり取りを聞いてたいw
魔導融合炉を停止することの意味をムサカは理解しつつ、そちらを選択。
社員やシャリアからそれとなく気遣われましたが、自分の夢より社員の方が大切だと言い切り、社長として従業員たちに業務命令を出しました。
そして、社員たちの避難誘導に徹するよう指示を出し、魔導融合炉の安定を自分1人で負う覚悟。自分の演算能力があれば容易い、とか言っちゃいます。
かっこいいぞ、ムサカ。
これまでの過ちを無にはできないけど、彼のこれからに期待します♪
屋上に行くとバルモディーンが現れました。
レベルは51。
やばい。完全にこちらのレベルが足りていません。
一度全滅。逃げ回りながらフニャと仲間たちに攻撃させる戦法で、なんとか勝利。
――と思ったら、バルモディーンはそのまま暴走し、再び戦闘に。
!Σ( ̄□ ̄;)
全然ダメージ通らない。
どうしよう、と逃げ回りながら悩んでいたら、時間経過でイベント進行しました。
助かった。
一時撤退を決める皆ですが、エバンが拒否。
国民を守るためにムサカは必死に魔導融合炉を制御している。
だから僕は絶対に逃げない。
こっちも男前~。
かっこいいぞ、エバン。
国王としては周囲からの賛否分かれる行動かもしれないけど、応援はしたくなるよね。
そんなカッコいいエバンに呼応するようにポンゴも進化。
巨大な龍になりました。
どんな声でしゃべるんだろう、とワクワクしてましたが、巨大龍になったポンゴは喋りませんでした。
il||li ○| ̄|_ il||l
バルモディーンは頭が弱点だ、とムサカが光の足場を作ってくれました。
ただ、敵の攻撃が頻繁にあったり、落とし穴かよ! と突っ込みたくなるくらい床が抜けたりして、何回も何回も落ちました。落ちない足場プリーズ!
何度も挑戦し、ようやく天辺へ。
あとは自動進行してくれます。
飛び降り、バルモディーンの頭に剣を突き刺すエバン。
勝利です!
ポンゴは元の姿で目覚めました。
恐らく一時的にエバンの力が強まったことで元の姿に覚醒したんだろう、と推測するセシリウス。
ポンゴから早く立派な王になれ! と自己中な全力応援されました(笑)
ムサカ、今回の件を猛反省しているようです。
こんな自分は到底社長でいられない、と言いますが、国民の「プレジデント・ムサカ」コールで続投を決意。これで、ムサカとも約定を結べました。
残るはゴロネールですね~。
ムサカにも心配されましたが、エバンの覚悟はもう決まっているので心配ないです。
そして、シャリアが正式加入しました。
エスタバニアにエンジニアが来ました。
やったね。
恒例になった夢の中。
とうとうポンゴが覚醒したんだね、と少年も嬉しそう。
エバンはエバンなりの王様になればいいよ、とアドバイスくれました。
ところで、自分が一番信頼してる人に裏切られたらって考えたことはある? と、いきなり話題が不穏な方向に行きました。
なんだよ。
そんな時、キミはどうするかな、なんて、そんな言葉を残し、第6章は終了です。