淳平が解いたことで、過去の茜も解除成功。
シャットダウンのアナウンスが響き、機械は格納。
茜は助かったようです。本当良かった。
セブンと八代が胡乱な眼差しで淳平を見てました。
頭の変な奴だと思われてるらしい。
いいよ、茜が助かってくれれば。
こちらでも淳平がエンターキーを押します――が、システムは止まりません。
あと90秒のカウントダウンに。
エンターキーを何回押しても止まらない。
パズル画面がまた新しくなったようです。
2+4+5+7+8
ニルス、四葉、淳平、セブン、八代。
あの扉に書かれているのは「9」ではない。
まず数字根を出すか。
24578=26=8
中途半端だな。
ここで一番最初のゼロのアナウンスがフラッシュバック。
――「キュウ」と書かれた扉がそれだ。
Qか?
進数に直すと26……お、ピッタリ。
残り10秒。
ギリギリのところでシステムが止まり、扉が開きました。
そしてDEAD認証。
一息ついたところで茜に呼びかけますが、茜からの返事はなし。
茜ビジョンに切り替わります。
自分のバングルを認証させ、扉を開けた茜。
その向こうにはサンタの姿。
ちゃんと、投げ捨てられたバングルを持ってくることも忘れなかったみたいです。
DEAD認証を済ませます。
本郷が追ってくるかもしれないので、さっさと行きましょう。
淳平視点に切り替わり、淳平たちも「Q」の解説をしながら螺旋階段を上ります。
たどり着いた先の扉を開き――というところで再び茜視点。せわしないな。
茜はようやく、子供たち全員と脱出することができた様子。
救命ボートで脱出し、沈むギガント船を見守ります。
終わったな、というサンタに頷きながらも茜は9年後の始まりを思う。
淳平視点に戻り、外へ。
そこは海ではなく、ネバダ砂漠に建造された模擬実験棟。
そして5人のバングルが外れ。裏ぶたを外してみると、ICチップだけが出てきました。
起爆送信機と思われる機械はどこにもなく。
サンタは起爆送信機は、9年前の首謀者たちだけに取り付けてたんじゃないんだろうか。
紫もサンタも一宮も、どこにもいなく。
そのままエンディングに入りました。
スタッフロールが終わったあとは、その後の話。いや、その前?
昔の淳平が中学生5人を相手に喧嘩したこととか、四葉の運転でネバダ砂漠を爆走中だとか。
その車が走っているのは、先に走って行ったと思われる車の轍。
サンタと紫が、本当にいるかな……?
一宮はどうなったんだろうと思っていたら、同じ車のトランクに放り込まれていたようです。
死んでないらしい。良かった。
最後の最後、ようやくアリスのヒッチハイクが見れたところで――END
トロフィー:ヒッチハイク
うん、善人の終わり方よりかはよっぽど納得できる結末です。
良かった。
最後、茜やサンタと合流できなかったのは残念だったけど、茜にはこれから会えますし。
……ちょっと淳平がかわいそうな気がしますけどね。
これにて終了~。