ステータス補強も済み、武器の修理も終わらせて、次に進むことにしました。 要の人が言ってた通り、複数の要石が起動していました。
何を選ぶも自由です。
とはいえ、多分ステータスもあるだろうから、一応の回り易さはあるんだろうけど。
……ちょっと迷った末に、「貧者の長の要石」を選択。
「小国の王の要石」と同じ高さにあったから、敵の強さも次に準じる強さなのかなー、という目論見を兼ねてです。
MAPは「腐れ谷」。
凄いタイトルだな。
最初のMAPと違い、洞窟の中みたいな雰囲気です。
またしても暗がりか……。
il||li ○| ̄|_ il||l
そんなこと嘆いても始まらないので進みましょう。どうやら、足場の不安定な木の足組を延々と登っていく感じのようです。
落ちないように慎重に進む私。
結構直ぐに、炎の槍で攻撃してくるゴブリンに出くわしました。
盾を構えてたのでダメージが入ることはありませんでしたが、心臓に悪い。
そして、足元が不安定だったから、突かれた瞬間に落ちたらどうしよう、という心配ばかりしました。
実際には剣を振り回しても、そんなに落ちることはなさそうです。
(結構広い場所で戦ったからかもしれませんが)
炎攻撃してくるゴブリンが多数いますね。
ずっと盾で防御しつつ先に進んでいて、ノーダメージだったんですが、ある時、スタミナ不足で攻撃を許してしまったときの衝撃と言ったら!
なんと1撃で体力半分削られましたよ!
マジですか、そんなに強いの!?
ちょっと行き先を間違えたかと不安に思いましたが、もう結構道なりに進んでいたので、今更戻るのも疲れるなぁと乗り気じゃありません。
一瞬で戻れるアイテムがあれば楽なのに。
迷った結果、先へ進むことに。
――が、目の前の道に、松明持ってるゴブリン×2匹&倒れているゴブリン(多分フェイクで起き上がってくる)を見てしまい、戻る決心を固めました。
……ソウルだけ神殿に預けて再出発できればなぁ……。
続いて「穴掘り王の要石」に触れました。
ダンジョンは「ストーンファング坑道」です。
神殿から転送された先は、どこかの城壁。規則的に金属音が響いてきます。
説明通り、誰かが鉱石を掘っているんでしょう。
階段を上がっていくと、焚火が見えました。
その横には、横たわる誰かの姿。
……人間か?
周囲を窺いましたが敵の気配はありません。
盾を構えたまま近づきましたが、どうやら彼(彼女?)は商人のようでした。失礼。
「ソウルをくれよ、交換だ」と、アイテムを売ってくれました。
扱う武器に「つるはし」が入っていて笑いました。
このダンジョンに相応しすぎる。どこか、このつるはしが役立つ箇所が出てこないだろうか、とネタ的に購入しました(何やってんだか。
何度か話しかけてみると、キラキラトカゲを知ってるか? と話しかけられました。
いい石を抱いているらしい。知らん。
トカゲの巣を知っている、と言う彼ですが、当然ながら教えてくれません。餌を目の前でちらつかされた気分です。ヤなヤツだな、こいつ。
商人の脇を通って進むと崖に出ました。
でも他の道はありません。
血痕を見ると、皆、この崖から飛び降りている様子。
これは飛び降りるべきなんだろうか。
いや、結局、血痕になってるってことは、死んでるってことだよな? 飛び降りるにはコツがあって、コツをつかめなかった人が運悪く死んでしまっただけってことかな?
どっちだろう。
意を決して飛び降りてみました。
……結果的には死にました。が、もう少し助走をつけていれば着地できそうなところがありました。なるほど、そこに着地できるようにすれば死なないんだね? そして先に進めるんだね? と思ってもう一度トライ。
次は少し離れたところから、走ってジャーンプ!
狙っていた場所に見事に落ちることができたわけなんですが、なんと、キャラは着地することなくその場所をすり抜けました。
思わず開いた口が塞がりません。
ええっと、これは、落下地点に見えた場所は単なる蜃気楼だったということですね。
ちなみに、その少し前にも崩れている場所があって、意味ありげな飛び降り箇所だったんですが、そこから飛び降りても同じ結果でした。
とりあえず「ここは危険だ」というメッセージを残しておきました。
もっとストレートに「ここから飛び降りても無意味」と残したかった。
さて、さっきの崖から飛び降り隊が無残な散りざまを見せてくれたところで、他に道があるはずと探しました。
すると、先ほどの商人の真後ろに通れる箇所を発見。部屋に続いているようです。
一応、不意打ちに備えて盾を構えながら潜入。
入れ違いに白い幻影が出てきました。
見回してみると、鉄の足場が少し上の方に設置されているだけで、登れません。
その下の穴からは白い蒸気が立ち上っています。
ローリングとかで何とか登れないのかと試してみましたが、ダメでした。
こっちでもないのか。
あとはどこに道があるんだろう、と部屋から出て、思わず笑いました。
登って来た階段の真横に、後ろに続く城壁がありました。
何で今まで気づかなかったんだ、と思うくらい分かり易い道です。
目を凝らすと、その城壁の道の向こう側は、何か上から大岩が落ちてきてました。
常に崩落してるのかと思って近寄ったら、ゴブリンらしき2匹が、頭上から大岩を城壁の道に向かって投げつけてました。誰かに命令されてやってるのかな。敵がいない間もせっせと投げつけてた二匹。かわいそうだな。
二匹を観察していると、向かって左側のゴブリンのスピードが遅いもよう。
右側は結構早く大岩を投げつけてくるので、しばらく観察していると、二匹が同時に投げてくるタイミングがあります。それを見計らって全力ダッシュ(×ボタン押しっぱなし)!
大岩に潰されずに通り抜けることに成功しました。
下をよぎったことはさすがに分かるだろうから、投げてた二匹が駆け下りてくるのかな、と思ってましたが、そんなことはなかったようです。ただ機械的に投げ続けるだけのようです。そして、部屋の中で松明が揺れているのを遠くから見ていて怖いなーと思っていたんですが、本当の松明だけだったようです。なんだ。
入って直ぐの右側出口近くに「よく見ろ」というメッセージ。
周囲をゆっくり見回すと、壁側に箱みたいなものがありました。近づくと「ハンドル」らしい。
ハンドルを回す操作ができ、何かが動き始めた音がします。
すぐ近くの出口から外に出てみると、鉄の足場が動いていました。
なるほど、ここのスイッチだったのか。
このまま登ってみるのがいいか、他の道を探すか。
――行きましょう。
まずは登っていく足場に移り、続いて下る足場に飛び降りて。潰されたり落下死しないように注意です。
ついた先は――行き止まり。
でも、遺体からは「儚い瞳の石」をGET。
……これのためだけか。
戻り、鉄のエレベーターに乗ります。
ちょっとそのまま乗りっぱなしで何周もしてみたら、下りる箇所が二つあることに気づきました。
下の所から乗ったはずなので、上の方で降りたら進めるはずです。
タイミングを見計らってエレベーターから降り、盾を構えながら部屋の中へ。
左側にでっぷり太った敵を発見しました。火炎瓶を投げつけてきます。
盾を構えているとノーダメージなんですが、やっぱり一撃が強いです。スタミナがあっという間に尽きてしまいます。でも、腐れ谷よりはまだ攻略しやすいかもしれません。
直接攻撃を食らいましたが、減少したHPは3分の1でした。
こちらの攻撃でもなかなか体力を削れず、そのうちになんと奴の背後から別の2匹の敵が参戦してきました!
場所的に言って、さっき外で大岩を投げてた二人組だと思われます。
ちょっと待てよお前ら、複数人で攻撃なんて卑怯だぞ、と薬草を食べようとしますが間に合わない。そのまま死亡……。
もう一度最初からやり直し。
もう一方の、エレベーターに乗らない方へ行ってみましょうかね。
二匹の大岩落としをやり過ごし、暗闇の中を進んでいると、左側に蠢く敵二匹を見つけました。けれど彼らは私になど興味がないように無視し、自分の作業に没頭しています。接近してもそれは同じでした。
今のうちに後顧の憂いを断っておくべきか?
迷いましたがそのまま進むことにします。
挙動不審になりながら進んで行くと、今度は右側にも1匹発見。
彼もまた、私になど興味はないように自分の作業に没頭しています。
ここの敵は自分から攻撃を仕掛けなければ大丈夫なのかな? と肩の力を抜いた瞬間、ずっと気になっていた、ツルハシを振るうゴブリンがこちらに気づいて襲ってきました。
盾で防御しましたが、スタミナが半分も削られました。
頑張って反撃しましたが倒せません。気づけば周囲には見逃した3匹まで参戦しています。
「さっき見逃してやった恩を忘れたのか! 次からは卑怯者覚悟で1匹ずつ容赦なく殺していくぞコラ!」
そんな怒声もむなしく、ひたすら叩かれ。
こんな中で薬草を食べても意味がないので、あわてて逃げ出しました。
大岩に潰される覚悟で外へ脱出。
潰されずに済みました。
……私のレベルが低すぎるのでしょうか。
それとも、このMAPレベルが合ってないのでしょうか。
他の所にも行ってみよう。