5日目に来ました。
本のタイトルは「事件発生」。
右上の進捗バーを見るとまだまだ先は長そうですね。
ガフを探して廊下に出ているリレ。
照明が暗い気がする。夜なんだろうか。
でも夜だと魔女の霊が出るという話だから、昼のはずなのに。
いきなり黒髪の男の子に呼ばれました。
バティドでしたっけ? 探しに来たらしい。
あ、こんな夜更けに一体何のご用? って。
やっぱり夜か。
いいのか、廊下にいて。
誰かが魔王カルヴァドスの封印を解いてしまい、先生たちは上の階へ行ったとのこと。
犯人は、オパールネラ先生の部屋に忍び込んでた悪魔のアドヴォカート先生よ、と訴えるリレ。
ああ、降参とか言ってたのにね。
オパールネラ先生は魔王と一緒に封印されてた悪魔と相打ち。
リレの話が本当なら先生たちが危ない、とその話を伝えにバティドは上の階へ。リレにはこの先の部屋に行って待つよう指示。
うん? 自室とか逃げろとかじゃないのか。
そもそも何でバティドはリレを探してたんだろう。
黒幕は誰だったかな。
部屋にはマルガリタがいるはず。
他の2人も見つけたら声をかけて行くように言う、と。
ああ、マルガリタがいるのか。
バティドがいち早く騒ぎに気付いて皆を逃がして回っているという感じなんだろうか。
最後、20分待って戻らなければ自分たちだけでも逃げるんだ、と言い残して去っていくバティド。
カッコいい~(・3・)
戦闘画面になりました。
マルガリタがいます。
もう完全に負ける気まんまんですね。
弱弱しい笑みです。
魔王の配下がここにも押し寄せているらしい。
ここを塞がれると逃げ道がなくなってしまうから、マルガリタは懸命にエルフたちで防衛線を張っていたらしく。限界、と言って倒れてしまいました。
さて……ここから20分の耐久が今回の目標らしい。
シンボルを設置して守りを固めましょう、とアドバイスはザックリしたもの。
初期マナは300です。
エルフが3人、フェアリーが2人、シンボルが2台。
すぐ近くのクリスタルをエルフで聖域化。
あ、フェアリーの左側にはハデスゲートとウィッカがありました。ゴースト×2匹、シンボルも2台。
少し左上にはクリスタルもありましたけど、ここは周囲に味方が誰もいないので、ゴーストには同じ階にあるクリスタルを聖域化して貰いましょうか、と思ったけど、左上の暗がりにクリスタルがあります。
地形を無視できるゴーストには、そちらからのマナ集めをお願いした方がいいかもしれない。
エルフが聖域化しているクリスタルは、所持マナが3750。
魔法陣フェアリーリングをレベルアップさせて、フェアリーを召喚できるようにしておきましょうかね。
あとは、エルフを4人ぐらい追加召喚。
おや、画面右側で敵の攻撃が始まったみたいです。
あちらはまだ確認してなかったけど、何かあったかな。
画面を向けたらインプが沢山いて、ちょうど何かが崩れ去ったところでした。
何だろう。ここにもクリスタルがある。タリスマンだったのかな。
攻撃の手数が今はフェアリーしかいないので心もとない。ハデスゲートのレベルを上げて、ファントム召喚の準備を整えます。
あれ、今度は左上の自陣に敵からの攻撃マークが出てます。
またインプたちですね。
タリスマンたちが応対中――あああ、視界を向けてみたら、6匹ぐらいのインプたちに集中攻撃され、タリスマンが崩壊するところでした……。
タリスマンとはいえ1攻撃につき1体にしか攻撃できないはずだから、圧倒的に手数が少ない。
設置するなら2~3個まとめて設置すればいいのかな。
マナがないっすもんね……。
ああ、ファントムがそろそろ召喚できそうなので、さっそくインプたちに向かわせます。
ファントムが3体そろったところで、まとめて左上のインプたちの所へ。
ファントムはインプからノーダメージで勝てるはずだから、少し放置しときましょう。
その間、左のクリスタルをゴーストで聖域化させてマナ採取開始です。
左はファントム3人でパトロールを組ませましたが、右側はフェアリーが数人いるだけで、まだまだ軟弱なんですよね。
どうしようかな、と思っていたらゴーストが襲われていたみたいで、2匹いたはずなのにいつの間にか1匹になってました。悲しい。
採取の効率化を行うためゴーストを5匹追加。
そんなことをしていたら案の定、右側の自陣に敵襲を受けました。
元からあるタリスマン2台が頑張ってくれていますが、数の力には敵いません。物凄い体力を削られています。
フェアリーたちを応援にいかせ、タリスマン1つを失ったものの、インプたちを殲滅。
フェアリーたちの弓攻撃は凄いね。
みるみるうちに敵がいなくなるのを見てるとスッとします。
先ほど呼び出し、画面左をパトロールさせていたファントムの中の1人を右側へ異動。
インプたちの攻撃に備えます。
またしても画面左のクリスタルに敵の魔の手が伸びてきました。
うーん、マナが足りない。
中央でまだ聖域化していなかったクリスタルをエルフで聖域化。
ハデスゲートを別途、右上の未開発エリア、階段の近辺に設置。ここにもクリスタルがあった。
フェアリーはいつの間にか1人になってしまった。
召喚途中のハデスゲートの見張り番につけておいて……あ、またインプがやってきたらしく、画面外が赤い。
現時点でマナは721。
ファントムを充分喚べるのに、なぜだか召喚できない。
なぜだ。
人数制限があった!!
il||li ○| ̄|_ il||l
画面左下に表示されているマナ。
その下に人マークがあり、現在は34/35。
人数コスト上限が低いよっ!
ファントムのコストは「2」。
もう無理です。
エルフでタリスマンを設置しようとしましたが、このコストも「2」のようで、設置できませんでした。くう。
そうこうしているうち、右上に更なる敵の大群が。
しかもインプだけではなく、変なガイコツも交じってます。
せっかく設置したタリスマンが壊されました。
設置した魔法陣、ハデスゲートも。
更には画面左側の自陣にもインプたちが来て、聖域を攻撃してます。ファントムで応戦しましたが、まだ押し寄せてきます。
敵の中にはやっぱり骸骨がいる。
そして、悪魔には無敵なはずのファントムがいつの間にか消滅してます。
おお? 攻撃を受けたのか?
人数コストがかなり減ったので、慌ててファントムを召喚。
待ち時間が長いっ。
ここまでで10分経過。
危ない……あと10分、持ちこたえられるだろうか。
とうとう画面左の聖域が壊され、ただのクリスタルに戻ってしまいました。
召喚したばかりのファントムを向かわせ、なんとか撃退……だんだん敵の攻撃が激しくなってまいりました。
敵陣に踏み込んで魔法陣を破壊するとか、そんな余裕とかないよ。迎撃だけで精一杯。
あ、でもインプってファントムに攻撃できないのはもちろんですけど、ゴーストにも攻撃できないみたいです。
クリスタルをゴーストで再び聖域化。
そしてその間はファントムに守って貰いましょう。
ただ、敵のゴーストや骸骨が来ると、ファントムでも大ダメージを食らうようで、ほとんど瞬殺。
そうならないためには敵の姿が見えた途端に攻撃開始できるタリスマンを4つ以上は揃えたいんだけど……コスト制限が憎い。
時間耐久なので攻め込まなくてもいいんですが、ついつい攻め込みたくなるんですよねぇ。
18分を過ぎたところで大量の敵が押し寄せてきました。
残り2分。
大群の中にいた骸骨やゴーストにファントムは倒され、エルフやフェアリーも倒されて。
残るはゴーストとクリスタルと魔法陣。
相変わらずインプはこちらのゴーストには攻撃できないみたいですが、魔法陣のHPをガスガス削っていきます。そして敵のゴーストと骸骨が味方のゴーストを攻撃。
やっぱり一瞬で溶けて消える味方のゴースト。
こちらはほぼ全滅状態ですが、魔法陣をすべて壊されなければ大丈夫みたいで。
敵が魔法陣を攻撃している間に20分経過。
つ、疲れたっ。
ストックしてるマナも枯渇し、誰も召喚できない状態で魔法陣が壊されていくのを見るのは辛いっ。
~(>_<。)~
それでも、なんとか、耐えきりました。
今までのチュートリアルが数分で終わっていたと思うので、20分は結構長いですね。
でも試行錯誤してると時間なんて吹っ飛びました。
倒された味方の数は43。
倒した敵の数は82。
称号は「シルバー」でした……。
リザルト画面が終わると夜の廊下でした。
不安そうな面持ちでマルガリタを呼ぶリレ。
はぐれたっぽいですね。
戦闘前に力尽きて倒れてたけど……誰か、あの場所から動かしてあげたのか?
使い魔のカエルは頭の上に乗ったままだったけど、いざってときに主人を助けてくれるのか?
いきなり背後に白髪の黒い霊っぽい人物が現れました。
幽霊?
この塔にいる人間はリレで最後、と不穏なこと呟いてます。なんだそれ。
この怪しい幽霊は、どうやら魔王。
実体ではなく、怨霊だと自己紹介。
先生たちが食い止めに行った、とか言ってましたよね、確か。バティドが。全滅なんでしょうか。
どうやらそのようです。
魔法王カルヴァドス。
彼に賢者の石が渡り、これから外へ出ていく、と楽しそうにのたまう魔王様。
鐘が鳴り響き――ああ、これからが本番ですね。
新たにウィッカの「ユニコーンの召喚」を入手しました。
鐘が鳴り終わった直後、寝間着姿のリレは自室に。
悪夢だったのかと、胸を押さえながらつぶやくリレ。
5日前、塔に来た日の夜に巻き戻りました。
リレだけが記憶を持ったまま。
何かの冗談かと苦笑いするリレですが、逆に疑われ、周囲に合わせることにしたようです。
しっかりしてくれ、とガフに呆れられながらドラマパート終了。
相変わらず綺麗なイラストです。
さて。
ゲームの難易度が変更できるようになりました。
現在はノーマルですが、他にイージーとハードが追加。
本棚にはセカンドプロローグの本が格納され、また、続きとして2巻の1-1が追加。
グリモアを持ったまま時間ループの始まりです。