手術室を抜け、長い通路に出た淳平たち3人。
このまま行くと、一宮が眠ってる大病室に出るはず。
が、通路の先にはまた扉。
それを開こうとした直後、紫たちと合流しました。
そして別の場所から呼びかけた四葉の元へ行くと、彼女がいる近くの壁には船内マップがありました。
ああ、なるほど。
前に見つけた船内マップはそのフロアしか役に立たなかった、ってことか。
なんだ。
今回の船内マップはCデッキと書かれているようです。
「7」の扉と「8」の扉のルートを探ると、やはり合流できるようになっていました。
そして、先ほど開こうとした扉を開くと、予想通り、大病室。
一宮も目を覚ましていたようです。
普通の状態で、淳平たちからあらましを聞かされてました。
ふぅ。
ニルスだけがいないのか……。
淳平たちが木星の鍵を見つけたのに対し、八代たちも地球の鍵を見つけていました。
エレベーターの鍵だったっけ?
鍵の状況について、整理。
手術室で見つけた木星の鍵
厨房で見つけた土星のカードキー
八代から渡された地球の鍵
皆が鍵の使い道について思いを馳せていると、四葉が割って入って来ました。
「3」の扉はどうするのかと。
船内マップを見ると、「3」の扉を開けても大病室に戻ってくるから意味はない、と諭しますが、四葉は納得せず。ニルスがいるかもしれませんもんね。
ということで。
四葉(4)+一宮(1)+セブン(7)=12=3
以上の3名が「3」の扉の向こう側へ行くことに。
淳平たちはお留守番です。
四葉たちが「3」の扉の向こうに消えた後、八代が動きました。
ただ待ってるだけじゃ時間がもったいないから「木星の鍵」で先を調べておこう、と。
解錠した先に進むと、大階段に出ました。
こんなところに戻って意味はあるのかと、サンタが呆れ気味です。
A:意味はある
B:わからない
まぁ……ここにエレベーターとかがある限り、無意味ではないよね。
「A」を選択。
サンタに土星と地球を見せて、エレベーターの存在を思い出させました。
そのエレベーターは土星のマーク。
Aデッキの左側のドアには地球のマーク。
飲み込んだサンタが二手に分かれて行動しよう、と提案。
あー……。
サンタと八代は地球を。
淳平と紫は土星を。
サンタに鍵を渡します。
十分程度調べたら戻ってこよう、と約束しました。
……大丈夫かなぁ。不安です。
エレベーターに来て、土星のカードキーを使ってみます。
起動しました。
ボタンを押して、エレベーターを呼びます。
上には行けないみたい。下だけのボタンがついた、変なボタン。
エレベーターが開きました。
最悪はニルスの死体が現れたらどうしようかと思いましたが、何もありませんでした。
良かった。
そして淳平はエレベーターの中へ。
え、乗っちゃうの? と不安に思ったところで紫が止めてくれました。良かった。
が、乗るつもりではあるようです。心の準備が、とか言ってます。
えええー。
下に行くボタンしかないエレベーターに乗ってどうするの。
下には水没したDデッキしかないんじゃないのか? 溺死しないか?
あ、茜の不安が選択肢で出てきました。
A:密室で2人きりになってしまうこと
B:下向きのボタンしか存在しないこと
……淳平は頭が春なんじゃないかな。
「B」を選択。
ようやく、Dデッキは水没している事実に気づいてくれました。
が、同時に、エレベーターが下からのぼってきたことにも気づきました。
うう。
エレベーターの中は、綺麗です。
半身だけエレベーターの中に入れて、調べる淳平。
エレベーターの中に備わっていたボタンは「C」と「E」だけらしい。
「E」を押して、淳平は素早く出てきました。
エレベーターが下に行き、Eで開く音が。
もう一度エレベーターをCデッキに呼び寄せて中を見るが、全然濡れていません。
Dデッキは水没しているが、Eデッキは無事?
そんな予想をつけて、淳平だけ下に行くことに。
なんでそんな無駄な冒険心を持ってるんだよ。
全員そろってからでもいいのに。
結果的に、紫と二人でEデッキに行くことになりました。
何事もなければいいけど……。
Eデッキに出てみますが、ちゃんと光がついてます。
もしも天井が抜け落ちてきたらどうしよう? って、嫌なこと聞くな、茜よ。
通路の先には「6」のナンバリングドアがありました。
ついでにEデッキの船内マップも。
Cデッキに戻って情報交換。
サンタたちは「1」のナンバリングドアを見つけたようです。
ひとまず結果を出せたということで、大病室へ戻りますか。
と――セブンに怒られました。
戻りが早いな。
戻ってきた所に淳平たちがいないから怒っているのかと思いましたが、そうではない様子。
もしかしてニルスが見つかったんだろうか。
あまり、嬉しくない感じで。
セブンの代わりに一宮が、ニルスが死んでいた、と教えてくれました。
え、やっぱりか。
しかも、爆死みたいです。
……てことは、1人で入ったんだ。3の扉に。
どうやったら3が開く?
ニルスは「2」しかないから、あとは一宮……いや、3人以上じゃないと駄目だから、一宮だけじゃ無理か。
えっと。
第一発見の八代「8」を足しても、3にならない。もう一度ニルスの「2」を使わないと駄目になる。
一番最初に爆死した男の「9」を持っていたと仮定したら、9+2+1=12=3、になる?
やっぱり一宮?
さっきまでの麻酔薬のは演技?
うーん。
とにかく確かめに行きましょう、という八代に促されて、3へ駆け寄るが……違うみたい。
数字が何も書かれていない扉のようです。
ドアの間にドライバーを噛ませておいたらしい。
出口ってことかな。ああ、出口だからこっち側から入れたら困るのか。
太陽系の鍵で開けたんじゃないのか?
とりあえず、急ぎます。
シャワー室。
ニルスが死んだと思われる場所の壁に、不自然なアルファベットが見えました。
LとR?
現場を見る淳平たち。
死体の近くにはニルスのものと思われるバングルがありましたが、文字盤は粉々に砕けてるっぽく。
これでは多分、使えない。
顔も、誰だか分からないほどの酷いありさまだということで。
じゃあニルスじゃない別人じゃないのか? なんて思ったりして。
が、服装はニルスのものだというので、じゃあ裏をかくような真似はなしかー。
もっと現場検証するのかと思ったら、大病室に戻ってきていました。
壁の文字は関係ないのか。
セブンと淳平で推測。
ナンバリングドアは2人では開かないから、複数犯での犯行。
ナンバリングドアを開き、ニルスだけをそこに閉じ込め、あとは爆死。
恐らく基盤探しの時に殺されたはず。
全員のアリバイはなし。
全員が犯人候補だということに紫が慌てますが、一宮が猜疑心を煽るようなことを言うな、と諌めてきました。
一番怪しいのは今のところ貴方なんですがね。
ニルスを殺したのはゼロだろう、という一宮に、考える淳平。
ゼロが船内にいるという話を……
A:疑問に思う
B:当然だと思う
ここは「A」です。
ゼロはこの船の中にいるのか? と、一宮に尋ねてみます。
ゼロがここにいないのなら「この船」という表現は使わない、と言質を取って。
いや~、それが計算ずくなら安心できんよ。
淳平、あっさりと言いくるめられてしまいました。
もう。
四葉がいきなり、ゼロはこの中にいると思う、という爆弾発言を。
A:確かに……そうかもしれないな
B:そんなバカな! ありえない!
え……「A」一択ですが。
根拠を問われると、バングルを示してみせる淳平。
ルール違反を犯した者は遠隔操作で爆破させれば済むのに、爆弾とバングルは連動しているから。
それに、船内の仕掛けはすべて自動的に機能するようになっている。ゼロの手を介さなくても。
ということで、ゼロはこの中にいる、という結論に。
説得力はあったようですが、動機が分からないことで、誰もがため息。
その時、鐘の音が。
既に3時。
あと3時間しかないんですね。