プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

善人シボウデス89

昏睡していると思っていたアリスに裏切りを選ばれてゲームオーバーとなったので、続いては裏切りを選びたいと思います。
ルナには軽蔑されるでしょうが、いいんです。

第2ラウンド、再会です。
裏切りを選びます。

裏切りを選ぶなんてフェアじゃない、って言ってたのに、なんで……と悲痛な表情をするルナに心は痛みましたが、いいんです。

さて結果発表。
全員が裏切りを選択。もちろん、アリスも。

シグマはこの結果を予想してるんじゃないかと思いましたが、反応は前と同じだったようで。アリスの登場に目を疑ってました。それじゃあアリスがこん睡状態だと知ってた裏切りを選んだ、と言ってるようなもんじゃないか。
別にいいけど。
ABルームから出てきたアリスは「やってくれるわね」としたり顔。お前こそ、シグマを殺して脱出するつもりだったくせに。
麻酔はまだ切れてないはず、と驚くルナに、アリスは耐性が強いの、と教えてくれました。ぎりぎりのタイミングでABルームに滑り込んだそうだ。

誰もが疑心暗鬼。このままでは全員が裏切りを選び続け、この施設から永遠に抜け出せない。
シグマは全員に、一丸となって抜け出そうと訴えかけますが、応える者は1人もいませんでした。ルナを残して全員がバラバラに去っていきます。

ABルームの扉が閉まり、バングルシャッフル。
シグマは水のペアバン。
ルナは紫のペアバン。
次のCD扉開放までは、1時間21分。

何か共通の目的を見つければ、皆の気持ちをひとつにできるのですが……というルナですが、目的ならもう「ここから脱出する」ということでありますから。
では、共通の敵を見つける、ということではどうでしょう? とルナは真剣な表情。
いい案かもしれない。
例えば、ふたつの爆弾を仕掛けた犯人、とか。
犯人を見つけ出せば、皆はおのずと一致団結する。

手がかりはないのか? と聞くルナに、紫メモカを思い出すシグマ。
ルナに見せると、医務室で見られるかもしれない、と思い出してくれるルナ。

医務室へ行くと、アリス+四葉+天明寺の姿が。
あまりうまくない3人だ。もちろんクォークもいるが、彼はまだ麻酔薬から目覚めてないので横たわったまま。

さっそくメモカの中身を確認します。
前回のように音声データなのかと思っていましたが、今回現れたのはアルファベットの羅列。22文字のアルファベットが6行。1行目と2行目以降は、同じ羅列の繰り返し。他のデータはないので、これだけが手がかり。

CQUJHNMTEONERAXDFMIOVP
BYOLWXYPXSVZEQGTKRTLED

まだまだヒントが足りない。
けれども何か、アリスが黙り込んでます。四葉に向かって、気付いたことはない? と聞いてました。研修のときに似たようなものを見たでしょう、と。
わしらにも教えろと迫る天明寺に、深いため息を落としてアリスは教えてくれました。
これは、おそらく、とある組織の暗号表とのこと。
クレイドールズという名前の組織。ディオか。
では、爆弾を仕掛けたのはディオ? すべての爆弾を仕掛けたのか、それとも内1つか、それは分かりませんが。

これには何と書いてあるんだ? と訊ねるシグマですが、解読するキーがないから分からない、というアリス。それは四葉も同じ。仕方ないから解読は後回し。
アリスと四葉が所属する組織について教えてくれと迫るシグマだが、そればかりは教えられない、と首を横に振るアリス。シグマがクレイドールズのメンバーかもしれないから、と。
敵ではなく仲間だと必死で訴えるシグマですが、理解されず。
アリスは医務室から逃げるように出ていきました。
けれどシグマは諦めない。アリスの後を、ずっと追いかけます。(笑)
ついにビオトープにまで来ました。

意味深な発言をするシグマに頬を赤く染めてビオトープを歩くアリス。
可愛いv
池の前に来て、ベンチに座るアリス。カップルベンチですね!
独白。
ラジカル6に感染したときのことを話してくれました。
そして、四葉に黙っていてくれるならクレイドールズのこともアリスのことも教えてくれると約束してくれました。やったなシグマ! 私の中でのヒロインはファイだけどな!

アリスの父はエジプト人。母はフランス人。
父はクローン技術の研究をしていて、アメリカの研究所にヘッドハンティングされたため、アメリカに移住。しかしそこがテロ組織に襲われて、父は誘拐。
アリスは国防総省に就職したあと、特務機関への配属を希望。
そして分かったことは、父をさらったテロ組織、クレイドールズのこと。
彼らには「クローン技術を使ってクローン人間を作り、構成員として育てているのではないか」という疑惑が持たれているらしい。構成員ではなく新人類として呼ばれているもようだが。
父がさらわれたのは、そのクローン技術のためだったと、ようやく判明。
クレイドールズのリーダーはレフトという男。
名前と性別だけは分かっているが、容姿や年齢は一切不明。
組織の活動資金は、カルト教団「フリー・ザ・ソウル」。教団の主宰はブラザーと呼ばれている老人。しかし頭の方は衰えていないらしく、なかなか尻尾をつかませない。
ある日、ネバダ砂漠に建設されたとある施設に、クレイドールズのメンバーが潜伏しているという情報が入ってきた。
そこでエンジントラブルが発生し、四葉と出会ったらしい。
2回目のノナリーゲームを脱出したところですね。
彼らを拉致した犯人たちを一緒に追跡することにしたアリス。けれど犯人の足取りは、いまだ不明。
またしばらく経ったあと、今度は別の情報が入ってきた。
クレイドールズが近々、大規模なバイオテロを行うらしい。という情報。
絶対に失敗できない任務にテレパシーに似た能力を持つ四葉をつれて乗り込んだが、結果は失敗。罠だった。もぬけの殻になった施設に飛び込んで探すと、四葉発見。その足元に、アリスの父も発見。しかし既に冷たくなった後。撲殺。
犯人たちはアリスと父との繋がりを知っていたから、殺したのだと。
解剖された父の左腕からは8桁の数字と9桁の数字が刻まれていた。書いたのは父本人らしい。そして、胸元にも何かの文字が。アルファベットで構成された短い文章。
アリス、愛してる。
と。父の仇を取ると、絶対に決めた。
一方8桁と9桁の数字は緯度と経度を表していたことが判明。
そこにあったのは廃墟と化した化学工場。クレイドールズのアジト。
2028年12月25日に、クレイドールズのアジトへ踏み込むことが決まった。
しかし12月22日、作戦の最終確認をしていたアリスと四葉は拉致。
気付いたらABルームに。

後半は四葉ENDで聞いた話と被ってますね。
話してくれたことに礼を言い、誰がクレイドールズのメンバーなのか、思い当たることはないのか? と訊ねるシグマ。暗号表を解読できれば分かるかもしれないけど……というアリス。
解読するためには「キー」が必要。
クレイドールズは鍵として長い桁数の数字を使っているらしい。

シグマの脳裏にディオENDがフラッシュバック。
78153 61098 83809 42419 90551
よどみなく言い切ります。シグマすげぇ。
そしてアリスも。
198449351を3乗した数じゃない、と直ぐに答えが判明。どんな頭してるんだこいつ。

シグマが言った数字を素因数分解すると、198449351の3乗になるとのこと。
まさかとは思うが暗算で計算したわけじゃないよな? と訊ねるシグマに、頭の中で計算したのよ、と当然のように言うアリス。凄すぎるよアリス。得意のレベルを超えている!

医務室で見たアルファベットに素因数を当てはめてみるの、と。
つまり
1文字目はC。次にそこから9個分、焦点を右に移動すると、そこにある文字はOだと分かる。続けてさらに8文字分、右へ。
とすると……。