とうとうここしか進めるところはなくなってしまいました。
所長室:双頭の獅子の謎を解け!
IDは恐らく、クォークENDで見た、倉敷茜のIDカードの裏。
Pass=GRAPEOLLだと思います。
あとはパスワード。
……過去の記事を遡っていたら、遺言を思い出しました。
シグマENDで聞いた、ルナの遺言。
『もしも太陽を食らう双頭の獅子を見たら、この文字列を思い出せ
GLT・FTM・016
それが第1の門を開く鍵となるだろう』
あと、KのENDで聞いた、Kの遺言。
「もしも太陽を食らう双頭の獅子を見たら、この文字列を思い出せ」
「MIL KEV OLI」
「第2の門は、この鍵によって開かれるだろう」
ここで言ってる双頭の獅子って、まさに所長室のPCですよね。
第1と第2。
また別に入力するところがあるのかな。今回は第1で。
とりあえず入力してみよう。
まずは
ID=GRAPEOLL
パス=GLT・FTM・016
うわ、エラー。
……IDのほう、GRAPEOLLじゃなくてGRAPEDOLLの間違いじゃないか? おかしいな、ちゃんと確認したはずなんだけど。
まぁ、これでやってみますか。
……うわん、エラー。
あとは。
IDに第1遺言入れて、パスに第2遺言入れてみるか?
ID=GLT・FTM・016
パス=MIL KEV OLI
第2パスって、壁の赤文字にあったスペルに似てるなー、と思っていたら。
なんと、解除成功!
なんでだよ! と歯軋りしたい気分です。嬉しいけれども。
ファイの「あ~!?」と驚く声が可愛い。
不毛なやり取りを交わしたあと、データを確認することに。
ID:GLTF-016で検索をかけてみるらしい。
……どっかで聞いた。ゴーレムか?
ファイルがヒット。
「GAULEM PRODUCT SPECIFIC DATA」
お、やっぱりゴーレムデータだ。製品仕様のもよう。
中身を見れば分かるだろう、とファイ。
そして――映し出されたのは、なんとルナ。
ABT 外装後の アピアランス
ゴーレム室で出会った愉快なゴーレムの話をフラッシュバック。彼が言ってた、私たちの中にいるゴーレムって、ルナのことだったのか……。予想外すぎます。
ルナは現在、稼働中。
つまり生きてるということに。
特殊任務実行中、という言葉に、首を傾げます。どういうことでしょう。
と思ったら、どうやらこの特殊任務というのが、このゲームに参加していることらしい、とファイたちが推測。なるほど。
もしかしたらゼロボスの狙いは、ゴーレムの稼動実験なのではないか、と落ち着きました。最後までゴーレムだとバレなかったら、ルナは一級品のゴーレムに。
という目的?
ルナのステータスをもう一度良く見てみて、気付くシグマ。
「ルナは死んだはずじゃ――!!」
と。
でもルナがゴーレムだったなら死ぬはずはありませんしね。
ここでABルーム投票締め切りのアナウンスが。
残り時間は10分。
正体を見破られたルナが攻撃に転じる可能性は、まさか、ないよね。
ABゲートを開いたのはルナだったんだ、と確信するシグマ。ファイもそれに同意しますが、けれど目的が分からない。そしてファイは、別のことも示唆。
ルナのプロダクトコードは016。
016と言えば、医務室で死んでいた四葉と天明寺が残したダイニングメッセージに、016とありました。
フラッシュバックで、四葉のふとももに書かれた016。
二人に手錠をかけたのはルナかもしれない?
考えにくいことではあるけど……ゴーレムだと気付かれたら抹消する、というプログラムが組まれていても、おかしくない。そして目撃者を排除していけば、自分は自動的に、誰にも気付かれなかった一級品のゴーレムだといえる。真実知ってる目撃者はいないのだから。
まさか、ね。
急いでキャビンの2号室へ向かいます。
そこにはアリスとルナの遺体があったはず。
けれど今、そこにはルナの遺体はありません。やはり、動き回っているということでしょうね。
シグマさんを信じてるんです、というルナの笑顔がフラッシュバック。痛いです。
投票締め切りまで残り5分のアナウンス。
A倉庫へ行き、ABルームへ。
入った瞬間、ブービー音が。不正な組み合わせが検出されたから、所定のメンバーで入れというアナウンス。ファイとシグマはペアバンだったはずだが? と思いましたが、別の要素らしい。
シグマが持っていた、ルナのバングル。
シグマはルナのバングルをABルームの外に置いて、また部屋の中へ。
……ルナ、このバングルを利用して投票するんじゃないかな、と思うんですけど。シグマがバングル持って外にいて、ファイだけ投票すればいいのに、と思った。
残り時間は2分。
スタート。