新たなジャンプ先は「ABゲーム 第3ラウンド【協力】」
どこのゲームのことなのか。
どんな流れでのゲームなのか。
なんだかゴチャゴチャしてて、分からなくなりました。
ひとまず、茜が死んでない歴史っていうことだけは分かってますが。
シグマとファイが目覚めた先は医務室。
ABゲームを開いたあと、二人は過去へ飛んだのですが。そのとき肉体は空っぽ。その状態を、先に医務室へ戻っていたKとルナが発見して、医務室へ運んでくれたようです。
ここでクォークが目覚めていたようで、話しかけてきました。
可愛いなぁ。
そしてアリスも。
お二人とも生還したんですね。良かった。
……茜が、全員にラジカル6を感染させたと言ってましたけど、ここにいる全員が、過去に意識を飛ばせる可能性があるってのは、考えた方がいいのかな?
早く脱出しようよと言う皆に、シグマとファイは頭がハテナ。
バングルのBPが、いつの間にか全員が9以上になってました。
ファイたちが気を失ってから2時間以上が経過しているとか。その間にゲームを進めてくれていたんですね。ああ、理想的な形だ。良かったねぇ、ルナ。
ディオはこの場に残していくことにしました。
見捨てるのかと驚きましたが、捜査のために戻ってくるのだから置いてっても問題はない、という理由のようです。戻れるつもりでいるのですね、皆。
四葉の元気な声に扇動されて、9扉の前へ。
シグマが開けました。
……茜を探すんじゃないの?
でも皆は脱出することで頭がいっぱいのよう。
まさかこれでEDとかないよね。
全員が外へと出て、9の扉は閉鎖。減圧準備室を経て、ついに外へ。
外へ来たのはディオED以来です。
相変わらず赤い月が煌々と輝いてます。
その月を横切る、月の影。
……? 意味が良く分かりません。
ここで天明寺が重要なことを。
茜に会うためにここへ来たらしいです。クォークの命を条件に口止めされていたらしいですが、もういいじゃろう、と話してくれました。
現在、空に浮かんでいる赤い星は月ではなく、地球。
皆がいるここは、地球ではなく、月。
クォークも知っていたようで、明るく「月だよ」と答えてくれました。
だが重力の件はどう説明するのだというアリスに、今度はルナが答えてくれました。彼女もここが月面だと知っているうちの1人ですからね。
ラジカル6はアクセラビルによって駆逐されたが、脳への後遺症は依然として残っているのだと思う、と。ラジカル6は脳の情報処理速度を【ルート6分の1】に低下させるという特徴を持っている。
あー、あー、あー。
超納得。全員の処理速度が遅くなったから、全員が違和感なく情報交換(会話)できているということか?
にしてもすごい伏線の張り方ですね。
全部回収。
楽しいです。
ファイの超人的な跳躍力も、これで納得。てことは、皆、あれくらいの跳躍はできるってことにならないか?
天明寺が、今は2028年12月31日ではなく、1月27日だと教えてくれました。それも、2074年の12月31日だと。
2028年12月31日にラジカル6が発生。
生き残った小数たちが、考え出したのは『浄化』。世界を強烈な熱線で焼き尽くすことにした。
2029年の4月13日に、世界にある18基の対消滅反応炉をいっせいに爆破。
とは言われているが、天明寺はその作戦を行った者たちも全員ラジカル6に感染していたのではないかと考えているとのこと。
ともかくそうして炉心は爆発し、粉塵は成層圏まで達し、地球は煙で覆われた。
そのため地球が赤く見えるとのこと。
ファイが話しかけてきました。
Eがひとつ多かった理由。
あの、B倉庫にあった落書きですね。
MEMENTO MORI, IF THE NINETH LION ATE THE SUN
↓
THE MAN ON THE MOON RULES THE INFINITE TIME
月の男は無限の時を支配する。
AB計画の最終的な目的は、ファイたちの意識を45年前――ラジカル6が発生する前に遡らせること。
とにかく、茜に会いに行こう、というファイに、シグマも同意。
ビオトープへ。
……しかし、戻れるのか?
結局全員が戻ることになり、施設内へ。
リフトで下りて、9の扉が……開いた……?
外側からは開けて、中からは開けないとか、そういうこと? と思っていたら、Kが説明してくれました。A階の9扉ではなく、B階の扉を開いたもよう。
……いや、でも、中から開かないのは同じなんじゃ……?
不安に思ったのは私だけのようで、皆はすんなりとビオトープへ。
墓に鍵を差し込むと、隣の地面から治療用ポッドが出現。コールドスリープ状態なんでしょうか? そのようです。解凍まで10分です、とアナウンスが流れました。
解凍している間にKの話を聞くことに。
彼は記憶を取り戻したようです。
Kはこの施設、リゾーム9で生まれたもよう。月には同じようなリゾームが54個あり、ここはそのうちの9番目だからリゾーム9。AB計画も知っていたもよう。
四葉が参加させられたのは能力者だから。シグマとファイと共鳴を起こし、現象を起こしやすくするため。
アリスは、ディオが仕掛けた爆弾を解除するために必要だった。ディオの残した25桁の整数を、素早く素因数分解した。それができるのはアリスだけだったから。
天明寺も四葉と同じ、4次元に干渉する能力を持っている。だから呼ばれた。クォークは、天明寺の付き添いとして、地球に1人残していくのは心配だと天明寺が言ったためだとか。
ディオはブラザーによってAB計画を止める使命を持ってやってきたらしい。
ルナのことは既にファイとシグマが知っているから割愛。ご存じない方はルナに聞いてください、と配慮。
Kの正体について話が及んだところで、解凍終了のアナウンス。
ポッドを開いて感動のご対面――そこにいたのは、茜ではなく、なんとシグマ。
なぜ?
一体シグマもどきは何人いるのか。
疑問に思った私ですが、シグマは別の可能性に気付いたようです。
コールドスリープで眠っているシグマ2が、以前Kの中に入っていた人物ならば、今Kのボディースーツを着ているのは……。
なんと、倉式茜。
だって声が全然違うじゃないかー! という叫びなんて、ここではどうとでもできるんでしょうね。とうとう茜が姿を現しました。
久しぶりですね、四葉、淳平、と。
ああ、やっぱり天明寺が淳平だったんですね。なんか変な違和感はありますけど、それも時間軸がずれてるんだったら当然の違和感か、と納得です。
いまだポッドの中で眠っている人物は誰なんだ、という問いですが、茜はまず皆に問いかけます。
皆は、知らない顔だ、と。
……知らない、顔?
じゃあシグマは一体誰……?
シグマの意識は未来にも飛ぶことができる。つまり、今、シグマは45年後に飛んできたのだ、と茜が教えてくれました。
つまり。
慌てて池で顔を確認するシグマ。
そこにいたのは、老人。
「シグマ・クライム博士――あなたご自身の顔ですよ」と。
AB計画の首謀者は、シグマ。
ポッドで眠ってるのは45年前のシグマだと思ってましたが、茜は「彼をこれから作るのです」とか言ってます。何、それ。
彼の名前はKyle klim(カイル・クライム)。シグマのクローンだとか。
では、別の歴史でKが話してくれた過去ってのは、全部、シグマのクローンの話か。
重力が6分の1しかない月で生きていくために、金属製のボディスーツを着て、筋力の衰えを防いでいたのだと。
AB計画のAとBには、もう1つ別の意味がある。
A=Anima=魂・意識
B=Body=肉体
……なんというか、結構強引な1本の線で結ばれた歴史。
今、スタッフロールを見ていますが、このあとシグマは決められた通りに歴史を遡って、クローンを作るのでしょうか。なんというか、絶望感がないわけでもない。
いくら自分が定めた道だとはいえ、それは本来のリアルタイムな自分の意識での決定ではないので、やらされてる感が否めないのですよ。
色々と謎な部分ももちろんありますし。
あ、PHI;ENDだ。
お、新たなジャンプ先が追加。
良かった。さすがこれで終わったら消化不良ですよね。
続きを遊んできます。