誠が目を覚ますとなぜか体育館でした。
そこには全員がそろってるっぽい。
そして、サヤカが死んだと聞かされました。
あらー? えー。
マジですか?
自分で見てないから何とも……だけど、えー。えー。
ちょっとショック。
あのピンクのペンキに見えたのは、ユーザーに対しての気遣いで血みたいにはしなかったとか、そういうことか? それは嫌だ。
咄嗟に走り出して確かめに行こうとする誠を止める皆。
ていうか、なんで体育館? と尋ねると、モノクマがここに集まれと言ったらしい。
サヤカを殺したのはあいつに決まってるのに、なんであんな奴の言うことに従うんだ、と叫ぶ誠の前に、モノクマ登場。
だから、どっから出てくるんだよコイツ。
僕はそんなことしないよ! 信じてよ! と叫ばれたって、信じられるかい。
校則違反をされない限りは自ら手を下しません、と。
舞園さやかを殺したのは、オマエラの中の誰かじゃーん! と笑うクマ。
でもどうやって? 部屋を入れ替わっていたのを、誰かが見てたのか?
まぁそれは置いておいて。
誰かが卒業できるんだな? と念押しするビャクヤ。が、モノクマが「甘い」と笑います。人を殺しただけで簡単に出られると? と。
本番はこれかららしい。
ああ、ここからCMなどで見た裁判につながるのか。
卒業に関する補足ルールの説明を始めます! と嬉しそうなクマ。
『誰かを殺した者だけが卒業できる』という点は、以前、説明した通りですが。その際に、守っていただかなければならない約束があったよね? と。
自分が殺人を犯したクロだと、他の生徒に知られてはならない。
つまり、他の生徒に知られないように殺さなければならない。で、その条件がクリアできているかどうかを査定するためのシステムとして、殺人が起きた一定時間後に『学級裁判』を開くこととします! と悪い顔で笑うクマ。
学級裁判は、殺人が起きた数時間後に開催。
学級裁判の場では、殺人を犯した『クロ』と、その他の生徒である『シロ』との対決が行われる。
学級裁判では『身内に潜んだクロは誰か?』を全員で議論。
その結果は、学級裁判の最後に行われる『投票』によって決定される。
そこで導き出された答えが正解だった場合は、秩序を乱したクロだけがお仕置きとなり、残った他のメンバーは共同生活を続ける。
もし間違った人物をクロにした場合は、罪を逃れたクロだけが生き残り、残ったシロ全員がお仕置きされることになる。
その場合、共同生活は強制終了。
……お仕置きって、死ってことか? じゃあどっちを選んでも、ここから出れるのって1人だけってことか。間違えたクロを選んだら、そのクロだけがここから出られて、他の人は全員殺されるってことだよな? 逆に、自分がクロだと特定されたら自分が卒業する前に殺されて、他のメンバーは共同作業を続けるってことになるんだもんな?
うわ、なんて理不尽な。
「お仕置きって?」
ヒフミがチャレンジャーな質問を。
その答えはもちろん『処刑』です。
電気イスでビリビリ! 毒ガスでモクモク! ハリケーンなんちゃらで体がバラったりってヤツらしいです。
絶句する皆。
勝手に校則が追加されました。
ジュンコが反発。そんな学級裁判になんて参加しない! と。
そんなこと言う人には罰が下るよ! というモノクマですが、ジュンコは引きません。近づいてきたモノクマを踏み潰しました。
ということで、学園長への暴力を禁ずるという校則を破り。
グングニルの槍発動! とモノクマが叫び。
……ジュンコ、無数の槍に串刺しに。
またしてもピンク。
普通に分かり易く赤で良かったのに。
ていうか、本当に死んだのか? 夢、とかいうオチはなし?
そしてお前は魔法使いか、モノクマ。
やっぱり見せしめは必要だったんだね、と満足そうなクマ。腹立つなぁ。
クロ捜しの捜査にあたって、モノクマがまとめた死体ファイルを渡されました。
ザ・モノクマファイル。
ふざけた名前だなぁ。
死亡状況や死因を代わりにまとめてくれたらしい。監視カメラで一部始終を見ていたから、一目瞭然。まぁ、そりゃそうだ。
ということで、捜査開始。