ちなみに私の主人公は女。体重身長も軽め・小さめに設定してあります。
重たい一撃よりも、俊敏さで翻弄するのが好み。
主人公の外見をエディットできるわけですが、どんなエディットになっていても、イベントシーンでは違和感なく溶け込めてるのが凄い。
目覚めて装備類に近づくと、職業選択画面へ。
戦士・弓・魔術師の3種類。
物語が進むと転職も可能で、上位職が増えていくようです。
何にしようか迷いましたが、弓で。弓だけじゃなくて、接近戦ではダガーもいけますので。メインポーンをファイターにして、守ってもらおうという腹です。
体験版でグリフィン討伐を行ったのですが、そこで使った弓がとても使いやすかったので、こちらで。
さぁ外へ。
と思ったら入口に幼馴染の女性がいました。
主人公の心臓が動いてないのよ、的な嘆きを村長に訴えていました。
だってドラゴンに食べられてしまいましたからね。
イベントが終わり、彼女に話しかけ。いつものようにメニュー画面を開こうとして、△ボタン。彼女を攻撃してしまい、悲鳴をあげて逃げられてしまいました。
失敗失敗。
メニュー画面はセレクトかスタートボタンです。
さっそく村の全体像を把握しようと走りましたが、広い。とにかく広い。
マップを見てもいまいちピンとこないため、あらゆるところを自分で探索。破壊。アイテム収集。
……他人の家に土足で上がりこみ、家人が寛いでいるその横で、タンスの下をまさぐったり壷を壊したり、木箱を豪快に壊したり。何ていうか、ドラクエをリアルにしたらこんな感じなんだろうなぁと、凄くしみじみと思いました。違和感がありすぎる。そして家人の無頓着ぶりが凄すぎる。自分たちの家財道具なのにね。
そして後から気付いたんですが、武器を構えながら歩き回るパターンと、武器を納めて歩き回るパターンと、二つありまして。どちらもL2ボタンで簡単に切り替わるんですが、私の場合は木箱を壊したり壷を壊しまくっていたので、いつも武器は抜き身のまま。
そしてそのまま村中を走り回り、他人の家に上がりこんで行くわけですが、とにかく、行く先々で怖がられます。私の姿を見た瞬間息を呑み、持っていた釣竿やらお盆やらホウキやらを取り落とし、酷いときには悲鳴をあげて逃げていく。そして主人公は村民の落し物をゲット。どんな主人公ですか。
武器を構えていると、怖がられるということに気付いてからは、できるだけ武器を納めた状態で探索することにしました。
……オートセーブに対応していて、画面が切り替わるたびにセーブしてくれるのですが、そのときにプレイ中のアドバイスが表示されまして。
私の場合「人に嫌がられることをすると、好感度が下がります」というメッセージがずっと表示されてました(笑)
超タイムリー。
酷いときには、桟橋に座って釣りを楽しむ男性の背後で、弓を構えて。私としては男性を射るつもりはなく、海鳥を射りたかっただけなんですが、タイミング悪く男性が振り返ってしまい、彼、思い切りのけぞって釣り道具を落とし、息を呑んで私と目を合わせ、そのまま一歩、二歩と私の脇を通り抜けた瞬間、ダッシュで去られました。
わ、私が悪いの?
そこも楽しむゲームです。
会話中に□ボタンを押すことで持ち物をプレゼントすることも出来ると知ってからは、村中を駆け回って好感度アップに奔走しました。ふぅ。
画面はほとんどシームレス。
読み込みがまったくありませんのでオートセーブも快適なのです。
村を出るときとか、洞窟に入るときとか、そのときくらいしか読み込みがなくて、楽々。
本当にワンダを自由にプレイしているみたいで楽しくて、楽しすぎて、桟橋から海に飛び込んだら画面が真っ赤に染まりました。
おおおおお、死んだ!? 溺れた!? 海には飛び込んでいけなかったのか!?
と、超うろたえました。
後から聞いた話ですが、海には魔物がいるから近づかない方がいいよ、と。
全身がずぶ濡れになるとステータスにもその表示が出てきて、浅瀬から少し越し半ばくらいまでのところに行っただけでも、毒表示のようにステータス表示がおかしくなって、以来、海は私にとって鬼門となりました。
泳ぎたいのに~。
仕方ないから浅瀬に迷い込んできている魚の群れに突っ込み、素手で狩りをしました。うちの主人公、すげぇサバイバルだよ。
浜辺に集まる海鳥を射ち落としたり。ああ、楽しい。
さてさて、大筋ストーリーの他に、酒場でサブクエストが色々と受けられます。酒場じゃなくても、個人的なクエストは、村人たちから直接受けることもできます。醍醐味はこのサブクエストだと思います!
この村で苦労したクエストは2つ。
ドラゴン襲撃によって怪我をした人々につける薬材が足りないから貰ってきて、というものと。
教会の神父さんから、教典を失くしてしまったから探して欲しい、というもの。
まずは薬草。
時間帯が重要です。
最初に日光草を5つ集めて渡さなければいけないので、奔走。
クエストのヒントをくれる人々もいるので、頭に黄色表示されてる人には片っ端から話しかけ、ヒントを集めました。
昼に咲く草は、大木の下に、よく生えているとのこと。村中を探したけどなかったので、どきどきしながら村の外へ。
ここでデフォルトポーンが仲間になってくれます。私の場合はファイターでした。主人公がどんな職業を選んでいても、ここは同じなのかな?
とまぁ、彼と二人で村の外を散策。
あまり遠くへ行く必要がありませんでした。外に出て、すぐ右へ、崖沿いにいくと大木の下に生えてます。
キノコも採取できます。兎を狩ると、毛皮や肉もゲットできます。可愛らしい兎に容赦なく襲い掛かる大人二人。野生の掟は厳しいものなのですヨ。
あまり外に長く居すぎると、夜になってしまったり、オオカミが襲ってきたりとか、ゴブリンが浜辺で遊んでいる画面に出くわしたりとか。しますので、お気をつけを。
日光草を5つ集めて野戦病院的な場所にいるお姉さんに手渡し。
続いて月光草を集めて来なければいけません。
村人から「月が出ているときに浜辺に行って見たら? あった気がするわ」と教えられていたので、宿屋で夜になるのを待って、浜辺沿いに進み、崖近くに生えている一輪を発見。
材料としては一輪だけで良かったようで、このクエストはここで完了。
ただ、私の場合は5輪必要だと勘違いして、村の外に恐る恐るでかけ、瀕死になりながらオオカミやゴブリンと戦い、足蹴にされ、村と村外の浜辺を何度となく往復したという経緯がありますが何か? おかげでレベルUPが凄まじい。
月光草は「なんでこんなところに!?」という崖上とか崖下とか崖途中にしか咲いてないので、自分の操作レベルもアップしました。いいことづくめです。
崖上から崖下に滑り降りるときはドキドキします。死ぬか死なないか、本当にドキドキします。無事に滑り降りれたときは、ほっとする。あの安堵感はハンパないですね。ああ楽しい。
続いて神父の教典探し。
すんごく迷いました。
サブポーンがしきりに「高いところも登れるようです」とか「屋根伝いに色々なところに行けそうです」とか話しかけてくるから、屋根の上なのかな? と思いましたが、いくら探しても見つからなくて。
スタート画面のクエストから内容を何度も確認して。
クエストを選択するところで、「優先クエスト」が設定できることに気付きました。このクエストを優先するようにしてマップを見ると、教典が落ちている場所に丸マークが! でも屋根上なのか部屋の中なのか、分からない!
夜になると人々は鍵をかけてしまうので、仕方なく夜は屋根の上を走り回りました。住んでる人は迷惑だろうなぁ。寝てるのに、屋根の上でバタバタバタバタ走り回ってるんですから。
周囲が暗闇に包まれると、途端に視界が悪くなって、とても落し物探しどころではなかったのですが………。
屋根の上にはないと判断し、朝になるのを屋根の上でボーっとしながら待っていたら、海の向こうに一筋の光。美しいワンショットを拝めました。
さぁ家人が起きて来たので家捜し。
……ありません。
ツボを割っても、ダガーを抜いて脅してみても、タンスの下をまさぐっても、でてきません。
もう一度マップを確認しながら屋根の上を見てみましたが、ありません・・・と思ったら。丁度、屋根と屋根が変わる段差のところに小さく、小さく、一冊の本が!
わかるかーい!!
と画面前で叫ぶほど見つけにくかった。でも超楽しい。
そんなこんなな、プレイっす。