プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

ワンダと巨像 エンディング

16体目に挑む少し前にも泣きますが、エンディングでも毎回泣く。
本当は号泣したいところですけど画面が見えなくなるし操作できなくなるので。
頑張れワンダ! という思いで号泣はできない。

16体目を倒したタイミングで、森の中を駆けてた謎の集団が祠に到着。
このときエモン様と呼ばれるおじいちゃんが素顔を見せてくれますが、PS4では超鮮明に顔が見えます。やっぱキレイだねー。

祠の異変を感じつつ、でも何が起きてるのか分からないから様子を見に来たってところでしょうかね。
まぁ、ワンダが巨像を倒すたびに空に光の柱が立ち昇ってましたからね。

今回のワンダの所業って、何日くらいかかった感覚なんだろうか。
夜が来ないので気になってます。1日で駆け抜けてたら凄すぎる。

祠の奥で横たわるモノを見つけ、途端、壊れる16体目の偶像。
巨像の前で死んだように横たわるワンダが宙に浮かび、いつも通り祠に呼び戻され。
その音で、モノに対して何か呪文を詠唱してたエモン様が振り返って絶句。

ワンダを見つけて、やはりお前か、と絶句。
そんな姿に成り下がりおって、と。

だって仕方ないじゃないか、モノを蘇生したくて一縷の望みにかけて、一生懸命頑張ったんだからそんなこと言わないでよ。禁忌でも何でも、ワンダの望みだって理解してあげてよ。

とは思ったけど、まぁ、エモン様がそれを認めてくれることはないですよね。
長老的な立場の人だったら。
個人的には叶えてあげたいとか思ってくれるのかもしれないけど、公に禁忌を許してしまったら秩序が保たれない。ワンダとモノって、どちらかがエモン様の子どもとかっていうことはないのかな。

ゾンビみたいに青白い顔して、頭に小さな角を生やして。
ふらつきながら、背後に黒い影になった死者を侍らせながら。
ワンダは、でもエモン様の声を聞いているのかいないのか、彼の視界に映ってるのはモノだけなんだよね。

早く目覚めてよ、モノ。

そんな姿で生き永らえることのないよう、せめてもの情けで葬ってやる、とか。
勝手なこと言ってます。ワンダ自身がそう望んだならまだしも、他人に自分のことを決められることほど嫌なことはないです。
ワンダに近づくエモン様の部下。

矢を放ち、ワンダの太ももに突き刺さり。
逃げられないよう、まずは機動力を削いだということでしょう。

エモンの号令に従って、ワンダに剣を振りかぶり。
エモン以外は仮面をつけているので、彼らがどんな表情でワンダを見ているのか分からないけど。

地面に転がるワンダに、剣を振り下ろし。
普通の人間だったらそれで絶命するはずですが、体を貫く剣をそのままに執念で立ち上がるワンダ。
でもやっぱりそれ以上は続かず。
最後までモノに手を伸ばしながら倒れる姿に涙しかない。
(ノД`)・゜・。

エモン様も、その姿に何か思う所があったのか、瞼を開かないモノさんを振り返って。
――ワンダが普通の人間だったら絶命してそれで終了で、モノさんを回収して祠から撤収する、という流れになったんじゃないかなぁと思うんですが、ワンダさんはギリギリのところで人外になっていたのか絶命から免れ、ドルミン化して復活。

巨大な黒い影になったワンダが「16の部位に刻み、我の力を封印してきた愚かなる人間どもよ」とドルミンの声でエモンたちに声をかけると「甦りおった」と驚愕するエモン様。
いきなりの劣勢です。

「戦士の体を借り、今ここに甦らん」と詰め寄るドルミン。
やっぱそこにワンダはいるのか。

ここでドルミンを操作できるようになりますが、正直、エモン様たちなんてどうでもいい。
ワンダさんの想いを叶えるならモノさんですよ、モノさん。

でも――ほんの少しの距離が縮まらないんですよねぇ。
必死にガチャガチャボタンを押して、ブレス攻撃と拳の振り下ろし攻撃は可能。
――いや、そんなのに構ってられないんです、ただでさえ巨大化して動作がもっさりなのに。

祠ごと封印するぞと皆に呼びかけ、ワンダが今まで使ってきた剣をつかんで祠の出口へ。
モノさんは置き去りのままです。
ワンダにとっては奪い去られなくて好都合なんですが、でもねぇ。

祠の入口で剣を掲げ「鎮まれ!」と泉に投げ込むエモン様。
その瞬間、泉から光が溢れ、周囲のあらゆる闇を飲み込もうと、吸収を始め。
巨大な影の集合体だったワンダもまたその影響を受けて、1体、2体、と引き剥がされた影が次々光に飲み込まれていき。

最後に残ったワンダらしき人間の影だけが必死の抵抗。
モノさんの元に行こうとしますが、やっぱり光の吸引力が強くて、直ぐに足を取られ、徐々に泉に近づいていき。

ここの演出も、なぁ。
直ぐに吸い込まれるような作りだと「わ~!」で終わってしまうと思うんですが、引力に逆らいながら少し進めたり、階段の淵にしがみついて抵抗したり、できてしまうので、本当に、私必死。何度この場面に遭遇しても、そのたび、あと少し、今回こそは、と逃れる術がないかと抵抗してしまう。
この時間が長ければ長いほど、その後の虚脱感とか無力感とか寂寞とかが強く、ある意味トラウマ。

PS3では1分以上耐えるとトロフィー貰えた気がするけど、PS4ではそういったトロフィーはありません。

ワンダを飲み込むと光は収縮し、泉は静謐を取り戻し。
ようやくモノさんが目を覚ましてくれますが「遅いよ!」と叫んだのは私だけじゃないはず。

エンディングへ。

砂となった巨像たちを振り返り。
祠を封印したおじいちゃんたちが馬で外へ疾走。橋は次々壊され、とうとう祠への道は閉ざされて。

閉ざされたこの地で生き永らえることがあるとすれば、いつかは報われる時代が訪れるかも知れん、と独り言。

キャスト。

結局ドルミンは消滅したのか、封じられただけなのか。
ワンダとモノの関係性とか、今後とか、なぜモノは死んだのかとか。
色々と知りたいことはあるんですが、皆さんの色んな考察は読んでみたんですが、どうもね。

イコに繋がっていく、という時代の流れは分かるんだけど……

もう少し深堀りできるような言葉が欲しいよねぇ。
二人に幸せになって欲しいんだけど。
木々はいっぱいあるから、何とかすれば船で外に行くことはできるんじゃないかなー。
さすがに果物だけで生き永らえることはできないでしょう……肉って言っても、鳥とトカゲとエンディングで見た鹿ぐらいしかいないし。いくら少人数でも、あっという間に枯渇してしまう。小鹿一匹とか、1週間ぐらいが限度でしょう……。

クリア後のお楽しみ。
ミラーモードってなんでしたっけ。
もう少し経ったらノーマル難易度とタイムアタック挑戦してみましょうかね。