真っ先に正面のモニターを調べますが、9つのディスプレイは沈黙したまま。電源を入れなければいけない。
正面モニター下の操作パネルを調査。画面を触ると緑画面表示。だが、パスワードを打ち込まないと起動できないようです。
左の緑椅子のモニタにも触りましたが、同様です。パスワードが必要。
右の赤椅子も同じ。やっぱりパスワードが必要。
赤椅子の右側にある壁際のファイルと装置を調べてみましたが、特に重要そうなものは見つからず。
背後を振り返ると、正面にソファが見えました。そして壁に、何かが見える。拡大してみると、それはライオン。一瞬、娯楽室のウサ公の乗り物を思い出しました。
口にくわえてる赤を調べると、ボタンのもよう。太陽が描かれてる。
つまり「太陽を加えてる」ということに。ボタンを押すと、部屋の照明が消えました。照明スイッチですか。
照明を消した状態で部屋を見渡してみると、直ぐ左にカラフルな何かを発見。
赤い砂の砂時計をゲット。頭に4の数字が刻まれてるもよう。つまり、4秒を計れる砂時計……? 早っ。
黄色い砂の砂時計をゲット。こちらは11秒計れるもよう。
棚は六角形と三角形に分かれており、六角形は赤。三角形は緑に発光。
部屋の反対側にも同じ棚がありましたが、こちらは六角形が青。三角形は緑。ソファを正面に見て、左が前者。右が後者。
ライオンボタンを押して照明をつけます。
続いて先ほどのモニター側に戻り、緑椅子の隣のロッカーを調査。
9つのスイッチ? 上に雷のようなマークがついてるらしい。分電盤。
適当に、一番左下のスイッチだけ緑にしてみました。
部屋を見渡すと、メインモニタの一番左下の画面が映し出されてます。
9つのスイッチは9つのモニタに直で繋がってるんですね。
今度はすべてのスイッチを緑にして、メインモニタに視線を移します。
ラウンジとか、ABルームの中とか、娯楽室とか。色々と映し出されてます。
念のため9つすべての場面を調べてみましたが、それ以上は特に何も起きないようです。
パスワードを見つけ出さないとモニタは動かせない。
あとはもう調べられるところがないよ……と思っていたら、階段を調べることができました。
1段目は赤。2段目は紫。3段目は水色。
場所を変えて、上の段も。
4段目は黄色。5段目は緑。6段目は青。
うーん。
照明を落としてもう一度階段を見てみました。
すると、なんと、階段にアルファベットが!
赤ラインの下にTMJYUVGJ
紫ラインの下にZYKGLPE
水ラインの下にTISG
黄ラインの下にSGDQNY
緑ラインの下にADGB
青ラインの下にESDMAS
照明をつけて、謎解き。
多分、椅子の色に合わせていく必要があるんだと思います。
何かひねってるかなーと思ったけど、中央のメインのパスワードは黄ラインのパスワード、そのままでした。
画面の左上にアイコン。
また謎解きです。
色分けされた5つの砂時計の秒数を求め、空欄に入力してください。
数字が1桁の場合は頭に0をつけます。
さっき棚で見つけた砂時計を思えばいいのかな?
赤=4
黄=11
砂の分量で目算しろと……?
じっと見つめてたら目が痛くなりました。
こんにゃろ、と砂時計をクリックしたら、砂時計がひっくり返りました。そしてスタートボタンが押せるように。
おおお、なるほど、これで時間差を計ればいいのね。
スタートを押すと、何段階かに分かれてスタートされます。
数学の授業を思い出す……。
まずは、赤が落ち切ってからの黄は、9秒計れる砂時計になってるので、9秒の砂時計がないか、確認をすればいい。
赤と黄をひっくり返します。スタートボタンを押すと、赤が落ちます。
黄は赤が落ちきったので、自動でストップ。これで黄色は残り9秒計れる。
目算的に一番近いのは青だろうなとめぼしをつけて、青をひっくり返します。そしてスタート。
両方、同時に落ちました。つまり、青は9秒。
続いて、緑を計ろう。
念のため、赤を二回ひっくり返して8秒じゃないかと測ってみましたが、緑は8秒よりもわずかに長く計れるようです。
黄と緑を同時に計ってみたら、緑の方が僅かに短い。
……ちょっと行き詰まったので先に紫へ。
まず、11秒計算の黄と紫をひっくり返し、同時スタート。
黄色が先に落ちます。
ここで赤をひっくり返し、またスタート。同時に落ちました。
ということは、黄色11+赤4=紫15秒
今、ふと。青9秒、黄色11秒。緑がその間にあるなら10秒しかあり得なくね? と気付きました。
左から順に0409101115だ。
クリアー♪ と思ったらエラー! 何でっ?
まてまて、単純な計算ミスか?
あ……黄11-赤4=7だよ馬鹿……。
つまり青は7秒砂時計だ。頭が沸いてたとしか思えぬよ、こんなケアレスミス。
そうすると、またやり直しですね。紫は15のままでOKとして。
問題は緑だ。
青7<緑?<黄11 となってるので、8~10。
でも赤4×2よりも長いので、9~10。
9秒を調べる方法は。
……面倒くさい。単純に緑だけあてずっぽうで答えよう。一発勝負の試験じゃないんだから、大丈夫。
左から0407091115。お、一発で開いた。やったね。
画面に新たなアイコンが登場。
9つのモニタに英語が表示されました。並び替えて文章を作れ……?
だから、作るのはいいけど英語じゃなくて日本語にして><;
英語と数学は苦手なんです。
ええと。
使える単語は、
ME. BE I WAS WILL EVERYTHING. YOU KNOWS SHE
……これ、全部の単語を使わないといけないのかな? 主語が幾つも混じってるけど。
えっと、beの後に動詞をつけると命令口調になるはずだから。
動詞はknowsしかないから。
be knowsで、知りなさい?
everything=すべて
me=私を
was=だった
will=でしょう
えーっと;;
一度画面から離れましょう。気を入れなおしてもう一度トライ。
あ、説明文が増えた。
「単語を並べ替えて、ある特定の文章を作って作ってください。
ただし中には不要な単語も入っているので、それらは消す必要があります」
作って作って、ってどれだけ作らせるつもりだよ。
これは誤字か……?
ところで、削除ってどうやるんだ……? 単語を画面の外に持って行こうとしても無理だし。うーむ。
……一度部屋の中を見渡してみて……あ、左右のパソコン画面がパスワード画面のままだ。起動させてみますか。
案の定、パスワードを打ち込まなければいけないもよう。
緑椅子のパスワードは、まだ打ち込みできない様子。今は赤だけです。
確か赤パスは:TMJYUVGJ
よっし、クリア。
画面左上にアイコンが。
六角形や三角形の部分にタッチして、配色を所定のものに変更してください。ただしタッチできる回数は4回までです。
とのこと。
三角形をすべて緑と六角形をすべて赤。これが、今のパソコンの向きについてる棚で。
三角形をすべて赤と六角形をすべて緑。このパターンが反対側の棚。
念のため、今は三角形をすべて緑にして、六角形をすべて赤にするように触ろう。
中央上の三角形をタッチ。
中央左の六角形をタッチ。
中央下の三角形をタッチ。
中央右の六角形をタッチ。
おっしゃあ! クリアだ!
ひとまず休もう。