紫の扉に行くファイ。医務室じゃないのか?
気が変わった、と。
シグマは仕方なく一人で医務室へ。
医務室には天明寺とルナがいました。クォークは相変わらず眠ったまま、とのこと。
クォークの寝顔を見つめながら、次のABゲームについて悩むシグマ。
協力を選べばシグマが死ぬ。
けれど協力を選ばなければクォークを助ける薬は手に入らない。
ずっと麻酔薬を打ち続けるわけにもいかないので、何としても薬を手に入れたいところですが……。
ディオには知られないよう皆に知らせて、一斉に襲い掛かりたい。
ABゲームの投票締め切りが迫ってます。
天明寺はクォークの傍に残る、とのこと。そうすれば自動的に協力が選ばれますが、天明寺はそれでも構わない様子。もし裏切りを選ばれれば、やられた、と思うだけだとか。
天明寺の対戦相手はKとアリス。
天明寺のBPは現在6。アリスのBPは現在1。
どちらにしろ天明寺は協力しか選べない。だから投票に行っても、ここに残って協力が自動的に選ばれても、結果は同じ。
シグマはルナと一緒にABルームに行くことにしました。
A倉庫には、天明寺とクォークを除いた全員が集結。
いや、ディオの姿がない。
ABルームの扉が閉まっているため、既に中に入ってしまっているもよう。少しでも薬を奪われることを警戒してのことでしょうが、悔しくてしょうがない。
天明寺が医務室に残ったことと、その理由を聞いて、アリスは安堵した表情。裏切られる心配はなくなった。どちらを選ぶつもりだ? という質問に、アリスはもちろん協力を、と強い言い切り。
裏切りを選んでしまったら、KのBPが9になるから。
けれど、もしKが強硬手段に出たら――? と心配するルナに、Kは、そんな粗暴な真似はしませんよ、と明るく笑います。どこまで本当なんだか。
ファイが、じゃあKは中に入らなければいい、と提案。
おお、それは名案だ。
しかしKは、それはできない、と拒否。どうして? という問いに、どうしても、と。……やっぱり裏切りを選ぶつもりなんじゃないのか。
ペアであるファイとルナも走り出し、四葉とシグマも続きます。
ABルームの中で、どうするの? と不安そうに聞く四葉に、協力を選ぶ、と断言するシグマ。かっこいいー。
四葉に引き止められましたが、協力を選択しました。
ディオは絶対、裏切りを選ぶんだろうなぁと思いますけど。でも、いいんです。さぁ結果発表です。
K+アリスは天明寺を裏切り、K=9、アリス=4、天明寺=4。
ルナ+ファイ+クォークは共に協力。
ディオは……やっぱり、裏切りを選択。
結果、KとディオのBPが9になり、シグマのBPは-1に。
最悪、注射針もでないかなーとか思ったけど、甘かった。
やっぱりマンドレインを注射されました。
倒れはしましたが、よろめく体を叱咤して、9扉の前にたたずむディオに向かうシグマ。
薬を返せ、と手を差し出しますが、ディオはひょうひょうと、この施設で見つけたものはみんなの共有財産だろう? などとのたまって。
けれど意外にもディオはすんなりと、シグマに投げて寄越しました。
見つけたままの瓶です。
……ディオは前の時間の行動時、何をしてたっけ……?
中身をすりかえられてるんじゃないかと思うんですけど。
ウサ公の言葉がフラッシュバック。
マンドレインを打った9分後にハイメトリンを注射して、呼吸筋が麻痺。
9分も時間があるのか。
けれどディオとのやり取りで、残り時間はあと5分ほど。
その中で、生き延びる方法を考えるシグマ。
考えろ考えろ……とひたすら考えて、ここでもTo Be Continued……
あらら。
まだ他のシナリオを進めなきゃダメですか。
仕方ない、次に向かいましょう。