従者はフリアさんオンリーに決定してから、結構長い間をお供してきてくれていたんですが、なんと突然彼女の姿が見えなくなりました。
事の発端は追加DLCドラゴンボーンのメインクエスト。
どうやらラスボスらしい「ミラーク」を倒すためには黒の書がなければダメだということで、黒の書のクエストを進めていた時のことです。
キノコ型の家に住む村に行き、黒の書に詳しい「ネロス」の案内のもと「チャルダック」遺跡へ。
結構大掛かりな仕掛けを動かして、色々とクエストアイテムを使いながら遺跡を探索し。
その中でもフリアさんとネロスさんに特別な会話っぽいのがあったりしたので、フリアさんの故郷だし、いつもと違って沢山しゃべってくれるなぁ、と思っていたんですよね。
そしてチャルダックの仕掛けを解いて、黒の書を入手できる段階に。
そこまではフリアさんはいました。確実に。
所持アイテムの重量がフリアさん合わせて酷いことになっていたので、黒の書を手にする前に、一度整理しようと自宅へ戻ったので覚えてます。
所持アイテムを色々と振り分けてセーブして。
チャルダックに戻ったときネロスさんに「読むのではなかったのか?」みたいな嫌味を言われ、はいはい、と思いながら、いざ黒の書へ。
黒の書の最奥で「ハルメアス・モラ」という黒い触手みたいな靄みたいなモンスター的な見た目ではあるけどでも味方(?)という奴に、ミラークの倒し方を聞く私。
スコールが持つ知識と引き換えだ、と条件を出されました。
ううん?
良く分かりませんが、断るとミラークの倒し方は恐らく教えて貰えないと思うので、承諾。
別に、知識だけならいいと思うけど……。
黒の書から現実に戻ってきて、ネロスに事の顛末を説明。
彼もまた同じく、スコールに与えられる知識があるとは思えない、みたいな感じで首を捻りましたが、でもまぁスコール村に行ってみますか。
同行者としての役割が外れたためか、さっさと先に建物を出ていくネロスさん。
そしてここで、フリアさんがいないことに気付きました。
またタイミングとか読み込みとかで、何かがバグっているのか。
時間置けばまた追従してくれるよね、と軽い気持ちで建物の外に出たところ、なんかいきなりドラゴンに襲われました。
ミラークに私を倒してくるよう言われたらしい。
おのれ、ミラーク。
今まで散々、私が倒してきたドラゴンの魂を横から掠め取って高笑い上げてたくせに!
試しに弓矢を射かけてみましたが、微々たるダメージ。
ううん、長期戦になりそうです。
そういえばフリアさんがまだ戻ってきてないけど……早く読み込んで、駆け付けてくれないかな、と回避行動に力を入れてみましたが、一向にフリアさんの助けが得られません。
一度ロードを挟まないとダメだろうか、とチャルダックに戻ったりしてみたんですが、フリアさんは消えたまま。
うう。仕方ない、今は高速移動もできないし、自分で何とかするしかないのか。
地道にダメージを与えてみますが、全然……1人で勝てる気がしない。
回復アイテムも地味に消費されていきますし……誰か……助っ人が欲しい。
ソロ攻撃を早々に諦めて、町の衛兵たち……いや、せめて盗賊でもいい、一緒にドラゴンに射掛けてくれる人を募集したい、とチャルダックから離れ、ネロスがいた町を目指すことにしました。
町に向かっている途中、いきなりドラゴンの体力が大幅に削られるような攻撃が、横から飛んできました。
おおおお、フリアさん復活か!?
期待を込めて振り返りましたが、そこにいたのはネロスさん。
どうやらスコール村に向かう彼に、私が追いついたようです。
すでに同行者ではない彼ですが、ドラゴンと戦ってくれるようです。
超ありがたい。
なぜ私以外はこんなに強いのだろうか。
そこから私はほぼ無攻撃で回避行動に努め、最後の方だけプスプス攻撃し、漁夫の利を得ました。
面目ねぇ。
ドラゴンを倒したあとは、いつの間にやらルーカーが2体寄ってきていたので、こっちは自力撃破。
というかいつの間にかネロスさんが行方不明。
彼の標的はドラゴンだけだったようです。
……フリアさん、どこに行ったんだろうなぁと思いつつ、周囲に敵がいなくなったのでスコール村に高速移動。
すると、なんと、フリアさんが普通に村人として歩いているではないですか!!
Σ( △ ||||;
従者から外れていいなんて誰が言った!
心細かったではないか!
すかさず話しかけて「つれていく」を選択しようとしましたが……あれ?
あれ?
何度話しかけても、従者の選択肢が出てきません。
あれあれ?
もしかしてフリアさんって一時的な従者って奴だったんですか……?
呆然とする私。
どうしようか。
今更ファエンダルさんに「戻ってきて」なんてお願いするのは無理です。
だって私のレベルはすでに34。
彼の最大レベルは30というお話だったから、彼に戻ってきて貰っても足手まといになって、そして不死属性でもないから死ぬ可能性があることは看過できません。
というかフリアさんには私の荷物を預けているんだけど……返された気配もないし、一時的なものですよね……?
今まで戦闘に貢献してきてくれた過去を振り返っても、預けてた荷物だけでは退職金にもならない物しかなかったわけですが……。
ううむ。
父親から説得してくれないだろうか、と近くにいたストルンに話しかけるとストーリー進行。
なんと――彼は死亡――嘆き悲しむフリアさん。
ああ……なるほど、この役目があるから彼女は従者から外れたわけか……。
倒れたストルンの横で泣き崩れ、嘆くフリアさん。
何度話しかけても「仇を討って」というような言葉しか返してくれません。
まじか。
横になったストルンの周囲に村人が群がってきて、そのうち1人1人、ストルンの前に来て別れを告げる、簡易的なお通夜&お葬式が始まってしまいました。
そんな光景を横で呆然としながら見る私。
……フリアさん……一緒に仇を討とうよ……という選択肢を期待して何度も話しかけてみるんですが、次第に「仇を討って」としか言われなくなりましたw
まーじーかー。
なんなら少しセーブデータを戻してこのクエストを進めないようにした方がいいんだろうか。
そう思いましたが、どうやらフリアさんはミラークを倒すと仲間になる、という順番だったようです。
もしかして私が先に仲間にできていた、って方がイレギュラーなのか?
こうなったらミラークを倒すしかありませんね。
もっとゆっくりスローペースで進めるつもりでしたが、フリアさんが従者から外れてしまうなら話は別です。速攻でクリアしましょう。
ミラークは強敵らしいので、色々と回復薬を買い漁り、装備品も現時点での最強を揃え、いざ黒の書:白日夢の中へ。
……そういえばこの黒の書は従者を連れていてもソロ活動する羽目になるので、結局ミラークと対峙するときにはフリアさんがいてもいなくても同じだったっけ。
でもまぁ、彼女には早く戻ってきて欲しいので、さっさとクリアします。ええ。
白日夢はダンジョンとしては結構長めで、途中に現れるシーカーとかルーカーとかうっとうしく。
そして私の大好きなコレクション要素の本とかも沢山手に入るので、結構持ち物がパンパンになります。
黒の書はどうやら章を進めると、次に本を開いたときにはその章から再開できるようだったので、途中途中、アイテム整理のため自宅に戻ったりしてました。
そして……最奥でミラークと戦闘になるんですが、こっちが思い切り準備をしすぎたせいなのか何なのか、思っていたよりかなり楽に倒せました。
正直、ミラークよりも、その直前で対峙することになるドラゴン「サーロタール」の方がきつかった。
イベント戦として登場するサーロタールにシャウト「服従」を仕掛けて手綱を握らなければいけないんですが、一度「服従」を失敗すると、次にシャウトできるようになるまでかなり充填時間が長く、その間はずっとサーロタールに冷気を浴びせられてました。
サーロタールの攻撃はかなり強く、1吹きで瀕死状態にしてきます。
そのため必ず回復アイテムが消費され……シャウトを打てるようになるまで何度も直撃を浴び、ミラークに対峙する前に回復アイテムが尽きるのでは、とハラハラしてました。
2回目のシャウトは失敗するわけにはいかないので、サーロタールが柱上にいるときではなく、床に降りてきているときに、ダメージを受けながらも近づいてシャウトを放ちました。
それだけで服従は完了。ミラークの元へ連れてってくれます。
このイベントが終わったら野良ドラゴンに騎乗することも可能になりそうですね。
トロフィーにも5匹以上のドラゴンを手懐けた、といったものがありますし。
今後は村や町に現れたドラゴンにNPCが殺される心配しながら戦闘しなくても済むのかな。
村や町に現れたらすかさず服従で、従ってくれるようになれば、とてもいいんですけど……。
さて。
ミラークはどうやら主人公と同じレベルで登場するようで。
戦闘するときレベル35だったので、巷で言われてるような強さを感じなかったのかもしれません。
勝利すると彼にまつわるユニーク装備一式を入手。
あとで金庫に収めてこよう。
ミラークのHPを0にすると、周囲を飛ぶドラゴンから魂を吸い取って完全復活するミラーク。
この復活が、今まで野良ドラゴンを倒したときに横から漁夫の利されたドラゴンの数で復活するのか、それとも3回のみ復活する、と決められた回数なのかは分かりませんが……私のときは3回、復活しました。
そして、復活するたび周囲にドラゴンの亡骸が増えていき、サーロタールでさえも亡骸に。
……このクエストが終わったら自由に彼と飛び回れるのかと思っていただけに、ちょっと残念。
ああそう言えば、ミラーク戦に入った直後にシャウト「ドラゴンアスペクト」を利用すると、攻撃力や防御力、属性耐性など有利なステータスが追加されますので、使っておいた方がいいかも。
今まで一度も使ったことなかったけど、これを使ったらミラークからの攻撃が貧弱になりました。
シャウト様様でござる。(-人-)
ミラークを倒してスコール村へ。
フリアさんに話しかけると、まだイベントは続くようで、会話がそれ専門になってました。
うう……ここまで来て、スコール村で役立てるよう私は私の道を行くから貴方の従者にはなれません♪ とか言われたら立ち直れない……と思って、選択肢は慎重に選んだつもりですが……最終的に、どれを選んでも彼女が従者を拒否することはない気がします。
色んな回り道をしましたが、ようやく「つれていく」の選択肢が出て、フリアさんから拒否られることもなく、そして彼女の所持品もそのままで、ようやく……前の状態に戻りました。
もう……彼女のためだけにミラークを倒したと言っても過言ではありません。
(≧△≦)\