理想さんはまだ姿を現しませんが、朝になって、ちゃんと全員いるようです。
誰1人欠けてなくて良かった。
分電盤の修理に必要な銅線を探しにいきます。
全員で探しますが、どこにもない。
SPXが来たら直ぐに解決できそうな問題だけど、やっぱりご免被るわ。これ以上欠けて欲しくない。
パソコン壊せば銅線ぐらいありそうですが、被虐さんによれば壊すことに脅威を感じるらしいので、それは最終手段にしておきましょう。
銅線は、ブレーカー内部の銅線が劣化で切れていたらしいので、やっぱり交換しないとどうしようもない。誰かが意図的に切った訳じゃないことだけは安心です。
そもそもここの研究棟は何に使われていたんでしょうか。
本来はここで八ツ裂き公事件を推理する予定だったけど。
和都の疑問に答えてくれたのは科学くん。
過去の事件をジオラマで再現したり、国内の施設では時間がかかるような検証を実施。
上の資料室には八ツ裂き公事件を再現したジオラマがあったらしい。
華族さんがふと、パソコンについてるヘッドホンに着目。
これを銅線に使えるよね、と提案すると科学くんも同意。
物凄く苦労性な華族さんの一面が見えましたが、ひとまず解決です。
最近は私の中で華族さんの好感度が右肩上がり。
分電盤を修理してエレベーターに戻ると、そこに鍵穴が付いてることに気づきました。
むしろなんで今まで気づけなかったんだ。
案の定、ボタンを押しても反応なし。
そう言えば地下牢にあった鍵。
あれは研究棟へのエレベーターの鍵、と誰かが言ってなかったっけ。
誰か持ち出した人はいるか尋ねるが、誰もいない……え……今から地下牢に戻るとか無理なんだけど。
(`・ω・´)
外道探偵のアナウンスが入りました。
強制的に聞かされるのか……(笑)
鍵は自分が持っているので、欲しければ従ってね、と言われます。
華族があっさり反抗してアナウンス室に特攻しかけましたが美食さんが止めてくれました。
ナイスっす、姉さん!
美食さんと文学さんをエレベーターの監視役に残し、他のメンバーで外道のところに行きます。
まずは被虐さんがモニタールームへ。
そして拍子抜けしたように、直ぐに出てきました。
中には誰もいなかったが、マイクの前にテディベアが置かれていた、と皆に見せてくれました。
テディベアの中に通信機があるらしく、外道探偵の声が響いてきます。
条件は、和都と1対1での対話。
場所は資料室。
またしても華族さんがあっさりと拒否。
和都は大切な仲間だから、向かわせるわけがないでしょう、と断言。
おおお、マジでいいヤツだなぁ、華族さん。
その時、和都の推理想失が発動。
テディベアに仕掛けられた爆弾が爆発する未来が見えました。
今ならまだ間に合う。
和都がテディベアを奪い取ってぶん投げると、爆弾が起動。
その混乱の中で本物の外道が登場しました。向かいの部屋にいたらしい。
避けてみなよ、と笑いながら和都にナイフで切りかかってきます。
本当に狂ってるよねぇ。
華族さんが間に入ってきました。
応戦してくれるのかと思いきや、庇われただけでした。
おーい。ヾ(・д・`;)
華族さんの負傷を目の当たりにして和都の脳裏にサイカとの記憶がフラッシュバック。
今回のサイカは血を流していません。
いつもの光景とは真逆。
1度だけ見た、和都の方が死ぬ光景を、またしても。
やっぱりこっちの方が本当の記憶なんでしょうか。
意識が現実に引き戻されました。
華族さんの首に腕を回して拘束し、彼女の頬にナイフを突きつけてる外道。
負傷してるので華族さんの腕からは血が。
致命傷ではないけど、早く手当したい。
さぁ一緒に来てもらおうか、と完全なる悪役。
しかしやっぱり、ここでも「言いなりになる必要なんてない」と啖呵切る華族さん。
本当に、ここ数時間で彼女に対する好感度が爆上がり。
外道さんのポケットに入ってた鍵をいつの間にか奪って、床に投げてました。
エレベーターの鍵を獲得!
科学くんが外道に電気銃を向けますが、華族さんを巻き込む恐れがあるので狙いが定まらない。
エレベーターの鍵は手に入れましたが、華族さんが人質に。
一向に優位に立てません。
1時間後に鍵を持って資料室に1人で来てくれ。
さもなければ華族さんが公開八ツ裂きされるよ、と笑いながら言う外道。
和都はもちろん行く決意です。
――9日目、昼
一度、ロビーに戻って美食さんと文学さんに経緯を説明しました。
電撃が流れる針を撃つことができる銃を託されます。射程距離は2メートル。
約束の時間に1人で資料室へ向かいました。
廊下を進んでいると理想さんが出現。
良かった。消えたわけじゃなかったんですね。
(*≧∀≦*)
残留思念なのに調子を崩したらしい。
言葉を濁すのは何か支障があるからだろうか。
あとで説明してくれるそうなので、今は華族さんを救うことに集中しましょう。
資料室に入って外道と対峙。
どうやら華族さんは壁の配管に右手を手錠で繋がれている模様。
手錠の鍵とエレベーターの鍵を交換しやすくするため、お互いの近くのテーブルに鍵を置き、一歩ずつ近づいていき。和都と外道の距離が縮まり。
外道探偵の間合いに入った瞬間、ナイフで襲われました。
推理想失のおかげで間一髪回避。
理想さんと同じように未来が見えてるんじゃないのかと笑われました。
――全部知りながら試すように聞くのやめて欲しい。
否定する和都。
でもそれ以上は仕掛けてくることなく、お互いに鍵を入手。
華族さんの手錠を外そうとしますが、早くこの部屋から離れなさいと叫ばれました。
彼女の手に、外道と同じ爆弾が仕掛けられたらしい。
うわ、まじムカつく。
手錠を解除して外道と対峙。
手錠が手に入ったなら師匠から教わった体術を使える、と構えます。
ああ、冒頭で老師探偵に褒められたアレか。
外道と戦闘モード。
何度か防御したあと選択式になりました。
- 左脇腹
- 右脇腹
- 右腕
ここは予知で見た通り「右脇腹」を選択。
なんとか防御。
次の防御は。
- 首
- 胸
- 足
「首」を選択して攻撃回避。
- 腎臓
- 心臓
- 肝臓
ここでは「心臓」を選択。
ナイフの切っ先を逸らしてようやく外道に隙が生まれました。
渾身の力で投げ飛ばし、外道が気絶。
今のうちに拘束しましょう。
電気銃を取り出そうとした刹那、まさかの外道の声。
殺すつもりの攻撃だけは避けられるわけか、と起き上がりざまに右腿を刺されました。
こういう攻撃は避けられないわけだねと見破られました。
最悪です。
どんだけタフなのコイツ。
ちゃんと仲間になってくれれば頼もしい限りなのに。
外道にもかなりのダメージが入っているようですが、それでも問題ないようです。
本当、狂気の男です。
外道は未来を知ることのできる「異能」を知っている模様。
その力を恐れたからこそ明けぬ夜は組織で理想探偵の排除に取り掛かったことを教えてくれます。
その異能の原理は知られておらず、後継者の存在に気付いているのも外道だけのようです。
さて。本当にどうしようか。
致命傷を与えようとすれば読まれるのが分かったから、死なない程度に削いでいくのが最適解。
右腕、足、肩。
出血多量で意識がぼんやりしていく和都。
次は華族さんで楽しませて貰う、とかふざけたこと言ってますよ、この男。
ああ、でももう意識が暗転。
和都はその中で記憶を取り戻し始めました。
サイカと共に迷宮を進む和都。
3度目の挑戦らしい。
注意深く観察することで前方の空気がコンロの炎みたいに揺らめいて見えた。
その日から時折、未来で起こりうる悲劇を観ることがあった。
迷宮に仕掛けられていたどんな罠も掻い潜れた。
一緒に実験に参加した皆のことも救おうとする性格から「理想探偵」という仰々しい名前で呼ばれ始め、いつの間にか、生き残った仲間たちを取りまとめる立場になっていった。
そしてあの日。
サイカが死ぬ未来を観た。
和都が観ることができるのは悲劇の結末だけ。
どうしたら予知した未来を避けられるかは、分からない。
考えに考えた結果を実行すべく、サイカに逃亡を持ちかけました。
それは本当の目的を隠した逃亡なのか、本当の意味での逃亡なのか、この時の和都はどっちで考えてたんだろう。
監視カメラがあるから逃げられないよと首振られますが、監視カメラがあるということは、何かあったときに駆け付けられる隠し通路があるということだ、とサイカを安心させることに成功しました。
そして辿り着いたヘリポートの格納場所。
そこにいたのは赤いSPX。
索敵方法を解明したわけではないようです。
ただ必死に逃げる二人。どちらかが怪我したわけでもないようなのに、執拗に二人を追いかけるのはなんでなんだろう。
サイカを庇って切られる和都。
死にかける和都を見たサイカが、監視カメラで見てるであろう誰かに呼びかけました。
すべてを貴方たちにあげるから、私が理想探偵になるから、和都を助けて、と。
これからは私が理想探偵だ、と話し方も変えたサイカのことを思い出した和都。
意識が現実に戻りました。
目の前には外道がいます。
そろそろ足の一本でも貰っておこうかなとか軽く言われてイラっとしたw
お前にあげるものなど髪の毛一本もないわ。
再び始まる攻防。
しかし、致命傷にならない攻撃だと分かってるなら、そのまま受けてカウンターを喰らわせる方が良い。和都さん男です。
予想してなかった攻撃に外道の動きが止まりました。
しかしまだ続く模様。
やっぱり殺す気でやらないとダメだ、と言い出す外道。
和都の予知と外道の体力、どちらが持つかな、と言いながら攻撃してきました。
いい加減倒れてくれよ。
( >Д<;)
回避行動の選択。
- 左
- 右
- 中央
左から来る、って言ってるから素直に「左」で。
次は。
- 左
- 右
- 中央
ここは「右」で。
防御には成功しましたが体力の限界で持ち堪えられずに膝をつく和都。
ぎゃああ。
すかさず攻撃してくる外道。
でも、今ならアレが決まる。
- 命乞い
- わざと攻撃を受ける
- ビリビリくんで攻撃
なるほど! 今こそ「ビリビリくん」の出番です!
銃を構えた和都に驚きながらも突進をやめられない外道。
そんな彼の腹に撃ち込む和都。
外道はそれでも気絶せず、フラフラになりながら和都に近づいてきます。
もーう。本当に執念の男だ。
ちょっと哀れに思った和都が、外道だけに聞こえるよう「未来が見えるよ」と答え合わせを耳打ち。
ようやく、答えを得て満たされた外道が倒れてくれました。
うわ、死んだ?
いや、息遣いが聴こえてくるから気絶したらしい。
そのまま寝ててくれ。
華族さんが涙浮かばせながら抱き着いてきました。
傷の手当てをしましょう、と介抱しようとする彼女ですが、その前に爆弾の解除だ、と思い出す和都。
だがしかし。
解除なんて必要ないよ、と、気絶してるはずの外道が口を挟んできました。
いやいやいやいや、どんだけ不死身なのさお前Σ( ̄ロ ̄lll)
起爆方法は分かったけど装着方法が分からなくて、それっぽく巻くのが精一杯だったらしい。
外道が平気な顔で立ち上がりました。
寝てろよ~ (#゚Д゚)ノ
体は何とか動くけど抵抗する力は残ってないらしい。
本当か嘘か分からないけど。
まったく。本当になんでそんな考え方するのか。
尋ねると、自分語りの趣味はないんだけど、と言いながら教えてくれました。
外道はいいところのお坊ちゃん?
伝統を重んじる家系の生まれだったが、生まれついての個人主義者だったから、機密警察に実験台として提供。
迷宮に何度挑んだかは忘れたが、目の前でたくさんの命が失われていったのは良く覚えてる。
次第に、異常な5人のうちの1人だと賞賛されるようになった。
不滅探偵と呼ばれ、命がけの実験を繰り返される。
そのうち、最後の1人になるまで繰り返されるだけだと気付いた。
ここで自分が死ねば、これまで散っていった命が無駄になる。
逆に、俺さえ生き残れば皆の死にも意義が生まれる。だから脱出した。
――彼の信条は良く分かりました。
でも、それとこれとはやっぱり別ですから。
自分の信念を他人に押し付けるなと言うと、イヤだね、と断られました。
それでこそ外道だ。はぁ。
さあ、外道を拘束してロビーに戻りましょうというところで停電が。
うっわ、誰かに何かあったんでしょうか。
それとも社畜さんの仕業? 暗闇に乗じて外道を襲ってくるとか、そんな計画?
探偵デバイスでライトをつけると外道の姿がありません。
――まさか時間差で停電するトラップ仕込んでたとか……?
直ぐに追いかけようとすると、華族さんに怒られました。
罠があったらどうするの。
お前がそれを言うか ヾ(・д・`;)
ひとまず華族さんと背中合わせになって周囲を窺います。
目が慣れたら追いましょう、と言ってたら電気が点きました。
やっぱり外道の姿はありません。
追いかけないと――と思ったところでけたたましいベルの音。
今度はなんじゃい。
廊下に出て消防用の通報装置、非常ベルのところに行くと、そこにはなんと社畜さんの姿がありました。
消火栓から伸びた配管に手錠で繋がれた状態でぐったりと項垂れてます。
足元は水浸し。
……さっきの、停電からの復旧で感電……?
全身を切り刻まれてもいるようで。
脈を確認しようとしたとき被虐探偵の悲鳴。
少し遅く、社畜さんの体に触れた和都にバチッと電気が。
直ぐに手を離す和都。
……てことは、まだ電流が流れ続けているんですね……社畜……
( >Д<;)
絶望したけど、まだ分からないわ、と美食さんが言ってくれました。
和都が触れた時の様子から、さほど高い電圧が流れていたわけではないと予測。
感電時間が短ければ、まだ分からない。
早く手錠を外しましょう、と。
なんと、フォークで手錠の鎖を一刀両断する美食さん。
マジか。
よく感電しないですね。
てっきり絶縁体持って何かするんだと思ったのに。
彼女の行動力にビックリです。
さぁ早く心臓マッサージを。
駆けつけてきた科学くんにAEDのようなものがないか確認すると、もちろんありますよと頼もしい言葉が。救命友具「イチイチくん」の登場です。
ちょっとだけ、彼がドラえもんに見えた瞬間w
心臓マッサージをしていると、今度は上階から爆発音が。
次から次へと、何なんだ。
そう言えば外道がエレベーターの鍵を持ったままですね。
彼が何かしたんでしょうか。
和都は心臓をマッサージを続けるので、美食さんと被虐さん、華族さんに、エレベーターに向かうよう依頼。残った探偵は科学くんと文学さん。
――心臓マッサージを続けてから10分以上が経過。
社畜さん、全然目を覚ましません。医師がいたとしても諦める時間です。
……うわー、マジかー。
子どもがいるって言ってたのになぁ。
彼には生きてて欲しかったー。彼だけじゃなく全員だけどー。
(ノ_<。)
誰がこんなことを……と言いながら外道しかいませんよね、犯人は。
もしかしたらこの騒ぎは、皆をこちらに注目させることが狙いなのでは。
いくらエレベーターの鍵を持っていたとしても、見張りがいては使えない。
そのため社畜さんに注目させてる間にエレベーターを使い、使い終わってから爆発させたのでは、と。
あり得そう……ではあるけど、でも、皆をこの施設に閉じ込めるとか、外道らしくないような気もします。
エレベーター前に行くと、エレベーターの扉が少し開いてました。
そこからは大量の血が。
えっと……もしかして上階の研究棟には黒いSPXがいて、交戦して死んだとか……。
内側の扉がちゃんと開かないらしい。
被虐たちだけでは力及ばずで開かなかったらしいので、和都も協力して扉に手をかけて。
中から倒れてきたのは頭のない遺体。
衣服から、外道だと推測。
――とうとう彼が死んだか。
地上の研究棟で罠か何かが発動したとか、黒いSPXと交戦したとか、エレベーターの扉に首を挟まれたとか。もしくは、首の爆弾が起動したんでしょうか。社畜さんが何らかの方法で起動させ、相討ちになったという可能性もありますよね。
あ、首なしだから本当に外道か分からない。カモフラージュの可能性もある、と和都が指摘。
そこにまた爆発音が響きました。
え、なんで。
1度目の爆発音が首輪だとしたら、今度は何か。
外道以外の誰かが上の階にいるとしか考えられないんだけど。
それとも黒いSPXが何かを……。
わからーん。
――9日目、夜。
皆は地下ではなく地上の研究棟のロビーにいるようです。
黒いSPXはいないようですね。良かった良かった。
本部との連絡はまだついていない。
でも、連絡が途絶えて1週間経っている。
異常が伝わっているなら、いずれ救助が来てくれるはず。
地上のロビーには爆発の跡があるだけで、変わった様子はありません。
外道探偵の首も発見したようです。
ああ……別人かも、という可能性は消えました……
外道の遺体は、首輪が埋め込まれていたらしい場所は焼け焦げていたようです。
死因は爆発なのかと尋ねると、違うらしいとの回答。
移動するエレベーターと床に挟まれ、首が千切れたことによるショック死だ、と美食さんが検死。
うわー……そういう可能性は考えたけど……やっぱりえぐい。
爆発が死因じゃないなら首に火傷の跡があるのはおかしくないか? と和都が疑問符。
恐らく二度目の爆発によるものだ、と被虐さんが補足しました。
外道は複数の首輪爆弾を所持していた。
エレベーターの扉を開いた爆発は予備の首輪爆弾のもので、二度目の爆発は、外道探偵の首についていた爆弾が爆発したものなのでは、と。
うん? どういうこと?
なんだか今まで聞いてた内容とかみ合ってないような気がするんだけど……
首が千切れたあと追い打ちで爆発したってことか、と和都は分かったようです。
うーん?
犯人は予備の首輪でエレベーターの扉を無理やりこじ開けたあと、外道探偵の首を扉に挟んで脱出。
エレベーターが動いて首が千切れたあと、地上に転がった首に残されていた爆弾が時間差で爆発。
そう予測立てたようですが、なんか釈然としない。
そうまで手間をかけてエレベーターで外道探偵を殺した理由って、何かあるんだろうか。
和都が首を傾げます。
エレベーターの操作パネルには「警告! ボタンを押せば死ぬ」という貼り紙もしてあったらしい。
これはただの悪戯、死を間近に感じていた外道の渾身のジョークだと思うけど、と被虐さんが苦笑。
いや、本当に笑えないから。
外道の首の爆弾について。
起動方法が分かったようです。外道探偵のポケットからも、探偵デバイスから命令すると爆破できる、遠隔の爆破装置が見つかったらしいし。
起爆の条件は3台以上からの命令。
つまり、3人以上が外道探偵にメッセージを送らなければいけないとのこと。
ちなみに不用意に裏面を開くと、内部データを見られないよう自爆する機能もあるようです。
誰のデバイスから送信したのか。
それは、爆弾が木っ端微塵になっているので調べようがない。
これまでに死んだ方々のデバイスを利用したらどうなるのか、文学さんが思いつきました。
なるほど。でも指紋認証があるから本人以外は使えないはず。
華族さんの指摘には、指を死体から切り取って持ち運べば良いだけ、と淡々と返す文学さん。
( ̄▽ ̄;)
そういえば通常とは異なる起爆方法もあると聞いてましたが――科学くんがそちらも調べてくれることになりました。
そこに美食さんが登場しました。
社畜さんの死因は長時間の感電による心肺停止。
誰かと交戦した痕も見られたが、死因とは無関係。
出入口のシャッターに異変は見られなかったから、外界から遮断された状態に変わりはない。
つまり、犯人はこの中にいるってことですかね。