7日目、夜。
ぺリポートのような空間に出ました。
ヘリポートの格納庫のようで、上昇させるジャッキがあるようです。
試しに上昇させてみますね、と科学探偵が上昇ボタンを押下。
うぉ~い、ちょっと待って。
外にはあの黒いSPXがいるのでは。
ヾ(・д・`;)
焦ったけど、上昇するヘリポートに乗って外に行くんじゃなく、まずは上昇するかどうか、見守る感じのようです。ああ良かった。
モルグ島は天候が荒れやすいそうですから、地下に格納して守ってたのかも、と推測。
そのときSPXの声がしました。
ひえぇ。やっぱこの場面で来ますよねぇ。
ジャッキは結構な音がしそうだから、透明SPXでしょうか。
と思っていたら赤いSPXでした。
うっそでしょ。武装探偵と共に奈落に落ちたはずの赤いSPXが――とか言ってますけど、本当に同じ機体なんでしょうか。別の赤いSPXとかじゃないのか。さすがにあの穴に落ちて壊れてないってのは信じがたい。
それとも実は最下層まで落下してなくて、何らかの奇跡で武装探偵もろとも助かってるとか、そんなこと言う?
赤いSPXはまっすぐ和都を狙ってきました。
え、なんでだ。怪我してないよね?
あ、ポケットに血濡れの包帯があった。
さっきの捜査で発見したやつでしょうか。
赤いSPXが目の前に迫るのを走馬灯のように見ながら推理。
ヤツと遭遇したとき迷宮には何があったか。
- エサ
- 血濡れのワイヤー
- 血濡れの包帯
確か「血濡れのワイヤー」だったはず。
その目的は。
- 赤いSPXの誘導
- 赤いSPXの餌付け
- 赤いSPXの暴走
――暴走、じゃないよね。
迷いましたが「赤いSPXの誘導」で良いみたいです。
さて、あのSPXの索敵方法は。
- 視覚
- ニオイ
- 音
ああ、やっぱりダイレクトに血じゃなく嗅覚なんでしょうか。
「ニオイ」を選択すると、だとしたら対処方法はある、と和都が行動。
血濡れの包帯をヘリポートのジャッキの隙間に挟み込み、助けにきた華族の手を取ってその場から離れると、赤いSPXはジャッキに激突。
ジャッキを下ろして貰うと思惑通り、赤いSPXはそのままメリメリッと潰れてくれました。
ああああ、ようやく一安心。良かった~。
(*≧∀≦*)
皆で答え合わせです。
赤いSPXの索敵方法は「血のニオイ」。
科学くんが持つ「クンクンくん」も、もともと探偵同盟の技術を応用したものだから、SPXに同じ技術が用いられていても違和感ないし、最初に仕掛けられてたワイヤーに血がついていたのも納得。
だから今度は逆に、今回の犯人の血がたっぷり染みこんだ包帯を利用――って、うん?
ちょっと待った。ヾ(・д・`;)
さくっと聞き流しそうになったけど「今回の犯人の血」って言いましたよね。
外道ってことだろうか。
科学くんがワイヤーについた血を持つ人物を探すべく「クンクンくん」を放ちました。
犯人選択画面に。
外道探偵を指名すると、堪えきれないように笑いだす外道。
ま、マジか。そこまで狂ってたか。片腕失ったのも目的のための手段、計算通りってことなのか。本当に狂気の人間だなぁ。
彼の言い分としては、皆に命の重みを知ってもらうための行動だったということです。
そこから先も彼の持論を色々展開されて、まぁ、言ってることは理解できるんですが、同意はできませんね。最終的には科学くんが車椅子に乗ってる状態からあがこうと努力してないのが悪い、みたいなこと言い出すし。
あまりにも聞き苦しくて彼の声を遮る和都。
ご褒美、と称して彼の知ってる情報を少しだけ教えられました。
八ツ裂き公事件のバックには犯罪者組織「明けぬ夜」がいる。
外道もその組織の一員。
要するに八ツ裂き公事件とは、正義の組織「探偵同盟」と悪の組織「明けぬ夜」の頂上決戦だと。
外道探偵が和都に執着する理由を話している間に社畜さんが乱入。
最初から全開の殺意で迫りますが、外道も負けてません。
片腕失ったというのに社畜さんと互角。
外道探偵の首にはタトゥー型の爆弾が埋め込まれていて、起動する権限は探偵同盟の上位に与えられている。理想探偵はその権限を和都に与えていたらしい。だから、操作方法を教えるから起爆してくれとお願いされました。
しかし、それはやっぱり躊躇う和都。
その間に外道探偵は撤退。社畜さんが追い撃ちかけようとしましたが、躱されました。
半端ない身体能力だな、外道。
決着は自分がつけるから、覚悟がないならここで救助を待て、と和都に目も向けずに告げ、社畜さんは再び外道を追いかけていきました……。
事件概要報告書。
貢献度100%。
S判定貰いました。