領都の大穴に転げ落ちた主人公。
そこは不思議な空間。どこまで行っても終わりがなく、始まりもなく、無限ループ。
「タイミング良くR2を押すとつかめます」
といった説明がでてきたので、ちょっと壁に寄りながらR2を……としたつもりだったんですが、見事にベシャッと落ちました。痛い!
クインスという女性に会いました。
志半ばで倒れたマスターの続きを行いたい、と言います。
……ポーン、ですよね?
意志がしっかり生まれてますが、どういうことなんでしょう。
クエスト発生。
竜の鼓動を20個以上集める。
うっわ。
厳しいクエストですねぇ。と思いましたが、宝箱から竜の鼓動が取れました。この空間では大量に落ちてるようです。
今までフォーニバルとクズ屋にお世話になってたわけですが、これからはここで稼げばいいんですね。
ここは「困惑の間」と呼ばれるところのようです。
中に入ると主を失ったらしいポーンが2名。
主の盾になれなかった、とか。なぜあの攻撃を防げなかったのだろう、とか。そんな後悔を延々と呟いてます。哀しいな。私のポーンも、私が死んだらこんな風になるんだろうか。
ジッと見つめてたら「見えてますか?」みたいな感じで、顔の前で手を振られました。うるさい。私の相棒は茶目っ気があって好きです。
扉の向こう側は広い空間。
どこかの闘技場みたいだなー、なんて思っていたら、ボス出現。
でっかい目玉の怪物です。
イービルアイ。
なにやらブヨブヨとしたバリアを張ってるらしく、攻撃がまったく効きません。初めて遭遇する魔物なので、どうやって戦えばいいのか、さっぱり。
ポーンたちからも、有用なアドバイスはなし。
そうこうしているうちに周囲に触手が出てきました。
うっきゃあ。
エヴァーフォールで無限に湧き出てきた触手じゃないか。あのときと同じで、いくら倒しても無限に湧き続けるんだろうか?
メイジポーンが触手の先についてる口にガブッと食われ、思い切り振り回されます。おのれ、体重29キロの彼女になんてことしやがる、と切り付けました。触手は結構脆いみたいです。
エヴァーホールで出会った触手はもうちょっと硬かった気がするんだけどな。私たちのレベルが上がったってことかな。
それにしても。
イービルアイの攻撃力が半端ない。
薬草が減る減る;
そして暗闇の状態異常連発で、思い切り苦戦。でっかい目玉で突進されると体力が半分に減らされます(涙)
お願い戦士×2、早く倒して。
と思っていたら。
「バリアが消えました!」
え、なぜ?
慌ててイービルアイを見ると、確かに、ブヨブヨした紫色の膜が消えてます。特攻を仕掛けると結構削れました。おおお、勝機が見えてきたよ、皆!
しかし紫バリアはあっという間に回復。
そ、そんな、殺生な。
そして無限に湧き出る触手。
……ちょっと待った。初ボスで頭が回ってなかったけど、イービルアイ、バリアがなかったときは丸い団子みたいになって、瞼を閉じてましたよね。そしてバリアが復活したと同時に奴の体中から触手が発生――触手か。
周囲の触手をバッサバッサと切り落としていくポーンたち。
そういえばポーンたち、最初から触手に切りかかってたな。そしてバリアがなくなったらイービルアイに乗り換えてたな。知ってたってことか。もっと喋って教えてくれよ。
でも、パターンが見えました。あとは、終わるまで私の体力と回復道具が持つかどうか(汗)
激闘の末、イービルアイに勝利しました!
やった! 勝った! 疲れた!
奴が落としたらしい竜の鼓動を拾い上げ、再び大穴へ。
ポーンたちに言われるがまま、大穴へダイブしました。
無限に落ちていく主人公たち。
薬草が尽きかけているので、この調子でボス連戦になったら、もう駄目かもな、と思ってたら、なんと。真上、12時の方向につかまって上がった先に、地上への道がありました!
助かった!
最悪、ここで詰むかもと思ったので、本当に良かった!
地上への階段を登ってみたら、なんと、ポーンギルドの地下に続いていました。振り返ってみると、エヴァーホールに続く、あの扉。
つまりエヴァーホールだったと?
そのまま地上に上がると、宿屋のおっちゃんにやっと会えました。
元気なようです。
やけくそに笑ってます。
恐る恐る街に顔を出してみました。
マクシミリアンたちはいなくなってました。これでゆっくり買い物ができる。良かった。
酒場の奥に入ってみたら、クズ屋:モンテバンクがいました。こんなところに避難してたんですね。話しかけてみると自暴自棄になってるような台詞が。諦めるのはまだ早いぞ。
エヴァーホールの敵が存外強かったので、ちょっと世界探索に行ってみることにします。