プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

テイルズオブアライズ 08 ヘヴレクトの35

さて、星舟に戻った皆を待っていたのは赤い女たち。
星舟を囲み、一瞬で座標転移。
しかも制御不能に陥り戻ることもできず。

混乱している皆の前で、レナからレネギスに何かが発射されました。それはすかさずダナに向けて発射。そしてダナもまた反射するようにレネギスに発射。その光はレネギスを貫いてレナへ。

レネギスはダナとレナの星霊力の差異を変換する装置みたいなものなんでしたっけ。
ダナから吸い上げられた星霊力によって、なんとレナに巨大な花が。
おお……。

星舟は相変わらず制御不能なまま。
死ぬまでここで漂うしかないのかと焦燥する皆。

ここで実はアバキールが乗ってたりしないかな、出てきてくれないかな、と思ったけど、さすがにそれは都合良すぎたようです。もだもだしてたら何かに引き寄せられて座礁。
何者かに会いに行きますか。

エレベーター使って中層へ。
上層とか下層とかもありましたが、今はまだ中層しか選択できず。

先に進むと巨大なポッドがあり、中には誰かいます。
赤い女が変形した時の姿にそっくりな誰か。

近づくと蓋が開き話しかけられました。
自分は「ヘヴレクトの35」と自己紹介。
変な名前……。

可能な限りエネルギーを使わないよう、起きたり歩いたりせず、ただ横たわったまま、機械を通して意思を伝えるという生活をしている模様。究極です。

生体解析され、アルフェンとシオンが王と巫女であることを知られました。
敵、ではないもよう。
色んな知識を教わり、ここでようやく色んな謎に決着がつきました。

レナの星霊力は芯央に集まって濃く、それだけで意志を持つに至っている。
逆にダナの星霊力は薄く広く引き伸ばされて、世界を覆っているため、意志を持つようなことにはなっていない。

レナの星霊の望みは星霊力を貪ること。
すでにレナの星霊力は枯渇状態にあるため、ダナの星霊力を奪うことに今は尽力している。

赤い女はヘヴレクトの35の種族、ヘルガイムキルが擬態する時の姿らしい。

レナの星霊を討つように依頼されました。
彼(?)はレナから遠く離れたため、レナの星霊の支配が及ばず、今はここでずっと二つの星の観測を行っているらしい。介入もせず、可能な限り寿命を延ばして、最後まで見届けたいという知的欲求のためだけに。

他の者たちにも話を聞いてから、レナの星霊を討つかどうか決めればいい、とエレベーターを解禁してくれました。

下層に行くと人間がいました。
レナ人? 返ってきた答えは煮え切らないもの。

本当の意味でレナの民はヘルガイムキルたちだけ。
彼らはレナの星霊の支配を強く受けて動いている。
種族としての滅亡がもう目の前に見えているから、自分たちの代わりにレナの星霊に仕え、ダナから星霊を搾取して捧げるための人間として、ダナ人の中から星霊力を扱える人物を選出して攫ったらしい。

なので、今までアルフェンたちが「レナ人」として接してきた人々は、厳密には「ダナ人」。
元をただせば一緒、という事実。

テュオハリムが強く衝撃受けてますが……ううん……種族とか立場とか、今まで取っ払ってきてた手前、別に今更ダナ人とかレナ人とか、関係ないような気がするけど……統治者からすると、また別の問題が出てくるんですかね。

あともう1つ。
赤い女はレナ人に認識されないようにする特殊機能を持つらしい。
存在を感じさせずに行動を制限させるという手段を用いて今までやってきた、と。
凄いね。これで一応赤い女がテュオハリムとかシオンとかに認識されなかった理由付けがされたわけですが。

一度頭を整理して冷静になる時間が必要だとしてパーティー解散。

決戦前夜みたいな感じの会話イベントですね。

テュオハリムとキサラ、ロウとリンウェル、アルフェンとシオン。
それぞれ腹割って話しながら理想も交えて将来に言及。
皆頑張れ。いいなぁ、アライズ。今のところモヤモヤッとするところはなく、キャラも全員好き。
このまま最後までいって欲しい。

翌朝、ヘヴレクトの35に討伐を受ける、と回答するアルフェン。
ただし言われたからではなく自分の意志でレナの星霊を討つ覚悟をしている、と訴えました。

しかし討つ手段が思いつかない。自分たちに討伐を依頼するぐらいだから、ある程度の算段はあるんだろう、教えてくれ、とヘヴレクトの35に投げかけると、いくつか方法はあると言ってくれました。
一番確実性の高い討伐方法は、シオンを犠牲にするもの。

――もちろん却下。
他の方法を教えろと迫るアルフェンですが、すでに確実性が高い方法があるのだから教えても無意味だろうと説明するヘヴレクトの35。
いや、そういう問題じゃないのよ。
自分たちで選択もしたいのよ。
なんならアレンジも加えたいのよ。

討伐の目的の中にはシオンを救うことも入っていることを説明して説得しようとするアルフェンですが、頑ななヘヴレクトの35。これ以上は無理ってことでしょうか。

……交渉決裂。
ならお互いここで朽ちるだけだ、とアルフェンが覚悟。
ヘヴレクトの35が教えた方法を使う予定はないから討伐依頼を受けない。そうすると星舟の修繕は行われないから結果的にアルフェンたちはレナに行くこともできない。もう少しで朽ちる予定のヘヴレクトの35は、結末まで観測できる機会をあっさりと放棄することになる。
どうせ朽ちるのなら方法を教えればいい。どちらにしろ参加者ではなく傍観者になると言っているお前には関係がないのだから、と。

まあねぇ。
自分でやるならともかく、誰かにやらせることを断言しておいて、希望を受け入れない、そしてやっぱり介入せず黙って見てるだけ、っていうんなら、そのまま黙って見てろってことですよね。
指図される謂れはないっす。

ヘヴレクトの35さん、考え直したようで、他の方法も教えてくれました。
確かに難易度が高いけど……まぁ、失敗したら共に滅ぶだけだから、と。

星舟を修理してもらい、さあ、レナへ出発です。