プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

善人シボウデス111

ディオは9の扉から入ってきた。
ゲームはまだ始まっていなかったから9の扉は自由に開閉できていた。
というか、なかばゼロ兎が招いたようなもの。ディオは予定外のプレイヤーではなかったとのこと。ゼロボスやゼロ兎は、彼がやってくることをあらかじめ知っていた。
ゼロの計画にとって、彼の存在は必要不可欠だったから。

ディオは老婆を殺害してバングルを奪い、装着。
なりすましてゲームの参加者に。

ルナはそのときゼロ兎によって電源を遮断されており、動ける状態にはなかった。
動けるようになったのは、ディオがABルームに入ってから。
何もしてあげることはできなかった。ただ監視カメラの目を通して、老婆が殺されるのを、黙ってみていることしか。

老婆の遺体が入っている部屋をクレーンで移動させたのは、ルナではなくゼロボス。
老婆の遺体をあの部屋に運び入れたのは、ルナ。命令だったから。

核心でしょうか。
ルナの記憶に老婆が登場。

ルナの役目は、ゲームの参加者が予定外の行動を取らぬよう、密かに定まった道筋へと誘導すること。
しかしルナと老婆のやり取りは、まるで未来を見てきた誰かから間接的に話を聞いたかのように感じます。そしてルナは苦い顔。ディオが事前に人を殺す情報を得ておきながら、何もしなくていいのか。ラジカル6という危険なウイルスに感染させてもいいのか。老婆に少し食い下がりますが、管理者権限を持った者からの『命令』は絶対だとして、反対できなくなりました。
要するにルナは、命令に従って動いていただけ。
ゼロボスの正体は――老婆。ではない、とルナに否定されました。

ルナにとっての主人は2人いた。
計画は、老婆とゼロボスの2人によって立案されたもの。
ここでまた、老婆たちが未来を見通すような計画を立てていた事実が浮上。
彼女たちもシグマたちと同じような能力を持ってんじゃないのかなと思いますけど。

アリスはシグマが推理したとおり、ラジカル6に感染しての自殺で間違いなし。
ディオが老婆を殺すときに使用したナイフで、自殺。
しかし四葉は自殺だとは思わなかった。ルナが殺したのだと思い込み、ハイメトリンが詰められた注射銃を手にしてもみ合ううち、事故で殺してしまうはめに。
ゴーレムのルナが、なぜ死んだのか? ゼロ兎がタイミングよくルナの電源を落とし、怪しまれないようにしたため。
四葉は動かなくなったルナを見て青ざめ、何度か呼びかけて頬を叩き、AEDを取りに医務室へ。そこでディオとすれ違ったが、言葉は交わさない。
ディオは四葉の背を見送って、入れ替わりにキャビンへ。そこからナイフを抜き取るのが彼の目的。なぜならそこには「クレイドールズ」という、彼が所属する組織の名前が刻まれていたから。
ほかに、何か使えるものがないかアリスの体をまさぐったディオは、そこでKのプラグを発見した。

Kが水色の扉を開く音が聞こえ、慌てて部屋を出るディオ。
そのまま医務室に行き、AEDを抱えて出ていこうとする四葉を止める。
そのまま激しくもみあいになり、カッとなったディオは、ルナの遺体から抜いたばかりのナイフを四葉に向ける。そこに入ってきたのが天明寺。
果敢に抵抗する天明寺ですが、最終的には倒れてしまう。そして手錠で繋がれ、自然にペナルティを受けて、死亡。

娯楽室で起こった出来事も、シグマの推測とまったく同じ。
ディオとKは相打ちになった。

シグマからルナに質問。
なぜクォークのバングルが医務室にあったのか?
コールドスリープになったからと思いましたけど、ルナは、自分が外した、と明かしました。どうやって? と聞くシグマに、アルミホイルで、と答えるルナ。
アルミホイルが電流を通さないことはご存知ですか?
と聞かれ、思い切り叫ぶシグマ。なるほど。そういうことか。こんな簡単なことにさえ気付かなかったなんて。