プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

ドラゴンズドグマ35 決戦3

 1度目はマデリンを生贄に差し出したので、今度は守ります!
 ムービーが終わって彼女に駆け寄り、揺り起こそうとしましたが、話しかけられませんでした。
 あららら。彼女と一緒にこの部屋を出ようかと考えたんですが。
 駄目ってことですかね。
 けれど「つかむ」動作をすると、マデリンを抱えることができました。姫だっこじゃなくて荷物だっこ。ふっ。
 そのままドラゴンに背を向けて、部屋を去ろうとすると、ドラゴンに問いかけられました。
「戦うのか?」
 と。
 因みにこの選択肢が出た時点で主人公は直立不動になり、マデリンはずり落ちて地面に。一瞬、目をあけて立ち上がろうとしましたが、なぜか再びダウン。ドラゴンの顔見て気絶したのかな。
 意識があれば逃げれるのに。
 もどかしい思いを抱えながら「戦うのか?」に「はい」を選択。
 これしかないです。

 ドラゴンが咆哮し、ムービー挿入。
 ようやくマデリンが意識を取り戻しました。
 主人公と見つめあい、何かが通じ合ったのか、一目散に逃げるマデリン。
 別にいいけど。
 今の見つめあいで、きっと「ここは私がやるから、早く逃げて」というテレパシーが通じたんでしょう。主人公とマデリンの間には、私が知りたくもない絆が芽生えたようです。
 あ、絆の指輪を誰かに渡すの忘れてた。今更遅い。

 とうとうドラゴンと正面戦闘です。
 かと思ったら、ポーンたちがいきなりダッシュで逃げました。
「一旦引きましょう! こちらです!」
 慌てて彼らを追いかけますが、瓦礫が次々降ってくるので、思うように進めません。一度つっかえてしまったら、怖くても別ルートを探すのが、時間のロスにならなくていいと思われる。
 細い通路に入った主人公。
 後ろから追うドラゴン。
 視点が固定になったらしく、ドラゴンに追われる主人公がしっかりと見れました。怖いから。
 広間に出ました。
「ここなら戦えそうです!」
 てっきりこのまま逃げ切るんだと思ったんですが、そんなことを言われました。やっぱり戦うんだね。しゃあねえ。
 クエストが「反撃を試みる」に更新されました。
 ――試みる――って何、と笑いました。まだ別の要素があるから『試みる』なんでしょうか。
 ひとまず、試みてみればいいんですね(笑)
 ドラゴンが吐く炎はなかなか厄介です。でも安心。近くにあった壁の裏側に逃げ込めば、ブレスは届きません。たまにポーンが黒焦げになりますけど。
 壁裏で炎を防ぎながら、ICOの女王戦を思い出しました;

 ブレスが途切れたところでドラゴンの懐に滑り込みます。
 ここら辺はドレイクと同じ。
 ただし、ドレイクのように心臓が赤くなっていません。
 青い、亀裂みたいなものがありました。
 ドラゴンの攻勢に翻弄されながら、なんとかドラゴンの心臓と思しき場所に弓矢を射ち込みました。青い亀裂が赤く染まります。

 去るドラゴンを追いかけるポーン。続く主人公。
 螺旋階段を登り、再びドラゴンと対峙。設置されていたバリスタに乗り込んでドラゴンの心臓を狙います。
 バリスタの操作方法を念のために。
 ○ボタンで乗り込み、右スティックで視点移動。R2で発射。
 心臓を狙いながら射ると当たります。おそらく、少しくらいずれてても大丈夫な気がします。

 ムービーが流れ、次に気付いたときには、なぜか主人公はドラゴンの背中にいました。一体何があったんだ。
 すさまじい風圧を受けながら必死によじのぼる主人公。
 竜の背中が赤く光っています。そこを攻撃すれば、きっといける。
 途中、ハーピーたちに邪魔されながら、なんとか辿りつきました。
 光るところを攻撃!
 した瞬間、なんと、宙に放り投げられました。
 なんですとー!?
 左スティックでバタバタさせると、ドラゴンがこちらに向かってくるのが見えました。大きな口を開けるドラゴン。空中落下で身動きが取れない主人公。
 ……食われる!?

 間一髪で免れました。
 ドラゴンは主人公の耳元を通っていきました。
 ……口から逃れられても、同じ高さにある翼が目の前に迫るはずなんだけど……まぁ、そんなリアルは追及しても仕方ありません。
 何が起きたのか分からぬまま、主人公とドラゴンは地上へ。
 ポーンたちが復活しました。
 ドラゴンは結構な距離を飛んだと思うのですが……ポーンたちの執念って凄いですね。よくここまでたどり着けた。

 最初はドラゴンが地にいたので、炎ブレスを避けながら心臓を攻撃。
 ある程度ダメージが蓄積すると飛び立ち、高い塔の上に。
 端っこにバリスタが設置されていました。恐らく遠距離攻撃を持ってない場合はバリスタを使ってやっつけろということなんでしょう。
 今回は自身の弓矢でドラゴンを攻撃。
 周囲の崖? が、階段状に高くなっていってるので、そこから狙えば充分届きました。
 そして再びドラゴンは飛び立ち、地面へ。
 ブレスが怖いので、バリスタに乗り込んでドラゴンを狙いました。
 ある程度は体力を削れたのですが……バリスタで調子に乗ってたら、バリスタを破壊されました。そんなの有ですか。
 仕方なく直接攻撃。
「痛みを感じる! 痛いぞ!」
 何やら変な薬でもやってるんじゃないかと思われるようなドラゴン。喜ぶなよ、久々の痛みで。いや、痛みから可笑しくなってるのか?
 強薬草と大きなキノコを十数個食らいながら、ようやくドラゴンの体力を減らし。残りのゲージは2本!
 といったところで、ドラゴンを倒すムービーが入りました。
 あと2本残ってるのに、もういいの?
 ドラゴンが力なく横たわります。
「理屈に合わないものだ。生きるということは」
 まぁねぇ。誰かが生きるために誰かが犠牲になるという理屈を当てはめるのなら、そうかもねぇ。
「我に打ち勝つことで、1つの未来を選び取った」
 深遠を覗け、というドラゴンが示す場所を、見る主人公。
 1つの街が崩れていく様が見えました。
 てか、領都じゃね?
 なぜ? 領都はドラゴンによって守られてた……? この地の王になる力を与えてくれるドラゴンですからね。そう考えてもおかしくありません。
「お前からの預かり物だ……!」
 最後の力を振り絞って主人公に向き直るドラゴン。ドラゴンの目がカッと開かれました。
「お前はお前のために命を使うことができる」
 どうやら主人公に心臓が返されたようです。ドクンドクンと効果音がつきました。
 そしてそれだけに留まらず、ドラゴンは他にも色々と影響していたようです。
 まずは竜識者に心臓が返され、竜識者は砂となって消えて。
 隣にポーンがいて切ないです。いきなり服だけ残して消えてしまって。
 続いては領王。
 彼にも心臓が返されました。
 しかし彼はまだ死ぬまではいかず、目がぐるんとひっくり返りましたが、老いるだけで済んだようです。
 ドラゴンに心臓を取られて不老になり、心臓が戻ったことで止まっていた時が一気に流れた、ということでしょうか。
 ムービーが流れたあと、ドラゴンもまた、砂となって果てました。

 神殿から出た主人公を待っていたのはマデリン。
 心配そうだった表情から一転、嬉しげに輝かせて駆けて来ました。
 再会を噛み締め――ドラゴンズドグマのタイトルが流れました。
 あれ? これで終わり? なんか中途半端じゃない?
 と思っていたら違いました。エンドロールを流しながら、終わったあとの映像が流れてきました。
 ああ、でもエンドはエンドなのかな。

 穢れ山から降り、長城砦前の野営地。
 焚き火の前に座っていた主人公にマデリンが近づきます。
 そして主人公の隣に座った、と思ったら主人公押し倒された。

 ……バカな。

 あまりの衝撃に、思わずネット検索。
 私の場合はマデリンが生贄に選ばれてこんな結末になったわけですが、どうやら好感度の高いNPCが選ばれる模様。まぁ、そんな気はしてたけど。
 そして性別は関係ないってことですね。
 製作者は男×男、女×女の可能性を考えるべきだ。
 いや、むしろそれを考えて作ったのか? 度胸あるな。
 色々と衝撃的なので、2周目は絶対男の好感度を上げよう。絆の指輪を渡そう。
 ……結末知ってるだけに、それもまた、どうなのかなと思うんだけどね。
 一緒に戦ってきたメインポーンだったら許せるけど……いきなり湧いて出たNPCには感情移入できないなぁ。