四日目、昼。
隠し通路がある場所は壁の向こうが空洞になっているはず。
そんな推測の元、男たちで壁を殴る蹴るなど試行錯誤。最終的には大和探偵の蹴りによって隠し通路が発見されました。いいのかそんなん。
しかも被虐探偵が尻餅ついたおかげで偶然にもスイッチが押されて通路の扉も開き。
喜ぶ和都ですが、理想探偵に忠告されました。
被虐探偵の体質を考えてみろと。
未来予知が発現。
中に入ろうとする華族探偵が串刺しになる予知に見舞われ、彼女を引き寄せると間一髪で無数の針を免れることができました。
あっぶねー。(;゚Д゚)
だがしかし。
通路の奥から白いメカが登場。
うわ、最悪です。
武装探偵と大和探偵が力を合わせてグーパンチ。
見事に白いメカは通路の奥へ逆戻り。
けれども直ぐにまた出てきて、針を飛ばして来ます。
武装探偵が大和探偵を庇い、鎧には傷一つつかないとドヤ顔――案の定、彼は倒れました。
どうやら武装探偵を襲った針には高圧の電流が流れているらしい。
科学が忠告します。
武装探偵は本当に鎧の性能に頼りすぎだと思う。
社畜探偵も参戦しました。意外だなぁ。
あれ、そういえば、外道探偵と美食探偵はどこに行ったんだろう。
社畜探偵と大和探偵が時間稼ぎしている間、なんとか打開策を考える和都。
理想探偵が「音に注目するんだ」とアドバイス。
文学探偵に伝えると、あっという間にそのアドバイスの真意を理解し、科学探偵にボイスレコーダーで録音するよう指示。
録音を0.1倍速で再生すると「風の通り道は3つのうちの1つだけ」と聞こえてきました。
なんだろう、これは。
白いメカについてる3つの穴のことか、と皆さん本当に頭の回転が速くて。
大和探偵や社畜探偵が時間稼ぎしている間に美食探偵がフォークを突き刺し、見事にメカを停止。
3つあるうちのどれが正解か分からないのに、どうして分かったのか。
彼女は穴の向こうにあるだろうゴムと金属の匂いをかぎ分けたらしい。
すげぇ嗅覚だな;
さて。
科学探偵がメカを分析した結果、名前は「SPXー01C」で、探偵同盟の技術を利用して作られた機体だということが判明しました。
ひとまず今日は休憩にします。
科学探偵がメカを分解し、大和や武装もお手伝い。
この白メカを改造して、味方になってくれれば心強いのにね。
消灯時間になりました。
どうしてか喧嘩に発展した外道探偵と大和探偵の間に割って入る和都。
――思い切り殴られて意識混濁。
大和探偵が謝罪してくれますが、あっという間に暗転。
(ノ-_-)ノ~┻━┻
夢現。
今夜だけ、自分と部屋を取り替えて欲しいとお願いする外道探偵の声が聞こえてきました。
被虐探偵は何て答えたんだろう。
外道探偵、何か企んでるんだろうか。
暗闇の中で何者かに襲われて気絶して。
今度は夢ではなく正気。
目覚めた和都はどこかに連れてこられたようです。
白いメカが近づいてくるのを予知。
逃げるため、予知を駆使しながら右の通路へ。
そして歩きながら理想探偵と雑談です。
SPX-01Cを作ったのは、探偵同盟の元になった組織である機密警察。
悲劇を繰り返さないよう、超人的な力を手に入れようと実験するため、児童誘拐・監禁を繰り返してきた。その力とは、未来予知らしい。
通路から外へ出ると、そこは個室牢屋のようです。
よじのぼって床から外へ出た和都は絶句。
大和探偵が針によって殺害されていました――まじか。
一体何がどうしてそうなった。
このまま牢屋にいると犯人に仕立て上げられそう。
けれども、やっぱり逃げることできないまま、被虐探偵に発見され……。
il||li ○| ̄|_ il||l
第3章――不完全密室殺人事件
どうやら大和探偵が寝ていたこの部屋は、本来なら外道探偵の部屋。
被虐に頼んでいた交換の話かな。でも……なんでいきなり大和探偵と交換したことになってるんだろう。
そろそろ捜査パートです。
その前に、大切なことを復唱確認。
今回は三択。
・外道にトドメを刺す
・重要な点をまとめる
・他の探偵を脅す
相変わらず――めちゃくちゃな選択肢ですね。
「重要な点をまとめる」でお願いします。