外に出ると、慌てた様子の村人が「モンスターが入り込んだ」と報告してきました。
警備の人数が足りてなかったのかな。
城の大きさに対して明らかに人手不足ですもんね。
急いで向かいますが……あれ、想像と違った。
なんか可愛い小さな魔物がみんなに囲まれてます。
キャルラトーラ。
すっかり小さくなって、萎れてます。
戦闘メンバーに入れてたフランチェスカも「悪いモンスターには見えませんが」とフォローしてくれました。
あら、ここでリーンが登場?
ノアのお兄ちゃん、と間に入ってくる声。
あ、違った。
スミレちゃんか。
紛らわしい。
皆がモンスターと呼んでるこの子はツリーフォーク。
カサンドラから聞いたことがある――って、カサンドラもサポートキャラとして同行させてるからこの場にいるんだけど。
(^_^;)
なんと、キャルラトーラ、ありがとうと人間の言葉でスミレにお礼を伝えました。
うん?
ツリーフォークってことでみんな受け入れてるけど……さっぱり。
妖精さんみたいな感じで捉えていいのか?
こんなところまで来た理由をまずは聞き出しましょうか。
広場で、主要メンバーを集めてお話合い。
キャルラトーラ、名乗ったにも関わらず、相変わらずユーミルは「彼」と空気読まずにぶったぎりました。
ノアは慣れてるけど、この子は傷つくんじゃ……。
キャルラトーラは遊びに出た森で迷子になり、村に帰れなくなったらしい。
そんなんありか。
いろんなものを見たから、今は村に戻ってみんなに教えてあげたい、と望む彼に、ノアたち護衛を請け負います。
村まで送りましょう。
キャルラトーラは戦闘メンバー可ですね。
レンジはM。レベルは18。突属性。
戦闘メンバーはもう決めているので、彼には同行者として来て貰おうと思います。
拠点を出て南西の大樹林東へ。
入り口の岩はキャルラトーラ君に動かしてもらいました。
「友人を歓迎するのは良いことだと教えられています」と張り切ってます。
かわいいね。
岩みたいなピンクに近寄ると、引っ込んで道をあけてくれました。
キノコかな。時間経過でまた出てくるけど。
宝箱、1500バッカ。硬鱗の鎧。火Lv1の封石×3。1500バッカ。
お、道中でギランなる人物がいました。
モノクルかけた中年男性。
眉間に皺寄ってて気難しそう。
何やってるんでしょうか。
枝葉の先の魔導士だ、と自己紹介するギラン。ちょっとだけ好感度アップ。
彼はこういう場所でサバイバル術と魔法を研究しているとのこと。
すごいなと感嘆するノアを笑うギラン。
結局のところ自分には才能がないから努力で研鑽を積むしかない。
卑屈かと思いきや、努力でも研鑽していけばスペシャリストになれる、と前向きな男性でした。
彼は「節約のルーン」を探し求めているらしい。
もしかしてそれが、彼が仲間になる条件?
節約のルーンはモンスターが持っているらしい。
ドロップを狙うしかないのか。
それとも後半になったら店売りするようになるのか。
この場所のモンスターがドロップしてくれたら一番楽なんだけどねぇ。
宝箱、耐混乱のミサンガ。
もう一度ギランに話しかけたら、節約のルーンはこの土地のモンスターが持っているらしいことを教えてくれました。
やったね。
地道に倒して回りますか。
宝箱、やくそう×6。
次のマップへ。
大樹林 東 深部。
大分「森」って感じがしてきました。
そしてかわいい敵が登場するようになりました。
ラビット&ベアー。
あんたら肉食と草食だろうに、なぜ組んだ。
……ピョコピョコする足音も可愛いけどさぁ。
先に進んでいると、何か変な植物がいました。
モンスターっぽい。
けど、もしかしてこいつが節約のルーンでも持ってるんじゃないかと思って近づいたら、思いきり、パクリと飲み込まれました。
キャルラトーラ、できるならもっと早く、理由も含めて近づくなと教えておくれ……。
あ、でも怪我の功名です。
宝箱がありました。
……ノアの足元に転がってる、溶かされた冒険者っぽい骨が気になるけど。
宝箱、靭鱗バンド。
道はなし。
元に戻るにはまたあの気持ち悪い植物に飲み込まれるしかないようです。
宝箱、復活薬×2。ネックレス。
キャルラトーラから人食い植物の話が出た先で、ボス、エンシェントシードが出現。
ああ、誰か火属性を入れてくれば良かったかな。
拠点には装備品関連の店がないので装備が揃わず、結構1ダメージが大きいんだよなぁ。
物理攻撃には必ずカウンターを返してくるみたいです。
魔法攻撃という手段がないから仕方ないね。
やくそうとフランチェスカの回復魔法でごり押し勝利。
そして、節約のルーンを入手。
いぇい。
早く仲間を集めたかったので、ギランの所まで戻りました。
仲間のためなら道中長くても苦ではない!
ギランに渡すと大喜び。
お礼も兼ねて仲間にいれてくれないか、との申し出。
大歓迎です!
ヾ(*≧∀≦)ノ゙
旅する魔導士、ギラン。
加入しました~♪
そして先ほどボスがいた場所まで戻り、ツリーフォークの村へ!
ようやくリーンと会える?
村に入ったノアたちに、キャルラトーラが楽しそうに村を案内し始めようとしたところで。
メリサたちが見咎めて詰め寄って来ました。
お前が犯人か、と怖い顔。
隣にはガルーもいます。
彼女らがここにいて、リーンがいないってことは、誘拐とか?
キャルラトーラが慌てて間に入ってくれました。
メリサたちの向こう側から、キャルラトーラの知り合いたちも顔を出しました。
「戻ってきたのか良かった」と喜びの声。
リーンのことじゃなくてキャルラトーラのことだったのか? メリサが詰め寄ってたのは。
どうやら何事か問題が発生したようです。
賊が侵入したらしい。
どうなったのか、よくわからないけど……
メリサたちは、大樹林にあるルーンの遺跡を守るガーディアン。
無鉄砲な友人を連れ戻すために来たら、ちょうどこれに出くわした、と経緯を教えてくれました。
また、さっきはすまなかった、と謝罪。
好感が持てますね。
友人って? と突っ込むノア。
よし。
太古はロマンだ! とか言う面白い子、と笑うメリサに、目を丸くするノア。
そして口癖をメリサとノアと、はもらせて。
リーンは俺の妹だよ! と焦るノア。
そうだよねぇ。
村に帰ってるとばかり思ってたもんねぇ。
おや、古老様が持ち直したみたいです。
賊が狙っていたのは古老が受け継いでいた緑光の証のルーン。
試練の儀式の間に関わるもの。
もう奪われたんですかね。
――視点が変わって、その儀式。
現れたのはヒュースバインでした。懲りないな。
彼の隣には新たな人物、ナルンガードという女性がいます。
狐のお面を被っていて、なにか偉そう。
どういう立ち位置の人だろう。
古老から奪ったルーンのお陰で道が開かれました。
嫌な感じ。
先を進むヒュースバインの後から、すばしっこい女の子が。
道が閉ざされる寸前、駆け抜けてセーフ。
この子がリーンかな。
再び視点をノアたちに戻し、向かうパーティーメンバーを選択することになりました。
アルーは倒れてるリルンについているので編成不可。
今回はどうするかね。
メリサのレベルは22、レンジはM。
ガルーのレベルも22。レンジはS。
……ガルーだけ戦闘メンバーに入れ、メリサは同行者にします。
魅力的な仲間がたくさんいるのって悩ましいね。
村に出ると交易所がありました。
ひっさびさ~。
上昇率と下降率、矢印2つなんてのもあるんですね。
今回もまだあまり差分の恩恵には預かれないみたいです。
仕方ないので購入だけ……って、袋も上限近いので、少し控えますか……。
道具屋で「シンデレラの台本」が売ってました。
30000バッカ。
高いよ!
あと、温泉アイテムの「紅葉の落ち葉」も。
温泉かぁ。
今回も温泉があるってことかぁ。
宿屋の前にいたツリーフォークに話しかけると「野菜ジュースのレシピ」をゲット。
ちょっと袋の容量がやばい。
装備品とか、他のキャラに使い回しできるかもと思って売却しないでいたんだけど、これはちょっと……今から拠点に戻るのも面倒だし、売ってしまおう。
ルーンの遺跡で宝箱が入手できなくなる予感しかしない。
ルーンは売れないから、装備品だけだけど……袋を10空けるのが精一杯だなぁ。
ひとまずはこれで行ってみます。