ポーンの夢をクリアしてから気になっていたセレナさん、森の魔女ですね。彼女が気になって、久しぶりにカサディスの村へ行きました。
掲示板クエストではなく、人々から受けるクエストが増えてました。
おお。
まずはバルミロ。
無鉄砲に村を飛び出して行き倒れになってた彼です。そのたびに薬草を分け与えていた彼です。その彼がなんと、漁師をしばらくやめて、研究者になりたい、と。研究の旅に出るため準備をしっかりしたい、と。
思わず「やめておけ」と画面前で止めました。主人公の不思議そうな顔がたまりません。バルミロ、気付け。
でもそんなことでは止まらないバルミロさん。
以前の教訓を生かして事前準備をしっかりする、と言うところは立派だと思いますが。その準備すら人任せ(クエスト)ってどうよ?
倒れちゃいけないから強薬草を寄越せっていうのは、まあ、理解できますが。旅の醍醐味は美味い食事だよな、と言って『腐りかけの幻の肉』を要求されたときは、殺そうと思いました。
私ですら滅多に拝めない幻の肉を! 他にもクエスト品として並んでいる幻の肉を! ただ海を眺めて人任せに旅準備させているお前のために、なぜ私が差し出さなければならんのか!
結構本気で剣を抜こうかと思いましたが、寸前で思いとどまって、腐りかけの幻の肉をあげました。食べる前に腐った幻の肉になるよ、こいつのことだから。と思いつつ。うう。私の幻の肉……。
贋作屋で複製したとはいえ、稀少さは変わりません。贋作屋、いちいち宿屋で寝なきゃいけないのが面倒です。
さて、幻の肉を手に入れたバルミロくんは、とうとう旅立ちを決意しました。とっとと行け。
と、その前に最後のお仕事。
色々準備をしていたら荷物がこんなにかさばってしまったよ、と笑うバルミロ。
……ここに来て、まさか取りやめるんじゃ。
と思ったのは杞憂だったようです。自分の船まで荷物を運んで欲しいだけだったもよう。安堵しました。次の瞬間、やっぱり殺意が湧きましたけど。自分の荷物くらい自分で運びなさいよ。
足元に置かれた荷物は合計四つ。クエスト更新が行われた瞬間、主人公以外のポーン全員が荷物を持ち上げ、船まで運び出しました。ビックリしました。思わず、カム! と呼んだけど戻ってこなかった。
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仕方なく私も荷物を担いで彼らに続きます。
ポーンたちは、浜辺の船の傍で待っているバルミロの足元に、そっと荷物を置いてあげました。私は、直前まで、置こうか投げようか迷ってました。
……まぁ、1周目だし、何事もなく終わりたいよね。
しぶしぶ、荷物を置きました。
これで終わりだ、と思ったら、再びバルミロくんからのお願い事。最後だから一杯つきあってくれ、と。
……たかるつもりか、こいつ。
酒場を思い浮かべた私ですが、どうやら酒盛りはその場で行われるらしい。
浜辺に焚き火をし、その脇で海を眺めながら話し込む二人。
これが男主人公だったら「友との別れ」みたいな絵になるんでしょうが、女主人公なので「夢を追う恋人との別れ」みたいな絵になってました。超違和感。しかも主人公はバルミロくんの半分くらいの身長しかないので、やっぱり違和感。というか笑い出したい感じでした。
これでバルミロクエストは終了。
戦利品はかなり豪華でした。まだ戦ったことのない上級敵の戦利品が、それぞれ1つずつ。複製すれば武器素材として重宝しそうです。
幻の肉(まだ引っ張る)をあげたんですもの。これくらいは、ねぇ?