カサディス村ENDを見たので、再びリロード。
今度こそ前に進みます。
老領王の攻撃に当たらないように気をつけながら、次へ。
続いて道を塞いでいたのはアダロ。村長。
「まあ、無理をするなと言っても聞くようなお前ではないか。だが、いつだってお前のことを案じておる者のこと、忘れるな」
案じておると言った矢先に襲い掛かられました。矛盾してる。
残り3人!
マデリン、キナ、王妃……。
3人で一斉に主人公に襲い掛かってきます。
「ずっと怖かったの……あなたが不意に遠くへ行ってしまいそうで……」
と言いながらキナさん、普通に襲い掛かってきます。
私も怖いです。
ようやく彼らの攻撃を抜けて、先に進めました。
セーブ、セーブ。
再び現れた界王。
「お前は限りなく我に近づいている」
ようやくフードを脱ぎ去る界王……!
その下から現れた顔は……誰だお前。
イケメン男子が現れました。
「覚者にふさわしい戦いにしよう」
彼の横の空間が歪み、ポーンが登場。重装備の騎士様みたいです。
「ここが終の地だ。存分に戦え」
戦闘開始。界王の頭上には、他のサポートポーンと同じような表記。
ファイターで、名前はサヴァンと言うらしい。
……知らねぇな。
「そう、我を打ち倒そうという、この“意志”。この、魂の力だ……!」
嬉しそうなサヴァン。界王という存在に疲れきってたんですかね。
「我が失いつつあるもの……世界に欠けているもの……」
それが意志だと? いやぁ、別に世界に意志があってもなくても……てか、あるとすればそれは生きてる人たちの意志がまとまった感じのだと思いますが……世界の有様をどのように持っていこう、というような。なくても別に、誰にも迷惑かけないような気がします。
「覚者よ、知るがいい。世界は無情だ……美しく……計り知れぬ虚無だ」
いつの間にか主人公の相棒ポーンが応援に来てくれてました。
サヴァンのポーンもいるから、2対2。フェアですね。
私がメモってる間にサヴァンのポーンを倒してくれました。
「比類なく完璧な、巡り巡る円環。それが永遠だ。この世界だ」
剣を振るいながら喋ってくれますが、淡々と後ろ向きな界王ですね!
「私は、そしてあるいはお前は……その世界の中心となるものだ。円環を回すもの……永遠を巡らせるもの。そうする“意志”だ」
他にも巡らせてくれる意志を持つ人たちはいますけどね。
今回はたまたま武器取ったのが私だというだけで。普通に人生謳歌してる人たちに、まるで意志のないような言い方は失礼だと思います、先生。
「我らは戦い、意志を示さねばならない」
誰にだ。
「我らは永遠に、戦い続けねばならない」
なんでだ。
「繰り返し、繰り返し、繰り返す世界。永遠に、永遠に、永遠に……」
あとはもう繰り返しになりました。
何かに憑かれてるんじゃないのか、サヴァン。
そうこうしてるうちに、相棒ポーンがサヴァンにトドメ。強いよ、お前。
けれども倒れないサヴァン。
あら、ドラゴンみたいに心臓を攻撃しないと死なないとか、そういうこと?
と思っていたら、メインポーンがサヴァンを羽交い絞めにしました。
「覚者様、この命をまっとうします!」
うわ、嫌な光景だなと思いながら、羽交い絞めにされて抵抗できないサヴァンを攻撃。
ロード画面。
椅子に座っているサヴァン。
……奴は不死身か。
「許せ」
と言われました。
私の意志を確かめるため、試すために戦ったのだと。
別にいいですけど。
椅子から立ち上がり、主人公にひざまずくサヴァン。
「永遠の輪の中に精錬に足る魂を持つ者が現れましょう。それまではあなたが世界を治めるのです」
口調まで違ってきてますけど。
支配権交代ですね。
胸から剣を抜き出すサヴァン。怖いって。
「神裁ちの剣、リディル。世界を統べる者となった我にはこの剣でしか滅ぶことを許されません」
なるほど、リディルってそういう意味があったのか。単なる自殺用の剣だとしか思っていませんでした。ま、極論は同じかもしれませんけどね。そしてその剣が本人の手元にあるってのが解せませんけどね。
本来そういう最後の砦的な剣って、一番弱い者に与えといて、神様が間違いを犯したらその人が立ち上がって殺しに行くよ、みたいな冒険が……いいな……。
「解放を与えてください」
と、リディルを差し出して待つサヴァン。
殺されるのを待ってるんですよね。
どうしようか。
彼に話しかける前に、相棒に預けていた自分用のリディルを返してもらいました。そして使用。
リディルって自分で使用できるんだよねー……。
「なんということを……!」
と、相棒ポーンの嘆きが聞こえます。ごめん。
リロードかと思ったら、なんと主人公の床が抜けて、再びドラゴンに変化。
なるほど。ここでも死んだらドラゴンになるわけですか。
さっきの通路ではならなかったのに。
……界王の間だから……?
一番最初に界王と戦ったときも、負けたらドラゴンになりましたし。
ここでも、死んだらドラゴンになりましたし。
てことは、サヴァンを殺したら、彼もドラゴンになるんじゃないだろうか。
もしそうなら、前に主人公が戦った赤いドラゴンも界王だったって話かな。
倒したときに「痛みを感じるぞ」って喜んでましたし。界王だったときは不老不死だっただろうから、痛みを感じることもできなかっただろうし。
なんだかそんな感じですね。