音楽ルーム、ベルに危害が加えられたと見られる大ホールへ。
中には既に人がいるようです。
覗いてみると、素晴らしい、と絶賛する誰かの声。
もうすぐ、ミス・テキーラが到着するはず……、と動くような気配を見せたので、ひとまずその場を離れました。
どこに行くのが得策だろうか。
あてがなかったので、ベルが倒れた最後の部屋に行き、タンスに隠れてみました。
時刻は午後2時。
……誰も来ませんね。
午後7時10分頃。
ようやく動きがありました。
ふらふらになったベルが扉を開けて、部屋に入ってきました。
誰かを呼ぼうとしたのでしょう、1階の使用人を呼ぶベルを使いましたが、反応はなし。とうとうその場に力尽きて倒れるベル。
部屋に入って来た使用人がまっすぐダストシュートに向かいました。
ベルはまだなんとか動こうとしていますが、もう虫の息。
使用人はあなたの心は悪意に満ちたセイレーンだ、と以前にも聞いたようなセリフで語り掛けながら、とうとう活動停止したベルをダストシュートに投げ込んで始末。
あなたは「希代の歌い手、テキーラ・ベル」として人々に記憶されるのでしょうか……
……もしくは「蜘蛛に食われた口うるさいあばずれ、テキーラ・ベル」ですかな?
午後9時頃。
使用人は部屋から出ていきました。
うーん、難しいな……。
ベルに危害を加えたと思われるもう1つの部屋には早い時間から使用人がいるようで、現場確認ができなさそう。
かといって、この部屋では単にベルの最期を看取るだけで、救済に繋がる何かは確認できず。
どうすればいいかな。
ひとまず今日の午後0時に時計を戻しました。
また音楽ルームで目覚めます。
直ぐにホールを覗いてみますが、やっぱり使用人がいました。
「この曲を若くして亡くなったすべての方に捧げます!」と、台本の練習でもしてるんでしょうかね、声を張り上げてます。
……そして、まもなくその仲間に加わる人々のために!
何やら不穏なセリフが出ましたよ。
ヾ(・д・`;)
この時点から殺す気満々じゃないですか。
ピアノを弾きながら絶好調です。
警備員さ~ん、不審者がいますよ~、と。
隣の部屋に行って使用人を呼ぶベルをかき鳴らしてみましたが、無意味。誰も来ません。自分で何とかするしかないですかね。
午後2時、3人の幽霊がいる通路に出ると、なにやら幽霊たちが怒ってます。
それでは芸術愛好家とは呼べないぞ! と。
いったい何の話だ?
ああ、外から別の幽霊が来たみたいですね。
3人の壁を通り抜け、まっすぐホールに向かってるようです。
あの俗物が来た!
ブー! 音楽に集中しろ、肉体じゃなくて、このケダモノ!
新たにきた幽霊は、3人の幽霊から嫌われてるようです。
扉の前で振り返り。
「俺はあの歌手の体を鑑賞しに行くぜ……」と。
まさかのセクハラ発言。
私も敵に回しましたね貴方。
幽霊はそのまま扉の向こうへ。
この先は確か蝋燭がついてないから姿は見えないんですよね。
他の手掛かりもないかなー、と私は左の通路へ。
小さめの演奏会場。
そこから隣の部屋に移ろうとしたとき、そこに誰かいるようです。
仮面が反応しました。
どうやら使用人らしい。
おや。さっきまで物騒なこと言いながらピアノを弾いてませんでしたっけ。
「誰か知らないが、こんなノイズをかけっぱなしにするなんて」
ちょっと重要そうなキーワードを喋ってくれました。
「もし、今日私が既に人を殺していなかったとしても……。
誰かを殺すことを考えていたかもしれない」
うん?
なんか日本語がおかしいぞ?
翻訳プリーズ。
今日私が既に人を殺していなかったとしても……、ってことは、既に殺してるってことでいいのか?
今日、私が既に殺しているから、誰かを殺すことを考えていたかもしれない? いや、やっぱり日本語おかしいな。
既に殺しているからまた殺したくなるかもしれない、ってことを言いたいのかな!?(無理やり)
私の理解力のせいなのか、全然彼の言いたいことが分かりません。
クローバーの7のヘルメットを被った彼が、部屋から出ていきました。
何だったんだろうなぁと思っていたら、今度はなんと、後ろからベルさんが入ってきました。
おおお。彼女の通り道はこちらか。
慌ててレコードプレーヤーのある部屋へ。
せっかくだからタンスに隠れてベルさんの様子を観察。
彼女はラー、ラー、と発声練習をしながらホールに向かっているようです。
それだけで、特に他の情報はなし。
それにしても……あの使用人が部屋を離れる時間も、わずかではあるけど、あるんですね。
そこを狙って部屋に忍び込めばいいかな。
時計を巻き戻して午後0時へ。
レコードプレーヤーのある部屋に入ると、ガンガンに音楽がかかってました。
おお、初現象。
レコーダーを調べて「紫色のレコード」をゲット。
肖像画がかかってる資料部屋からホールの様子を観察。
使用人が一心不乱にピアノを練習してます。
それっぽい詩と共に。
午後1時20分。
自分の演奏を自画自賛する使用人。
ベルの伴奏をするため、まだ練習する様です。
……邪魔だなぁ。
そのままじっと覗いてみてましたが、一向に動く気配がありません。
いつになったら動いてくれるんでしょう。
時刻は既に午後3時。使用人はひたすらピアノを練習してます。
……その努力は認めるけど、人殺しはいかんよ。
そろそろベルがこの部屋を通るはずです。
先に回り込んで、柱時計がある部屋から覗き場所を変えましょう。
覗きをやめてレコードプレーヤーがある部屋に入った瞬間、ベルが登場しました。
ぎゃあ。
彼女が登場した部屋とは別の扉から脱出。
柱時計のあるエントランスからホールを覗き見。
「私が後始末を手伝わないからと、スペードの2が怒っていなければいいが……」
今まで使用人って似たようなもんだと思ってましたが、彼らには彼らなりの人格があるようです。
目の前にいる使用人は「クローバーの7」。
全部で何人いるんだろうな。
背景の準備をしよう、と使用人が何かの操作をすると、舞台の幕が開きました。
綺麗なステンドグラスが出現。
……あれ? 私が前に見た時はステンドグラスじゃなく夜景とかだった気がするんだけどな。
午後4時15分頃。
ベルさんがホールに登場しました。
まっすぐ舞台に上がっていきます。
気づいた使用人が声をかけると「あなたは誰? レッドはどこ?」と不思議そう。
「ロックリッジ様からの謝罪を承っております。
あいにくと本日は参加できないとのことで」
さっきまでの自画自賛ぷりはどこにいったのかと思うくらいしおらしく伝言を説明する使用人。クローバーの7。
ロックリッジとやらの代わりにこの使用人がピアニストをするらしい。
昔は酔っ払った叔父がペンキの缶を叩くのに合わせて歌ったりしたから。
……これくらい問題なくこなせるはずね。
うん? ベルさん?
それは嫌味なのか、それとも何かの謙遜なのか?
毒風味がすげぇ。
(;^_^A
サプライズと称し、使用人が用意した「特別な」楽譜。
演奏を聞いたとたん、顔色を変えるベルさん。
どうやらこれはプライベートな曲らしい。
恐らく「歌わない」と言おうとしたと思いますが、使用人が遮るように「もう曲は始まっていますよ!」と大声を上げました。
覚悟を決めて歌いだすベルさん。
午後6時、館内放送でショーの案内がされました。
午後6時30分頃。
ずっと覗き見ていたんですが……ベルさんの後ろのステンドグラスが、何か歪んだような気がします。
午後6時40分頃。
歌っているベルさんの後ろのステンドグラスがいきなり粉々になり、ベルさんに降り注ぎました。
真後ろからの攻撃になすすべもなく全身で受け、舞台上から吹っ飛ぶベルさん。客席側に倒れこみました。
何が起こったのか分からないんだが!?
ベルさん、何とか体を起こし、痛む体を引きずりながら助けを求めて隣の部屋へ。
使用人は「素晴らしい! 実に素晴らしい!」と大絶賛。
彼の狂気が恐ろしい。
「さあ、お先にどうぞ」の意味が分からない。
何が「お先に」なんだ。
隣の部屋へと消えていく二人。
この後は、以前見たままですかね……。
死体の後始末をされ、誰もいなくなった事件現場に入り、白い扉の中へ。
この中にもレコードプレーヤーがあるんですよね。
そういえば別の部屋から抜き取った紫色のレコードをもってましたっけ。
レコーダーの前に使用すると、紫色のレコードが音を奏で始めました。
……不快音ですけど。
何か意味あるのかな。
午後0時に戻して、再び探索しましょう。