ボーグ帝国の北にあるレカの町へ行きます。
今まで世界探索してたときにはもう見つけてた町なんですよね。
標高が高く、入口の兵士に「立ち去れ」と門前払い受けてたところです。
テレポートでレカの町へ行き、中へ入るなりイベント発生。
「外界から来た者だな」と声をかけてきたのはヘイブン兵士。
あれ。
全滅したんじゃなかったっけ。また幽霊か?
ジャイロが「探し物をしてる」と目的を説明したところ、この町は祝福を受けし神聖なる土地だから、うかつに近づかないでもらいたい、とやっぱり町に入れてくれなさそうです。
心の広いオカンとはえらい違いだ、と謎の文句言ういうシズク。
なんだそれ、楽しいな。
とにかく、これから神聖な儀式がサザラ様のお力で始まるんだ、とペロッと喋る兵士。
おいおい、それ機密事項とかじゃないのか。
サザラ様の名前に反応したシズクに対し、兵士が、まさかサザラ様の命を狙って、と要らぬ警戒心をむき出しにしてきました。
慌てて否定するオリバー。
そういえばヘイブンの生き残りに会ったら見せてくれと言われていた『ヘイブン兵士の勲章』を見せると、兵士が過剰反応を示しました。
彼女はいまどこに!? と。
ああ、あの兵士って女性だったっけ。
暗に亡くなっていることを伝えると、力なく笑いながら「覚悟してたことだ」と受け止めてくれました。恋人だったのかな。
彼はオリバーたちのことを認めてくれたようです。
サザラ様はもう……って言葉を途中で切り上げ、それ以上は言わず。神聖な儀式の準備中だけど、町を見れば分かるだろう、と丸投げされました。うそん。サザラ様もう死んでる説、ないよね。
町を見れば、この町が受けた祝福のことも分かるだろう、と力ない説明。
祝福って、喜ばしい方の祝福じゃないのか。ある意味呪いの方の祝福か。
別に、町を見て回らなくたって今ここで貴方が説明してくれれば用は足りるんだよ。
レカの町に宿泊すると、ヘイブンのページが解放されました。レカのページじゃないのか。
何と言うか、生気のない町ですね。活気がないと言うべきか。ただただ恐怖も感じず言われるがままに生活して、ただ生きている、って感じの。彼らの意思を感じません。
イベント場所に行くと「アイリ」という女の子がいました。
オババが「よそ者だね」と苦々しそうにしているのは、オリバーたちの前にも別の誰か、大男がここを訪れたからみたいです。誰だろう。評議員のあいつかな。
サザラ様を探してるんです、と尋ねると、お前たちも祝福を受けに来たのかいと誤解。
祝福ってなんなんだ、と尋ねると、そんなことも知らないでここに来たのかと呆れられました。
町の人たちの目を見れば分かるだろう、と入口の兵士と同じことを言われました。
マルたちが、ヌケガラビトになってるじゃないかと指摘。
ああ、なるほど、ヌケガラビトか。
祝福なんかじゃなく心を奪われてるんだ、とジャイロが憤りると、オババの隣で聞いてたアイリが「心…!」と反応。
確かこれから祝福を受けに行く子だったっけ。祝福前に嫌なこと聞かせたな。
オババはオリバーたちを一蹴。これは恐怖をぬぐい去るための祝福だ、と言い切りました。
本気でそんなこと言ってんのか、それとも言い聞かせようとしてるのか。
分からんね。
この大陸でどれだけの町が闇のまどうしに滅ぼされたか知ってるのか? と責められました。
おや、なんで私らの方が責められなきゃいけないんだ。
だからこそ立ち向かわないと、とオリバーが訴えます。
オババの目がオリバーへ向き、魔法使いだね、と確認します。
力も持たず、恐怖におびえる人間の心など、わからんじゃろうて、とシャットアウトされてしまいました。
そう言やこのオババはヌケガラビトじゃないんだよなー。
ぐうの音も出ないオリバー。
祝福だとか言ってるけど、こんなのはジャボーに心を奪われるのと変わらない、とマルが反論。
まぁたしかに。心を奪われる先が変わっただけだしな。
オババはそれには応えず、そろそろ儀式の時間じゃ、と傍らのアイリに声を掛けました。
アイリと二人で出掛けてしまった。
二人が行く先はサザラ様の元。追いかけましょう。
神殿には町の人たちが集まってました。
じっとしてればすぐに終わるからね、と安心させるように言うオババ。
そこに空の女王サザラ様が姿を現しました。
想像より若い。そして攻撃的な容姿。
もっとふんわりした聖女的なのを想像してましたが、がっつり狩猟民族といったかんじの顔つきです。
それ見たジャイロが「やっぱりか」と心当たりあるかのような口振り。
シズクも「サザラ様の目」と。
ああ、彼女自身がヌケガラビトってことか。
ヘイブンが襲われたときに奪われたんだ、と気づくマルたち。
直前でアイリが祝福を拒否りました。
心がなくなっちゃうだけ、みんなまちがってる、と。
オババが慌て、サザラが不穏な空気。
サザラは仕方ないからこの娘には特別な儀式を、とますます不穏な空気。
その場で両手を交差させて紫色の靄が出現。
まさかアイリをナイトメアにさせるつもりなんでしょうか。
と思ったら、サザラ自身のナイトメア、愛を喪失したものサザラメアが出現しました。
そのまま戦闘です。
オリバーのレベルは47。
全体攻撃は漆黒の闇とアシッドレイン。
こちらに暗闇とかの状態異常を付与してくるので「まもる」で防ぎたい。
敵が固いので長期戦でしたが……グリフリーズの噛みつきとかで、まだ楽な方だと思います。
いやぁ、大変。天空のはねを入手。
サザラメアを倒し、周囲の景色は正常に。
アイリとオババがお互いに無事を喜びました。
サザラは。
地面に座り込み、心配した兵士を拒否し。
そこに「失望したぞ、空の女王よ」と空から声が降ってきました。
代行者としての役目も果たせないとは、と。
いやいや、勝手に失望してくださって結構ですよ。
賢者といえどもこんなものか、と揶揄りながら黒い影が降臨。
悪夢の力を失ったお前に用はない、とサザラを飲み込もうと闇を広げてしまいます。
そこに、どこからか飛んで来たナイフが突き刺さり、闇が動きを止めました。
登場したのは空賊王ヘブルチ。けっこう唐突な登場だな。と思っていたら「ヘブルチの残党か」とジャボーがそのまま退いていきました。残党? 疑問は置いといて、とりあえずの危機は脱したか。
サザラとヘブルチが対峙。
マルが心配した通り「あなたごときが女王の命を救おうなど。卑しい蛮人め! 身の程をわきまえなさい!」って、結構な罵り文句が出てきました。
ビックリ。
聖女じゃないにしろ賢者なんだからもう少しその肩書きにあった態度の取りようはあったと思うんだが。
ヘブルチがそんなサザラの言葉を笑い飛ばしました。
サザラはオリバーたちへの罵りにも繋げ。
ヘブルチから、クロの病気を治したみたいに元に戻せるんじゃねぇのか、と言われました。
彼女から奪われてるのは人として一番大切な「愛」だとのこと。
しかし。
愛に溢れるやつなんて、見当もつかない、とジャイロが頭を抱え。
ヘブルチが「愛ならココにある!」と大音量で自己主張しました。
サザラへの愛だ、と。
なんやてー( ・`д・´)
全員仰天。そりゃそうだ。マルが超嬉しそう。
女の子だねー。゚+(人・∀・*)+。♪
サザラだけが「気持ちの悪い」と一刀両断。頑張れヘブルチ。
愛のキューピッド役になったるんや、と笑えるシズクの台詞に背中押されながら、ヘブルチに話しかけると、恥ずかしいまでの愛やで! とシズクが解説。
おまえもう黙れ。
ヘブルチから愛をゲット。
小僧の魔法と俺様の愛で女王サマの目を覚まさせてヤレッ、って、こっちも恥ずかしいヤツだった。
オリバーが愛を渡すとサザラが目を覚ましたようです。
あなたにひどい言葉を、と謝罪。
おおー、顔から険が取れてる。
可愛いぞサザラ。
笑い飛ばすヘブルチにサザラの気持ちも和んだようです。良かった。
オッサン、前にも心もらったやん! 2回目やで、2回目! と、シズクが今更なツッコミ。
そういえばそうだったっけ。
でも1回目は自信で、今回は愛だから。
種類が違えばいいんじゃないのか? マルが笑いながら、女王様への愛は特別だったみたいだけどね、と補足。
サザラが「この私が、女王などと」って目を伏せました。
天空の街ヘイブンは滅ぼされ、はるか海の底。
まもりとおすことができなかった。
そしてこの町でも人々のこころを――女王など、名乗れる人間ではありません、と自信喪失。
ヘブルチが支えてくれました。ヘイブンを治めていたおめぇは立派なモンだったぜ、と。
オリバーも援護します。
ボーグ帝国で会ったヘイブンの兵士は亡くなってたけど、まだ希望が残されてる。サザラ様が生きてる、と言っていたと熱弁。
私が希望、と目を見開くサザラ。
ここで心を奪われたヤツらは死んでない、まだ生きている、とヘブルチから力強い言葉。
隣にいたヘイブン兵士も「少しずつ、この町からでも元に戻していきましょう」と声をかけてくれました。
サザラが完全に立ち直りました。
人々に希望をもたらす存在でありたい。それが、力を授かった者の役目だ、と。
ここから反撃だ、とジャイロが言ったあと。
とうとう抑えきれなくなったのかマルが二人の関係について突撃しました。
ヘイブン兵士が言いにくそうに、ヘブルチ様は実は遊撃飛行艇部隊の隊長です、と明かしてくれました。ヘイブンは魔法大戦の時代にも中立を保った国。中立を維持するには強大な武力が必要で、そのひとつが外部の「空賊団」であるらしい。
女王様に恋する家来か、となぜかジャイロが納得。
マルが、ずいぶん親しげに話してるじゃない、とツッコムと、サザラのことはガキの頃から守ってるんだ、まぁ身分違いにはちがいねぇけど、と声が小さくなるヘブルチ。
それを聞いたサザラは「女王などと名乗れない。もう身分の違いなどないのです」とヘブルチに向き合ってくれました。
お幸せに~。o(*≧∀≦)ノ
さて。
サザラによってレカの人々の心を戻しました。
アイリにも、恐ろしい思いをさせてしまいましたね、と謝罪するサザラ。
こっちのサザラの方がいいねー。
恐怖から逃れるためだけにサザラ様の術にすがっておった、とオババが反省。
この町はジャボーに目をつけられてる、というシズクに、この町はもう二度とジャボーの脅威にさらさせない、とサザラが誓いました。
ヘブルチも一緒にこの町を守ってくれるそうです。
良かったね、サザラ。と思いきや。あなたには別の役割があります、と切り返しました。
ジャボーの脅威から守らなければならないのは、この町だけではない。そしてヘブルチの飛行艇は国境を越えて自由に行き来できる。分かりますね? と答えは言われないままの命令に、ヘブルチはうろたえながらも承諾。強いな、サザラ。
ジャイロが、オリバーたちの当初の目的を思い出させてくれました。
そう言えばすっかり忘れてた。
伝説の杖グラディオン。時を操る仮面の魔導士の動向も気になるところではありますが、と前置きし、いま私たちにとっての最大の脅威は闇の魔導士ジャボーだから、すぐにでも儀式を行いましょう、と仕度してくれました。
サザラのところへ行くと「時よ戻れ」の魔法で魔石を15年前の状態に戻せばいいと聞きました。
なるほどー。
大掛かりな儀式になってしまうからラースはできないと首を振った。しかしサザラの魔力なら不可能ではない。儀式を始めます。
演出自体はけっこうあっさり。
魔石が杖にはまり、力を取り戻したグラディオンをゲット。
「ヒールオール」「天の声」「召喚」の魔法を入手。
召喚は、ヌシを倒した時に手に入れた宝玉によって、彼らの力を借りることができるようになる魔法らしい。
彼らの力があればジャボーとも渡り合えることでしょう、と。
大きな力を得たオリバーたち。
でもまだ1つ問題が残ってると言われました。
ジャボーの居城、暗黒のナナシ城は、レカの北、死者の湖を抜けた先にあるが、死者の湖は死者の霧と呼ばれる濃霧に覆われている。迷い込んだら二度と戻ってこれません、とのこと。
マルが前に父ソロンから聞いたことがある霧らしい。
ひとつながりの笛を吹いたら、きっとそれが道しるべになって、前に進めるだろう、とのこと。
かなり最初の方でマルが「鳴らしたい」って言ってたやつですね。
覚えてるオリバーにビックリ。私はすっかり忘れてた。
ひとつながりの笛は二の国の3人の王が作る、平和の象徴。
—————————————————
その木、切り出すはババナシア王の知恵。
その笛、削り出すはゴロネールの王の力。
その音色、鳴らし出すはボーグの王の技。
—————————————————
という話を聞かせてくれました。
さすが賢者の娘、詳しいですね、とサザラに誉められた。
まずは材料となる聖なる木片を手に入れねば。
ババナシア王国の女王、カウラ様に聞きに行くことにします。