プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください

二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED 13 ボーグ帝国

少しだけレベル上げしつつ、ボーグ帝国にたどり着きました。
猪の顔みたいな建物です。
中に入ると機械の町で、オリバーが顔を輝かせました。マークと車を作っていただけありますね。こういうの好きみたいです。

町の人たちはなぜかみんな豚の恰好。見回りの兵士だけじゃなく、全員がそうみたい。
周囲を観察していると、ジャイロが「ここからは自由行動だ」と離れていきました。追いかけるオリバーですが、ジャイロはあっという間に見えなくなって、見失いました。ちっ。

仕方ないので彼の言う通りマルと一緒に市内見学です。

少し町を進むと「皇帝ブヒーデン様のお通りだ!」みたいな声と共に周囲の街並みが一変しました。
機械仕掛けの町。
皇帝が通る道を開けるために民家や店舗が道路のレールに従ってガションガションと動き回り、あっという間に大通りができました。カッコいい~。

整備された大通りの向こうから大勢を引き連れた神輿がやってきました。
飛び交うブヒーデンコール。
オリバーとマルが、笑っちゃいけないと思いつつブヒーデンコールに笑い出し、そこにひょっこりジャイロが戻ってきました。

闇市で賢者様の情報を仕入れて来たらしいです。
賢者様は宮殿で皇帝に仕えている、と。

そんなとき、今日も新しい法律ができたという速報がスピーカーで流されました。
「道ですれ違うとき同じ方向に避けるべからず」というのが新しい法律らしい。
ばかばかしすぎる。そんな細かい行動まで決められる法律なんて御免です。防ぎようがないやーん。

マルが「は?」みたいな顔します。私も完全同意。
まぁ、とりあえず賢者の居場所が分かったんだから宮殿に行きましょう、と提案。
そして。
門番のところで門前払いされました。そりゃまあね。

門前払いされたオリバーは怒りますが、そこは年の功であるジャイロが取り成し、引き下がりました。箸が転がっても怒るお年頃って、なんだそれは。
門番に怒っても仕方ないから城内に入れる方法を考えましょう。

闇市に豚兵士の服を取りに行くことになりました。
イベント始まる前は通れなかった裏路地が通れるようになっていました。
一番奥の店主から兵士の服を入手。着替える皆ですが、なぜかシズクだけ兜のみです。
思い切りツッコミ待ちなシズクに大笑い。しかもみんなはスルー。おいっ。
あー、お腹痛い (ノ∀≦。)ノ

もう一度宮殿に行きました。
レッツトライ。
皇帝の大好物を購入する目的でお使いに出されていたけど買って来たので通らせてください、という名目で侵入成功。どんな名目だよ。

兵士たちの巡回ルートを抜けて、マンホールを見つけたところでようやくシズクに「兜だけ!?」のツッコミが。遅すぎるわ!

噴水を抜けたところで「イベリコーグXX」という戦車のボスが出現しました。
オリバーのレベルは31。
物理攻撃のグリフォンは育ってるけど、雷攻撃持ってるやつが他にいたので、そちらをメインで攻撃。
雷攻撃がかなりダメージ稼げます。楽々、勝利。
戦闘音のせいで兵士たちが集まってきてしまい、噴水のある中庭から逃げることになりました。そりゃあ、あれだけ自由に戦闘してりゃ、そうなるよな。

場面は変わってブロマイドと同じ顔した少年が、鏡を見ながら凹んでます。
なんでこんなに自分は醜いんだろう、と。
え、こっちもツッコミ待ちですか?

最初に持ってた飄々としたイメージが崩れ去りました。
賢者のくせに。非常にヘタレだ。

しかし、どういうことだろう。顔は賢者のはずなのに、彼は皇帝陛下だと言う。
え、もしかして賢者と皇帝陛下は双子だったとか、そんなこと?
いや、違うみたい。どういつ人物。つまり、皇帝陛下が賢者だったということらしい。

オリバーが真剣な顔で、賢者様の力を借りたいと頼みます。
しかし陛下は聞く耳持たず。

賢者は自分の父親で、自分ではない。その父親ももう15年前に死んでしまった。
そんなことを弱気で吐き出す皇帝陛下ですが、ジャイロが「あなたはその力を引き継いだはずだ」と追究しました。しかし、私に魔法の才能はない、と断言する皇帝。
ジャイロの不審な言動もそうだし、皇帝の言動にも疑問。どういうことだ、頭がついていかない。

ひとまず、皇帝はヌケガラビトだという意見を一致させます。
彼が失くしたのは「信じる」という心。信じられなくなったから周囲が湛えてくれる顔も力も信じらず、疑心暗鬼になって苦しんでいる、と。それは辛いねー。

信じる力を探し、彼に戻さなければ。

中庭に戻るといきなり霧が現れました。ジャボーの仕業でしょうか。
何も見えなくなり、それでも目を凝らせば霧の向こう側に人影が見えました。
現れたのは3人の兵士。
もしかして幻覚とかで仲間同士、相打ちさせるとか、そんなこと?

私も先読みばかりでちっとも前に進まない(汗)
兵士たちだけだと思っていたら、いきなり主役級キャラが出現しました。
若い、兵装に身を包んだ人。騎士団長くらいな感じでしょうか。

そう思っていたら、皇帝陛下だと名乗りました。
いやいやいや、意味分からん。
牢屋にぶちこみましょうと過激発言する兵士に、突然目の前に現れた謎が解けておらぬ、と身柄拘束を命じない陛下。少しは話が分かるようです。
話をするため陛下の部屋に招待されました。
・・・陛下が話の分かるお方で良かったけど、本当にオリバーたちが危ない人だったらどうするんだろう。少し迂闊で怖いな。

話をまとめると、ここは過去で、目の前の皇帝陛下は過去の陛下らしい。
オリバーたちはそれで納得したみたいですが、陛下はまったく信用せず。未来から来たという言葉を笑い飛ばしました。皇帝陛下、ブヒーデン。
ああ、名前は変わってないんですね、と落胆しました。

正気である彼が名乗っているのは非常に違和感です。
未来はどうなっているのか聞かせてみろ、と笑われました。
ちょっと悔しいので未来情報を少し。
青い髪の黒い瞳の少年が皇帝になっているよ、と告げると、やはり嘘だと笑う陛下。なぜ弟がなっているんだ、と。
皇帝には弟がいるのかな? 自分が皇帝陛下なのに、なぜ自分の弟が皇帝になっているんだ、と。
このままだと牢屋行きが決定してしまう。

嘘ではない、とジャイロが懐からブロマイドを出して、突きつけました。
あんたが溺愛するラースが皇帝になったんだ、と。

その言い方に引っ掛かりを覚えますが、そこを追及する前に皇帝が動揺しました。
ロデックはどうしたのだ、と。ジャイロが苦々しそうに、あんたはラースばかり見てたじゃないか、的に吐き捨てました。

うーんと。
ジャイロは年齢的に過去の皇帝の親友的な立ち位置で、彼の息子たちを微笑ましく見守っているオジさん、という関係性を考えていたんですが、どうも発言や態度に矛盾がある。もしかしてジャイロは王子様だという線もあるんだろうか。いや、でも未来の皇帝陛下とは年齢が合わないよね。
ジャイロ、明らかにこの場の誰よりも年上だろう。それこそ、過去の皇帝陛下より老けて見えるよ。
でもこの皇帝陛下はジャイロに初めて接するような雰囲気だし、お知り合いってわけじゃなさそうですよね。
良く分からん。

そのとき兵士が、二人の王子が森に入っていった、と報告しに来ました。
ああ、ラースは王子の名前、未来では皇帝だった人の名前か。
どうやらそこは危険な森らしい。助けにいかないと、と促しますが、皇帝は拒否。自分で招いたことは自分で何とかする、というルールがあるらしい。
いやいやいや、分かるけどさ、それは。
でも命の危険が迫ってる状況でまでそれを貫くのはどうかと思うよ。

皇帝陛下のお考えは変わらないようだったので、オリバーたちが助けに行きます。
振り返り、うなだれて残される皇帝陛下が可哀想です。
立場に縛られるのは彼のせいじゃないのにね。

外へ出て、フィールド上でイベントマークを探します。
山から飛び出た土管のような場所へ。
中に入ると幼い皇帝陛下が魔法の練習をしてました。そして一回り以上、年齢が離れていると思われる青年の姿もそこにありました。お兄さん? それとも仲の良い騎士の人?

可愛らしい漫才を繰り広げて魔法の制御に失敗。
魔物に襲われる寸前の美味しい場面でオリバー登場。

敵は「ジャイアース」。そんなに強くありません。サクッと倒しました。

あなたが王子たちなんだよね、と確かめるマルに対し、弟の方は無邪気に頷いて挨拶してくれたんですが、お兄さんぽい方は可愛くない。勝手に名乗るんじゃねぇ、とラースを叱りました。しかもオリバーたちに対し、魔法の特訓中だから邪魔するな、とまで。

いや、いま明らかにピンチだったでしょう。城に戻れよ。心配してる奴らに迷惑かけるなよ。

オリバーたちとの険悪な雰囲気を察知したのか、ラースが「お腹空いた」と訴えます。
これで彼は城に帰らざるをえなくなり。
少しだけ間を空けて、オリバーたちにふんぞり返りました。

お前らだけじゃ帰れねぇだろうから護衛してやる、とのたまいます。
をいをい。

まぁそこは大人の対応で押さえて、ボーグ帝国に戻ります。
宮殿に近づいたところで「どこまでついてくる気だよ」と再びイラっとさせる発言が。
さすがにシズクが切れました。
どういう態度だよボウズ、とかなんとか。
ボウズボウズとうるせえな、ロデックって名前があんだよ、と。ようやく彼の名前が知れました。

ロデックとラースは二人で宮殿に向かいました。
こっちはこっちで皇帝に報告があるからね。

ロデック王子とラース王子には、前にもあった気がするんだよな、と首を傾げるオリバー。
気のせいだろ、とジャイロが慌てます。
あー、やっぱりジャイロがロデックなのかなー。

陛下に報告に行くと、ラースの魔法の指南役になってほしいと頼まれたようです。未来に帰らないといけないから、と断ります。
どうやって帰れるかは分からない、と呟くと「時間旅行ならあるいは」とヒントをくれました。
封印された伝説の魔法らしい。

もっと詳しく聞きたいと思ったらロデックが怒鳴り込んで来ました。
今後はラースに魔法を教えるなと言われたようです。
彼は魔法の力を持っていないから、賢者であるラースを育てることなどできない、と。
悔しそうなロデック。
皇帝は、魔法とは別に帝国のためになることを自分で考えろ、と突き放します。
しかしロデックは悔しそうにしつつも、そんなこと関係ない、とラースと共に出て行ってしまいました。あらら。

お見苦しいところを、と謝罪する皇帝ですが、いやいや、別にそんな。生意気な男の子を持つと大変ですな。