プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください
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探偵撲滅14

6日目の夜。
また見慣れた部屋に到着。新たな暗号部屋です。
みんな体力が限界っぽく、さすがに疲れた華族がふらついていて。
他のメンバーも辛そうです。今日はここで休憩にしましょう。

また寝落ちでしょうか。
3つの矢印が書かれた暗号をみた後は暗転して「和都くん」と泣きながら呼びかけてくる女の子の声が。

サイカちゃんでしょうか。
でも、あれ、なんか記憶と違う。
今まではSPXに殺害されてたのはサイカの方なのに、今は和都の方が死にかけてます。
夢だから?

SPXの音がした瞬間、飛び起きる和都。
寝込みを襲われるって絶対に嫌。と思ったら違った。あの音も夢だったようです。

理想さんが目の前にいました。
和都の意識が断片的だったから彼女にも断片的にしか見えなかったようですが、よほど怖い夢を見たようだねと心配してくれました。

夢の中では僕の方が死んでいて、ホームズさんが僕に呼びかけるんです。

そう笑いながら話すと驚く理想さん。
まさかこっちの記憶の方が正解だとでも言う?

そのとき社畜さんが登場。
理想さんとの会話を独り言と思われたようで、八ツ裂き公の内通者はキミなのか、と疑いを向けられました。そんなわけあるかい。

周囲を見ても通路は開いてません。
どこから来たんでしょう、彼は。

和都たちを害するつもりはないと言ってくれたので、ちょっと安心。
どうやら彼は外道探偵と話したいことがあったらしい。
外道の姿がありません。どこに行ったんでしょうか。

まぁ、良い機会だからと、十年前の誘拐の理由を聞いてみました。
鬼畜探偵と呼ばれることに対しては嫌そうな反応をしましたが、和都には知る権利がある、教えてくれました。

社畜探偵はもともと機密警察に所属していて、この施設は機密警察のもの。
明けぬ夜事件の恐ろしさは国内の犯罪発生率を数倍に引き上げたところ。
それに対抗する組織として機密警察が作られた。
この迷宮は、個人でピンカートン探偵社と同等の抑止力となるほどの「探偵」を生み出すための、試練を与える場所。
身寄りのない子供たちをさらって特殊な脳手術を行い、命がけの試練を通して覚醒を促し続けた。

『脳手術』という言葉に衝撃を受ける和都。
記憶を失っている和都にリーダーが伝えないのは当然だ、と辛そうに顔を歪める社畜さん。
思い出さなくて済むのなら思い出さない方がいい。

機密警察が言う覚醒とは「異能」のこと。

そのとき外道探偵が戻ってきました。
社畜さんの気配を感じたからこちらから出向いてやろうと思って散歩してた。
まさか入れ違いになるなんてね、とふざけた態度を取る外道。
苛立たせること分かっててやってるんだからタチ悪いわ。
どうやら外道は十年前のことを覚えているらしい。

たくさん誘拐し、たくさん殺した。そのことを心から悔いている。
そのため、機密警察を解体すべく活動を続けたと話す社畜さん。

善なのか悪なのか、今の自分には判断などできない、と伝える和都。
うん、そうですね。

異能のことを尋ねました。
それと、外道に執着する理由も。

今日は異能のことを和都に伝えるために来たらしい。
外道探偵にはもともと疑惑があった。
いまから8年前に両親を惨殺して更正施設に入り、施設内では3件の殺人事件を起こした。
外道が笑いながら、施設内で引き起こした殺人事件は2件だけで、もう1件の被害者はちゃんと生きてる、と訂正。鼻は手遅れだったらしいから口で呼吸しなきゃいけないようだけど、と。

……社畜探偵は聞き流すようです。

この島に外道探偵が呼ばれたのは偶然じゃない。
この地下迷宮を過去に完全踏破したと思われる二人のうちの一人、不滅探偵だと思われたからだ。

容姿や年齢は記録に残されておらず、どんな力を持つかもわからない。
十人中十人が死ぬような試練でも、いかなるSPXと遭遇しても、生き残った人物。
機密警察はその人物を不滅探偵と名付けて詳しい検査を行おうとした。
だが検査が行われる前に不滅探偵は仲間たちと共に施設から脱走し、現在に至るまで見つかっていない。社畜さんはその行方を追っていた。

あの洋館は十年前に改装が行われていたがそれを知らず前の方法で隠し通路を開けようとし、それを社畜に見られてしまって、以来、監視されていると。

八ツ裂き公事件は不滅探偵による復讐劇の可能性が高い。
そもそも外道は本来死刑となる身を、能力の高さで免除されている異例の立場。
これ以上の犠牲を出すくらいなら殺しておくべきだと判断したらしい。

気に入らない、と外道探偵は不快そうな表情。
機密警察の実験を受け、生きて脱出し、身分を偽って生きたことも間違いない。
どんな名称で呼ばれてるのかは知ったこっちゃない。
けど、それを理由に殺される理由を正当化されるのはフェアじゃない。
殺したいのなら、きちんと俺の命を背負う覚悟を持てよ、と。

まさかこの場で戦闘になるのかと思いきや、違うらしい。
外道探偵を殺す覚悟がついたなら探偵デバイスで連絡してくれと言われました。
和都が協力してくれるならすぐにでも殺す手筈がある、と。

ええええ、なんで和都に託すのさ。
(´・ω・)

も1つ忠告。
この先で出会う赤いSPXには近づくなと。

……いや、稼働を止めてくれればいいじゃん。

そうは思いましたが、社畜さんはそれだけ言って、去っていきました。

追いかけようとしましたが外道探偵にストップされました。
この迷宮は彼の庭だから、隠し通路も沢山あるだろうし、無駄だよ、と。
散歩してるときに隠し通路を見つけようとしたけど、外道ですらも、社畜さんが使ったであろう通路を見つけることはできなかったらしい。

社畜さんの話を聞いて俺を見る目が変わったかい、と尋ねられ、首を振る和都。
過去はどうあれ今は探偵同盟のメンバーだし、腑に落ちない。
外道は復讐とか関係なく、殺したいヒトを殺すヒトだろうから、復讐を動機として犯行に及んだとは思えない。

そう告げると大笑いする外道。
そこには確かに同意です。

理想さんは、キミなりの正解を見つけ出すんだ、と言うだけで、特に何もありませんでした。