プレイ日記という性質上、当サイトの記事にはネタバレを多分に含みますことをご了承ください
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忘れられた都市 07 ジョルジウス

盗むのはさすがに躊躇。
どうしよっかなぁと考えていると囁き声が「巫女……」と囁いたので、何かの手掛かりがあればなぁ、とそちらへ向かうことに。
途中、見知らぬ人物に「遠い異国の旅の方!」と声をかけられました。

見回してみると、直ぐ近くに白い衣装の見知らぬ男性がいました。
衣装を着せられている黄金像に近いところですね。
話しかけてみると、ジョルジウスだ、と自己紹介してくれます。
挨拶を聞く限り、いい人そうです。変な嫌味もないしw

おしゃれな友よ、と言われますが、いったい主人公はどんな服装をしてるんだろうか。
とてつもなく風変りとか言われてます。

サンダルではなく革のブーツ、縫い目の細かいズボン、服のデザイン……本当に興味深い! と。

なんていう国から来たんだい?
ジョルジウス、敵対しそうな雰囲気もないし、なんて答えるべきなんだろうかな。

  • 私の国はまだ誕生していない
  • 世界の果ての向こう側から来た
  • 話しても信じないだろう

一応、嘘じゃない、馬鹿にしたように捉えさせない……程度に。
世界の果ての向こう側から来た、と告げると、自分のように探検家だな! と受け入れてくれました。
良かった。
ここは他の選択肢でも良かったのかね。

今まで会った他の人物と同じように、彼からもお話を。

うーんと。

  • あなたのことを教えてほしい
  • ここから出る方法を知っているか?
  • 黄金律についてどう思う?
  • 誰に投票するつもりだ?
  • もう行くよ

この選択肢は全員共通なのかね。
進んでいるクエストによって共通になってるのかね。
ひとまず、名前と顔を早く一致させるために、色々情報を引き出します。
あなたのことを教えておくれ。

ジョルジウスは仕立て屋。
黄金律があるからこそ良い見た目を維持して欲しい。
いつも通りの習慣を守れば生き延びる可能性も高くなる。
それに……もし黄金像に変えられて将来見られることになるなら、自分は最高のおしゃれをしておきたい。

なるほど。
理屈はわかりました。賛成です。
でもジョルジウスがオシャレだとは……今のところ思えないんだがね。
白い上下で、おしゃれって言うより清潔感あふれる衣装、ということは感じられるんだけど。

話題変わって、この場所に来た時のことを聞き出します。
ジョルジウスはほとんど覚えていないらしい。
少しだけでも教えてほしい、と頼み込んだら、思い出しながら話してくれました。
ローマで商売したらかなり儲かり、ちょっとしたお祝いをしようとした。
テベレ川のほとりにあった豪奢な館を借りて、選り抜きの友人を招待。
最上級のワインを大量に飲み、不思議な夢を見た。
人々が叫びながら創生前のものかと思うような虚無の中に吸い込まれていった。
苦しそうにあえいで、そして、すべてが消えた。
気が付くと裸でテベレ川のそばに横たわっていた。流されたようです。
優しい人に助けられ、彼のために火をおこそうと薪を探しに行ったら洞窟を見つけた。
それで、あの落とし戸が仕込まれた神殿にたどり着き……それでここにいる。

目標「共通点」が更新されました。
エクイティアに、複数の者が記憶の欠落について語ったことを伝える。

記憶の欠落……それもそうだけど、ジョルジウスの話の中には、初めての内容が含まれてますよね。
洞窟を見つけ、落とし戸が仕込まれた神殿にたどり着いた、と。
それって、アルとか主人公とかと一緒じゃないか?
確か主人公も、最初はテベレ川のそばで目覚めましたっけ。
自分を助けてくれたのは女性だったけど、何か、ジョルジウスには他の人とは違うものを感じます。
気のせいかな(^^;)

さて、次の話題に。
ここから出る方法を教えてほしいとお願いしたら、慌てて「静かに!」と口を塞がれました。
ふざけて話すようなことじゃない、と何かに怯えてる感じ。
なぜそんなに慌てるのか。
聞くと、最後の試みのことを、聞いてないのかい? と尋ねられました。
なんだろうか。

主人公がその話について無知なことを知ると、自分が教えなければいけないのか、と長い溜息。
センティウスはそんなこと教えてくれなかったけどな。

ジョルジウスはため息をつきながらも教えてくれました。
過去にここにいた人たちも、同じことを考えた。
浴場の上にある縦穴を通って脱出する。
かなりの高さがあるが、はしごを作れば登れるだろう。
実際、過去の人たちは試したらしい。
後世のために、脱出の試みの記録も取ることにした、と。

素晴らしいですね。
しかし、回廊に最初のはしごを運び始めると同時に、神のような声が街全体を揺るがし、そして彼らの物語はそこで終わる。

つまり、脱出の試すこと自体が神の怒りに触れるかもしれない。
だから、人前でそれを話すのも危ない、と諭しているらしい。

ほうほう。なるほどなるほど。
ありがとうございます。

脱出の方法はありそうだけど……試すのも無理なのか~。

また話題を変えましょう。
黄金律についてどう思うか聞いたところ、神々のやり方だから、ギリシャ人としては特に目新しくもない、と受け入れてました。
「1人の罪は、多くの者の罰となろう」

なぜそう思うのか。
聞いてみると、ハデスの話を聞いたことはないか、と逆問。
ハデスがペルセポネを冥界に閉じ込めた時のこと。
彼女の母デメテルは、ハデスを罰しなかった。
その代わり、地球の気候を変えた。
暑く、乾燥した気候では何も育たず、川は干上がり、数万人が死んだ。
最終的に、信奉者たちが絶滅することがないように、他の神々が行動せざるを得なくなった。

だから、この法には馴染みがあった。
黄金律はそれを絞り込んだものだって考えられる。

なるほど。
1人の罪が全員を黄金像に変える。
ハデスの話も、ハデスの罪で数万人が死んだ。
……でもハデスの場合は他の神々が動くという救済策があるわけだけど……ああ、だから黄金律はそれを絞り込んだもの、って解釈したわけか。
救済なんて何もないってことですね~。

生き残りたいならギリシャ七賢人の原初であるミレトゥスのテレスの明快な知恵を聞き入れないといけない、とジョルジウスは対策も知ってるらしい。

「人が行えば非難するであろう所を、人に施すことなかれ」

仰る通りです。
m(_ _)m

9割9分が原則を受け入れて守っても、それでは足りない。
どれだけ自己を律して正しく過ごそうとしても、利己的な行為が1つでもあれば、多くの善人の人生が一瞬で壊れてしまう。

ジョルジウスは沈鬱な表情をしますが、最後に、黄金律にはメリットが1つだけある。いかめつらしい面構えと奇妙極まりない不気味な体勢をしているから、服をこしらえるには格好のモデルになる、と豪快な笑い声をあげました。
前向きだなぁ。

再び話題変わって選挙のこと。
誰に入れるのか聞いてみると、マレオラスだという。
どうやら剣闘士ドミティウスに何かされたみたいです。
話の内容が気になります。

目標「黄金律」が更新されました。
(任意)センティウスにドミティウスが疑わしいと伝える。

また近いうちに会おう、友よ!

最後まで明るいジョルジオスでした。