地下の巨大な像の前で、この向こう側に行くのを手伝ってくれと赤い女性からお願いされました。
エンディングも近い感じですかね。
まだ回っていない部屋が沢山あるので、引き続き探索していきましょう。
パイプ、または管が像に繋がっている。
マシンというよりは、どちらかと言えば生物的だ。
それはまるで冷たくなった静脈……または動脈のような。
またしても良く分からん説明です。
聞き流しておきましょう。
像があなたに向かって「狂気」の叫びを上げている。
非常に恐ろしい光景だ。
入口があるようにも見えるが、輪郭のようなものが彫られている程度で実際には入り口などない。
Σ( ̄□ ̄ll)
「入り口などない」って断言されちゃってるんですけど!
説明の前半とかツッコミたいところ色々あったけど最後の最後で吹っ飛んだよ!
この装置は一体なんだろうねぇ、と視線を上にあげ、息を飲みました。
ずらっと並んだ使用人たち。だよね?
全部で8人。
クローバー、スペード、ダイヤ、ハート。
それぞれマークが入った使用人たちが横並びに整列してこちらを見ています。
いや、いや落ち着け私。
今までと同じように、同じフロアにはいても1階と2階だから彼らには関係ない。見えていない。
……というかマネキンぽい雰囲気も恐ろしい。
全然動く気配がありません。
どういうこと?
そういえばさっき、装置の説明のところで「静脈」とか「動脈」とかあったけど、必要に応じて命令が送られて動き出すとか、そういうこと?
あんまり気にしてても仕方ないので探索にいきましょう。
心臓に悪いけど……。
時刻は午後9時30分。
装置の部屋から左に入ると細長い通路に出ました。
そこにも管が延びてきてます。
一番近くの部屋、左側に入ると牢屋っぽいところに出ました。
なぜか部屋の中央に小さな木が植えられています。
まさか自然栽培じゃないよね。まさかね。
右側には大きな木の盥。
水が張られてます。
囚人用の体洗い場とか?
大きなたらいに汚れた水が張っている、らしい。
なんかアイテムが使えそうな感じです。
続いて中央の木。
若木はまだ小さな木だが……これほど大きく育つには数年を要しただろう。
ふむ。この木にもアイテムが使えそう。
かといってライターで燃やしてしまう訳にもいかないしね。
部屋の隅に置いてあるアイテム。
「カクテルゴブレット」を入手。
おお、コップ。水を汲んで木にかけてあげましょうってことかな。
先に牢屋の中も確認。
1冊のノートがありました。
最初の数ページはある印で埋まっている、とのことですが、その印が何なのかは説明なし。
続いてベッド。
シーツは汚れている。紙は色あせすぎて読むことはできない。
牢屋の中はあんまり意味なさそうですね。
さて。
たらいにゴブレットを使用すると「満たされたカクテルゴブレット」になりました。
部屋から出て、次の部屋へ。
トランプが足場になった部屋?
なんだ、この不思議空間は。
道が途中で途切れていて先に進むことができません。
あちら側から延びてる道も、あと少しで繋がりそうなんだけど……遥か下には光が見えますが、自分が素数分解されてしまいそうな感じがするので飛び込むのはやめましょう。てか飛び込めないし。
向かいの部屋に入ると、手術室っぽいところでした。
中央に誰かが横たわってる?
いかつい機械が頭上で動いてます。
なんか嫌な雰囲気だ。
中央の台座を確認すると、やっぱり人間ぽい。
人工呼吸のような音が聞こえる。
周囲の機械を適当に押してみましたが、何にも変化なし。
別のボタンを押さないと起動しないのだろうか? とヒントを貰いました。
中央の赤いボタンを押すと、順番がリセットされるようです。
ああ、もう時刻は午後11時50分。
おやすみなさいの館内アナウンスが流れました。
待って、待って、せめてあともう1部屋。
中身だけでも確認したい。
順番確認は後でやるとして、先に隣の部屋へ向かいました。
ここにはピンボールマシンが置いてありました。
その名も「セクシー・ブルテイル」。
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どういうことだよ。
遊ぶにはボールが必要らしいので、今は無理ですね。
ああ……満たされたカクテルゴブレットを持ったまま……午後0時に巻き戻されました……。
……なんで木に水をあげなかったんだろう、自分。