プロローグ的な説明事項は終わったので、今から探索でっす。
クエストは政務官から出された「死の喘ぎ」のみ。
一応目標として「原点」「黄金律」がありますが、中身を見ると、これらはもっと大きな背景にあるクエスト、的な扱いのようです。
ひとまず「クエスト」を達成できるよう進めていけばいい感じですかね。
1階に降りて「□」を押すと、キラキラ蝶々が扉まで表示されました。
次の目標までの道、って感じですかね。
囁き声が「あなたを導きましょう……」って言って来るんですが……薄気味悪いよ。誰だよ。
外に出る前、ふと何気なく部屋の中に入ってみたところ、「見知らぬ人物」という字幕で、私の部屋に入らないで! ホラティウスを呼ぶわよ。と怒られました。
そういえばさっきソファに寝転んでた女性がいたっけ。
話しかけるの忘れてた。
ここは彼女の部屋か。
机の上にある大きな巻物が気になりますが、ここでは何が罪になるのかまだ分からないので、迂闊な行動は控えましょう。
そのまま外へ。
階段下に、来るときは気づかなかった「陶器のボウル」が置いてありました。
調べることができるもよう。
考古学者の考察:尿がなみなみ入った陶器のボウル。ここにはアンモニア成分が含まれることから、古代ローマ人は、これを洗濯や漂白に使った。
おおお。
これは本当なんだろうか。
というか考古学者の考察、結構色んなところに出てくるな。
やっぱり考古学者で正解ってことなんだろうか。
……尿で選択するなんて、現代では考えられない行動なんですが、当時としても、本当に誰も疑問に思わなかったんだろうか……綺麗になるのか? 匂いは?
あんまり深く考えない方がいいね。
私、現代人で良かった。
その直ぐ近くに、さっきまで話してた政務官センティウスがいました。
街を見てるんでしょうか。
腕組みして、何事か考え中。
話しかけてみると、調査に進展はあったか、と聞かれました。
あるわけないやい。
続いて表示された選択肢は、未選択を示す白色。
さっき聞いた気がする内容も含まれている気がするけど……まぁいいか、ひとまず全体的に聞いてみよう。
- 黄金律を破ろうとしている者について、話したい。
- 調査のことで、いくつか聞きたい……
- あなたのことを教えて欲しい
- ここから出る方法を知っているか?
- 黄金律についてどう思う?
- そろそろ行く
調査のことでいくつか聞きたい、を選択すると、ここはやっぱり先ほど聞いた内容ばかりでした。
選択済を示す黒色表示。
他の選択肢に戻って……
黄金律を破ろうとしている者について、話したい
誰かは分かってるつもりだ、という選択肢が出てきましたが、いやいや、まだ誰とも話してないし出会ってないし。
「気にしないで。もう少し調査したい」を選択。
センティウスから、からかっているのか、と叱られました。
(-_-;) ごめんよー。
あなたのことを教えて欲しい
セクストス・センティウス・インペリオスス
これが彼のフルネームらしい。
なっがいな~。覚えにくいな~。何の早口言葉かな~。
彼はローマ帝国騎兵隊のデクリオンで、蛮族から文明を守護する役を担っていたらしい。
デクリオンってのがどういうのか調べたら、十人隊長のことでした。
なるほど。
別に、とんでもなく偉い貴族、将軍、とかではないんですね。
でもまぁ騎兵であること自体、お貴族様って感じですが。
デクリオンとは?
あ、次の選択肢に説明がちゃんと出てた;
騎兵隊の武官のことで、彼は30人の部下を率いていたらしい。
今着ているのが当時の制服だ、と。
やっぱり名誉に感じてたからその当時の制服のままなのかな~。
なぜまだ、その服を着ているのか?
あ……またしても選択肢が後追いで来た;
政務官として普段はトーガを着てるけど、今日はポータルを生み出すため長く生き延びなければいけないと感じ、この服にしたらしい。
うーん? 良くわからん。
長く生き延びるために騎兵の制服?
なんでだ。
どうやってここに?
川の上流を訪れる高官を護衛するため部下とエンポリウムにいた。
火事で逃げてきた人々に巻き込まれ、驚いた馬が水際で足を滑らせた。
そこまでしか覚えていない。
次に目覚めたときはこの近くの川岸。
見知らぬ人たちと一緒だった。
馬を探し回り、あの寂れた神殿を見つけた、とのこと。
政務官になった経緯は?
指揮官としての経験から、無投票で7か月前に選ばれた。
その後、選挙を行えと口を出す者が増えている。
有権者たちを懐柔するため、年に1度の開催だったが今回は早めることに同意した。だがそれによって予想外の者たちが勢いを増してしまった。
別の話に行きましょう。
ここから出る方法を知っているか?
知ってたら住民たちととっくに出てるわ、と怒られた。
(´・∀・`)
そりゃそうか。
黄金律について、どう思う?
彼の考えを教えてくれました。
ローマ民衆に安寧をもたらすものが何であるかと常々考えていた。
我々の生存と繁栄は常に、神々の平穏……つまり、神々とローマの人々の間に交わされた神聖なる協約を尊重することによって成り立ってきた。
神々の求めによく従えば、それで街は安泰だ。
神々をおろそかにすると、我らは皆、死ぬ。
きわめて単純なことなのだ。
この場所での真の敵は黄金律ではなく、人間が持つ弱さだ。
人間は堕落や、強欲、傲慢といったものの方向に引っ張られやすい生き物だからな。
ひと通り聞いたし、そろそろ行きましょう。
視界に入っていた、腕立て伏せしてる人がいたので話しかけてみました。
鉄仮面。
何を2人で話していたのか、と問われました。
なんか偉そうだな。
なんのこと? と返してみると、老いぼれのセンティウスと、なんて言ってます。
対立してるのか?
女と話しても選挙権なんてないから票は取り込めない……って、そういえば私、女性でやってましたっけ。
一人称で進んでるから、すっかり忘れてました。
そういえば肌の色も決めてましたっけ。あれって何か意味あったのかな。
そしてここのセリフ、男性だったら変わってたんだろうか。
もう一度話しかけると、選択肢が増えました。
- あなたのことを教えてほしい。
- ここから出る方法を知っているか?
- 黄金律についてどう思う?
- 誰に投票するつもりだ?
- もう行くよ。
あなたのことを教えてほしい。
彼の名前がドミティウスだと、ようやく知れました。
マレオラス様に会いたきゃ俺を通すんだな、とか言ってます。
誰だ、マレオラス。
なぜ剣闘士のような恰好をしている?
剣闘士だからさ、と当然のように返されました。ふむ。
なるほど。でも、ここには闘技場は見当たらないが。
そう尋ねてみるとキレられました。
本気で血ィ見せてやろうか? と圧力かけてくるドミティウス。
なんかこいつとは相性が合わなそうだな~。
ラテン語で文句言ってる模様。
ローマって英語じゃなかったっけ。ラテン語なのか。
ここから出る方法を知っているか?
マレオラス様が選挙に勝ったらこの場所は変わる、という回答が返ってきました。
方法を知っているかと尋ねたのに……。
選挙に勝ったら出なくてもいいようになる、と言いたいんでしょうね。
マレオラスっていうのはセンティウスの対抗馬か。
黄金律についてどう思う?
うんざりらしい。マレオラスが選挙に勝てば黄金律を終わらせてくれる、なんて物騒なこと言ってます。
どうやって終わらせるんだろう。
彼はどうするつもりなんだ?
勝利演説で発表する予定らしい。
なぜ今ここで言えない?
私が言いふらしたら邪魔されかねないから。
まぁ、ごもっともです。
素晴らしい! 何か手伝えることはあるか?
そんな単純じゃないと思うけど(笑)
褒め称えてみたら、勝つのに必要な票は、もうとっくに固めてるから、邪魔せずおとなしく見てろ、とのこと。
撃沈しました。ふっ。
別のところに行きますか。
あ、彼の後ろの階段横に落書き発見。
「センティウスとマレオラス、どっちもクソだ。臭いが違うだけ」
誰の落書きなんだか。
踵を返し、長い階段へ。
上の方に、白いローブの女性と、さっき途中から道案内してくれた衛兵らしき人物が並んで立ってます。
ホラティウスには話しかけたので、新しい人物の方に話しかけてみますか。
美人さん。
新しく来た方ですね!
ウェスタのご加護がありますように。
なんだか好印象。
さっきの自称剣闘士とは雲泥の差です。
エクイティアと言うらしい。
あなたのことを教えてほしい
尋ねると、なぜか驚かれました。
え、なんで。
率直に話しかけられて驚いた、といった感じらしい。
ええと、よく分からん感覚ですね。
でも「それなりに素敵な慣習だとは思います」って、本当に「素敵」だと思ってるのかどうなのか。
あ、ちょっと非難されてるみたいです。
本来なら、ウェスタの巫女に対して礼節も礼儀も省略し、単に「あなたのことを教えてほしい」と尋ねるのは、いささか礼を失していることは知っておいてください、と言われました。
ウェスタの巫女ってなんだろな。
- すまない、私はどうすればよかったのだろう?
- 急いでいるんだ
選択肢が2つ出ますが、この流れで「急いでる」はさすがに失礼だろう。
どうすれば良かったのか聞いてみると、共通の知人である高官を介して紹介してもらうらしい。
初めてここに来た私にそんなことは無理だって。
高官を介して紹介してもらえば、その時にはもうわたくしにどう接すればよいかわかっているはずです……って、なんか高慢なこと言ってるなあ~。
すごく明るく話しかけてくれたのになぁ。
と思っていたら、そういうのは必要以上に堅苦しいと思うことが多かった、と打ち明けてくれるエクイティアさん。
今のまま、お好きな風に質問してください、とお許しが頂けました。
やっぱり彼女、話しかけやすい人でした! よし!
- どうやってここに?
- ウェスタの巫女とは?
- あなたは、なんの仕事をしているのか?
- 別の話をしよう
どうやってここに?
彼女自身にも分からないらしい。
逆にあなたはどうやってここに? と問われました。
見知らぬ人物が意識を失っていた私を川から引き上げてくれた。
そしてここにたどり着いた。
エクイティアは「もしかしたら」と言葉を濁しました。
なんだろう。
何を言おうとしていたのか?
他意はなく、言い方が分からないらしい。
他の方々とどうやってここに来たか話したか聞かれ、共通点がないか確認するのがいい、と。
うーん。そうですねぇ。
- わかった。やってみる。
- ずいぶん遠回しな言い方だ……
- やめておく
わかった、やってみる、と引き受けると、くれぐれも気を付けてくださいと忠告。
リヴィアのようにならないか心配なのです、と。
誰だっけ、リヴィア。
リヴィアに何が起きた?
どこから来たのか、どういう経緯できたのか、尋ねまわっていたらしい。
結果、かなりの働き者だった彼女は突然変わってしまった。
仕事を辞め、活気を失い、独り言を言うようになり。
ガレリウスと共に心配して訪ねたらエクイティアたちのことを「生気のない影」と呼び、「共通点」に気づいていないと言われたらしい。
だから、同じ目に遭ってほしくない、と心配してくれてるようです。
ありがとうございます。
あ、なんか新しい目標が追加されました。
共通点。
この街の住人それぞれの話を聞いて、その話に共通するものを3つ以上見つける。
この迷宮の真実の糸をたどってみて、なんらかの共通点に気づいた時は、ぜひ教えてくださいね。
- 今すぐ取りかかる
- 何ができるか考える
ヒントとして「これを選択すると、このクエストが最優先に設定され、この目的マーカーのみが表示されます」と出ました。
何か、まだ良くシステムの仕組みが分かってないんだけど……「何ができるか考える」にカーソルを当てるとヒントが消えるので、「今すぐ取りかかる」という選択肢にかかってる内容なんですね。
えっと。
「今すぐ取りかかる」を選択すると、このクエストが最優先に設定される、と。
そして、このクエストの目的マーカーのみが表示される、と。
ううん。他にも色々調べたいこととか話したいこととかあるので、ひとまず今は「何ができるか考える」を選択しておきます。
さて、次の話題。
黄金律についてどう思う?
神々の仕業であることは間違いないと思うけど、これまで彼らに何かしない限り、こんなに厳しく自分たちに目を光らせることはなかったから奇妙。
自分たちは祈りの対価にワインとかの捧げものをしてきたが、ここではそれ以上のことを求められているように感じる。
偉大な詩人オウィディウスの叙事詩「変身物語」の中の、ある物語を思い出した、と語りだすエクイティア。
さすが巫女さん。
少し長くなるけど聞くか? と聞かれ。
構わない。時間ならある。
そう答えると、1つの物語を教えてくれました。
要は、童話みたいな教訓ものですかね。
2人の浮浪者が街を訪れ一夜の宿を求め歩いたが千軒以上に断られ、最後にたどり着いたのは貧しい老夫婦が住む小さなあばら屋。
心優しい老夫婦は浮浪者たちを歓待するが、浮浪者たちの正体は、神々たちの王であるジュピターと、いたずら好きなマーキュリー。
気付いた老夫婦は、質の悪いワインを出したことを深く謝罪したが、そんな非礼は気にしていないとお許しの言葉。
街に住む人間からの歓待と施しに満足したらしい。
ただ、老夫婦は試練に合格したが他の者たちは全員失格。
この街とすべての住人を、老夫婦を除いて滅ぼすことにしたらしい。
バウキスとピレーモーンの老夫婦は山へと逃げ、永遠に一緒にいたいという願いを叶えてもらうことができたが、街は消滅。
この物語の教訓は、亭主と客の間で交わされる相互的義務、つまり歓待と施しの尊い風習を、わたくしたちは軽んじてはならないということだと言われています。
そんなふうに締めくくるエクイティアさん。
ええー……なんか……微妙なんですけど……。
そう思っていたらエクイティアさん独自に、常に自分たちよりも貧しき者や弱き者に、思いを寄せるべきだと言っていると解釈したい、と話してくれました。
さっすが巫女。
そう思っていたらまさかの選択肢。
- 賛成だ
- あるいはおそらく、神々の試練に失敗した瞬間、彼らは命を奪う。そして彼らは、その規則が一体なんなのかを伝える必要すらないんだ。
Σ(´・∀・`)
ちょい。2つ目の選択肢。
比重が全然違うんだけど。
どっちを選ぼうか、迷った結果、2つ目の長い方を選択してみました。
ひねくれた哲学者ならそう見るかもしれません、と棘を刺すエクイティアさん。
わたくしはあながち否定できないと思いますわ、と彼女も頑固そうです。
これで「黄金律について」の選択肢に対するひと通りの流れは終わりかな。
次の選択肢。
選挙の状況を教えてほしい。
争うのは現職のセンティウスと、対抗馬のマレオラス。
選挙は夕方までに終える予定。
なぜそんなことを聞くのかと問われ、選択肢が複数出ました。
- 誰が投票できるのか?
- 選挙でのあなたの役割は?
- 他の候補者を指名できるか?
- 今すぐ選挙を開始できるか?
- 別の話をしよう
誰が投票できるのか?
男性市民は全員投票可能。
女性は投票不可。エクイティアも納得いってないらしい。
まぁこの時代に女性の投票が認められることはないよね。
あ、でも、一応投票権を有する女性も存在はするらしい。
ウェスタの巫女もOKらしいが、今回エクイティアは選挙の監督という役割を与えられているため棄権することにした、とのこと。
権利なしじゃなくて、監督であっても棄権しなきゃ権利は有するのか。
それはそれでどうなんだっていう気はしますね。
エクイティアさんは「公正で中立な立場にいないとなりませんので」と正義感も強そう。
好きだな~。
選挙結果に影響を与える方法は、ほかにもあります、と教えてくれるエクイティアさん。
たとえば? と問えば、神々からあなたが賜った贈り物を使うとか……というヒント。
なんだろう、それ。
まだ神様とは何にも接触してないんだけど……ループするって話だし、その過程で出てくるかな。
だんだん疲れてきたので、もうそろそろエクイティアさんとの話はいいかな。
話を切り上げて、別のところに行くことにしました。
他の方とお知り合いになったあとにまた来てください、とエクイティアさんもまたどこかに行ってしまいました。
全然人と名前を覚えられない……。
クエスト設定されている目標マーカーを素通りし、ひとまず街を見て回ることにします。
ごった煮状態の市場。
そこを抜けると、左側に小道があったので入ってみると、半円形の、なんだろう、劇場?
黄金像がいたるところに並んでいるのが不気味。
マーカーを追ってみましたが、こっちからはいけないみたい。
どうしよっかな、と思っていたら、何やら字幕が。
弓のことで、デキウスという人物と、ヴァージルという人物がもめてるみたいです。
君に弓は作らない、とか何とか。
なんだろう。どこで喋ってるんだろう。
周囲を見回しますが、誰もいない。
さっき通り過ぎた市場に戻ると、男性二人が通路を挟んで向かい合っていました。
誰かが武器を持って襲い掛かってきたら、どうやって身を守ればいいのか、と訴えています。
政務官の武器禁止令に皆で従ったから、この街には武器なんてない。問題なんて起きる訳がない、とヴァージルが反論。
でも見知らぬ人物は、だから、誰かに先を越される前に、手に入れておきたいんだ! と聞く耳持たず。
何を強迫観念に駆られてるんだろうね、この人物は。
怯えてるのかな。
ちょっと二人を離れて再び貴族たちの住宅街へ。
腕立て伏せしてる男を横目に、ガレリウスに案内された道を少し戻ってみます。
老婆がいた焚火の近く。
壁にでかでかと落書きがありました。
「何も盗むな。何も傷つけるな。何も……」
途中までで、書ききれなかったらしい。
何があったのやら。
焚火の近くに、あの老婆はもういません。
話を聞きたかったんだけど……。
周囲を見回すと、上に続く階段を発見。
アポロの聖堂46mという、目標マーカーもそちらに続いていたので向かってみると、さっき訪れた半円形の広場でした。
建物の中に入ってみると、狭い通路に2つの女性の黄金像が向かい合って置いてあります。
何か意味ありげに思えたので狭い通路を色々調べてみましたが、何もありませんでした。隠し通路があれば面白かったのにな。
その場を出て、再び市場の方へ。
ガレリウスの「よう、ドゥリ。調子はどうだ?」という声が聞こえてきました。
どこにいるのか分からない……ちょっと無視して……クエストの場所に行ってみましょうかね。