敵の攻勢に負けてテラリウムに帰還しました。
……もう、背に腹は代えられません。
黒光りする虫を保管庫から取り出し、ジッと見つめるロボット。
なんとなく触角が動いている気がする……。
トリコの傍に行き、純真無垢に見つめてくる彼女からそっと視線を外し……えいや、っと与えました。
あああ……この罪悪感。
許しておくれトリコ……次はまともな食糧を持ち帰るから……。
もしくは、さっさと目標達成して環境を良くするからね……。
無邪気な笑顔を向けてくるトリコに全力で謝罪しました。
さて……。
AIに話しかけてヒント入手。
丈夫なガラス ・・・ 製造プラントのフロア6くらいから出現するタイタンが所持
全力で倒して参ります。(≧△≦)\
ダンジョン突撃。
アイテム探しは優先度低めで、できるだけステータス上げしつつ。
あ、食料発見。
「腐食した缶詰」
珍しく汚染されていません。
リュックが7枠しかないのが辛いな……
アイテム袋をパンパンにしながら深い階層へ。
おせわっちを見たら思い切り汚れてたのでお掃除したり。
アイテムの性能を確認するため無駄に投げ散らかしてみたり。
フロア5に行ったらクラフトアイテムが落ちてました。
おや。フロア6以降という話じゃなかったっけ。
拾ってみたところ、そのアイテムは「ぶっとい支柱」。
ひとまず拾って確保しつつ、フロア6へ……って、いきなりワープして敵に囲まれ、一斉攻撃を受けて撃沈しました。
Σ( ̄□ ̄ll)
酷いよ。トリコのために頑張るって決めたのに。鬼!
テラリウムに強制送還。
拾った「ぶっとい支柱」はイベントアイテムでした。
忘れてた。
おかげで「丈夫な土台」が作れました。
そして初回クラフトボーナスとして「リュックのサイズ+2」も獲得。
ほんの少し前進しました。
アイテム所持枠が2つ増えただけでも超嬉しい。
先ほど食事したトリコはハート3。
次の食事はまだ大丈夫そうですね。
いつか満腹にしてやりたい。
ガラス瓶でお散歩してるトリコの頭を撫でて英気を養います。
癒される~♪
保管庫を見ると「腐食した缶詰」が入ってます。
残りのLIFEは7。
たった1つ。貴重な食糧です。
これを使うことになる前に、早く次の食料を持ち帰らねば。
目指すはフロア6ですね。
フロア1から盾持ち敵がうろついているので、やっぱりダンジョンもストーリーが進むにつれて強くなっていくんだなぁと実感。
最初に2匹倒せばレベルアップ、という経験値量は変わらないみたいだけど。
慎重に、デメリットのない回復アイテムを取捨選択しながら先に進みます。
床に隠されてるデメリット床が地味に迷惑。
グリッチというのが何だか分からなかったけど、要は混乱ですね。
歩き回れば状態異常が回復するので歩き回ろうとするんですが、混乱してるのでまた同じ罠を踏んでしまったり、かなり厄介。
黙ってじっと素振りでもしとけってことですね。道理です。
レベルアップの取捨選択で攻撃がまれに2回になる、というものが出現。
なかなか良いですね~。
緑芋虫……本当に邪魔だなぁ。
毒沼を本当に何とかしてもらいたい。
いくら敵からの攻撃で死ぬことはない、防御力高くしてます、って言っても、あっという間に削られてしまう。
フロア6まで来ましたが、大群に囲まれて身動きできず……泣く泣く帰還することにしました。
そういえば保管庫の枠は2つだけでした。
いくら食料を見つけても、持ち帰られる数は少ないんでした。ちくしょう。
残念です。
持ち帰った新鮮な「黒光りする虫」を与え、頭をいい子いい子して撫でて、再びダンジョンへ。
もう私はトリコが生きててくれるなら鬼畜でいい。
製造プラントへ。
今度こそ目標達成してやる。
……フロア4で「モンスターハウス」なる部屋に足を踏み入れました。
なんだろう。明らかにやばい、って雰囲気がひしひしと伝わってきます。
画面のミニマップを見ると、敵を示す赤い印がうじゃうじゃいて、ついでにアイテムを示す水色もかなり多数あります。
一歩動いただけで、遠距離射程の敵たちに集中攻撃を食らいました。
そこに加えて緑芋虫の毒散布。
マジで殺意が湧きますね。
ほぼ瞬殺されました……。
さてさて……いつになったら進むのやら。
製造プラントを何度も訪れながら探索に勤しみます。
そこからまた何度も繰り返し……割愛。
フロア6で遭遇した、他の敵よりも1回り大きな機械。
あいつがおそらく「タイタン」なんでしょう。
突撃あるのみです。
撃破すると意外にも直ぐ「丈夫なガラス」をドロップしてくれました。
イベントアイテムだからか。
これでようやく先に進めます。
トリコの空腹度がかわいそうになってきたので、そのまま帰還。
さっそくクラフト。
「おおきめの水槽」を作成しました。
リュックのサイズも再び+2されて、ウハウハです。
これで必要な材料はすべて集まりました。
AIに組み立てをお任せすると、あっという間に外装が完成。
わーいわーいと喜ぶロボット。
だがしかし。
このままでは単なるガラスケース、もとい、瓶詰少女になっちゃうだけです、というAIの指摘。
え、最初からそういうコンセプトじゃなかった?(違います)
次なる目標は、テラリウムの内装づくり。
冷たくて固いガラスの床よりも、ふかふかで心地よい足場のほうがトリコちゃんにとって居心地もいいはず!
力説するAIには同意しますが、まずは靴を作ってあげた方がいいんじゃね? と思った。
いくら瓶詰されてたって、何が足裏を刺すか分かりませんよ。
AIから新たにレシピを提示されました。
【こんもり苔】【低い木】【コンテナベッド】
これらがあればテラリウムもかなり快適な空間になるはず。
にこにこ提案してくれるAIに、なぜここまで協力してくれるのかと尋ねるロボット。
ふふふふそれはね、警戒心を取り除いて安心しきったあの子を高いところから絶望に叩き落すためなのさ、とかいうブラック展開は今のところないようです。
良かった。
困り顔で人類絶滅まで望んではなかった、そうなるとは思ってなかった、と訴えるAI。
いや、AIにそんなこと言われても。
(。。;)
未必の故意って知ってるかと問いかけたい。
地下空間は自動でどこまでも拡大し続けており、時折鉱石も見つかってはいるが、動かなくなった機械をリサイクルした方が効率的。
AIやロボットも、機能停止したらリサイクル工場か溶鉱炉などで再利用されてしまう。
だから、どうやらAIはいつの間にかロボットに識別タグを埋め込んでいたらしい。
人の体に無断で勝手なことを Σ( ̄□ ̄ll)
まあそのおかげでリサイクルされずにいるみたいですが。
が、AIが稼働しなくなった場合はその後の安全までは保証できないとのこと。
そんなこと言うAIを撫でるロボット。
自発的行動ですよね。
困惑するAIですが、嬉しそうです。
さあ、ここが踏ん張りどきですよ!
わたしも頑張ってサポートします!
気合を入れるAIとロボット。
……で、結局AIがトリコを生かそうと懸命になる理由は明確にならないんだね?
ロボットがリサイクルされないようにするのはAIが稼働してる限り大丈夫だし、トリコを救う直接的な理由ではないよね。
機械なのに曖昧にぼかすってどうなの。
まぁ、いいですけど。
次はテラリウムの内装作りに精を出しましょう。