トリコの体調を整えたあとは、コンテナに近づいて「〇」ボタン。
ここから先は後戻りできません、というメッセージが出てきました。
これからきっとエンディングに一直線ですね。
セーブは済ませたので、突撃します!
トリコちゃんの体調も良くなってきたので、そろそろ頃合いですね、と促されるロボット。
バイタルチェック。
これでテラリウムもお役御免ですね、と少し寂しそうなファクトリーAI。
ロボットはこれから何をするのか。クラウドAIさんのお手伝いとかですかね、と動けるロボットを羨ましそうに見つめ。
ファクトリーAIは、特にすることもないし、どうしましょうね、と困り顔。ここでまた、ひとりぼっちですね、と。
トリコを連れていけば、確かにこの拠点はもう使わないだろうしね。かといってファクトリーAIを別拠点まで運ぶのは無理だと思うし。
人類を復興させるべきだと理性が答えているが、自分の思考ルーチンはその答えをひっくり返そうとしている、と困惑顔のファクトリーAI。
トリコを利用しなくても済むような方法がないかと、ずっと考えている、と。
トリコのバイタルチェックが終了し、オールグリーン。
ファクトリーAIが何やら危険な思考に入り込んだようです。
トリコで人類復興をするのが正しいと分かっているのだが、トリコにはこれから楽しいことが沢山待っているはずで、それを奪ったのは他ならぬ自分だから、自分が幸せにしてあげなければいけないとかなんとか。
いやまぁ、言ってることは分かるんだけど単なるエゴで終わる可能性もあるし、当の本人は言葉も周囲の状況も理解してないだろうし、何がトリコの幸せなのか考えるのはいいだろうけど、押し付けるのは違うと思うのだが……とか何とかグルグル私も思考のループに入ってしまうと、ロボットがクラウドAIにハッキングされました。
何だ何だ?
移動、というコマンドしか受け付けず。
反対方向に移動しようとしてもエラーで動けず。
仕方ないので指示された方向に移動し、ファクトリーAIの画面前に行くと、今度は「攻撃」コマンドが。
おいおい。
もちろん拒否なんてできません。
攻撃され、驚くファクトリーAI。
数回の攻撃で壊れるわけでもなく、何度も何度も。
ファクトリーAIの戸惑いと悲鳴を聞きながら攻撃。
そしてとうとう破壊――ええええ。
ロボットへのハッキングはいまだ終わらず。
次はトリコの元へ。
どうやらコンテナに格納したようです。気づけばフィールドに出る前のところまでコンテナを動かし、その前に佇んでいました。
ここでようやくクラウドAIが言葉として語り掛けてきました。
これで目標に関する障害は潜在的なものも含め、すべて排除されました、と。
感情に振り回された結果、大局的な見地を見失う――と冷静な客観思想です。
あくまで目的のために障害を排除しただけ。
ファクトリーAIが黙したままならこのような結末にはならなかった。
本当に残念です。
心が籠ってない、単なる事実だけを説明し。
まあ、思えばこの場にいるのは全員ロボットですもんね。
もし機会があれば、貴方の知らない裏側で何が在ったかもお伝えしましょう、と言われたけど……どういう意味だろう。
そういえばテラリウムは続編が発売されると聞いたけど、そっちで語られたりするんだろうか。聞いたところで「だから?」ってなりそうな気はしますが。
さて。
コンテナを指定の座標まで運びましょう。
ダンジョン「復興への道」というのが出来ていました。
ヒントは……ファクトリーAIがいないので、何のヒントも出ませんね。
なんか悲しい。
ダンジョンに入るとおせわっちがなくなってました。
まぁ、運んでる設定だし、いいのか。
きっと最後のダンジョン。
死なないよう気を付けながらひたすら上を目指して歩きます。
危険なのはトゲボールですね。
こちらの攻撃を反射してくるので、こちらの攻撃力が強くなればなるほど反撃がでかい。
HP吸収してても追いつかない。
フロア26。赤いトゲボールを倒すと「つきのいし」というアイテムを拾えました。
……セーブできないからテラリウムに戻ってレシピ化もできないし、これ、どういうアイテムだったんだろう。
赤いトゲボールは他の通常ダンジョンで見たような気もするから、クリアしたら別ダンジョンでのドロップを狙うしかないのかね。
フロア30にある転送装置が終点ゲート。
かなり長かったです。
ロボットのレベルは44。
あと少しでレベル50のトロフィーも取れたけど、もういいや。疲れました。優に1時間以上はかかった気がします。
外に行くとロボットと木の1枚絵。
クラウドAIの本体かな。
巨大なパイプを歩き、トリコが収められているコンテナを引いて。
道なりに進んでいくと、管がたくさんつながれたマザーコンピューター的なところに到達。
近づくと、ようこそ、と歓迎されました。
人類復興プランとの最深部、人類が復興するための最終拠点らしい。
目の前にあるのは人類復興装置。
中心部に生体コンテナ――トリコをセットすることで起動するらしい。
次世代・次次世代と世代を経るにつれ、最適化が進められます、とのこと。なんだか嫌な感じではあるけど……いつか復興した人間が感情を持って色々学んで、自分たちの置かれた立場とか倫理観とかに疑問を抱くまでは、この装置で育てて貰えばいいよね。
装置にコンテナを格納しろと言われ、またしてもロボットにハッキング。
むぅ。指示の通りにしか動けません。
トリコを緑の装置に格納。
それでは――というところでクラウドAIがトリコの様子に気づきました。
貴方を呼んでいるようです、と。
これが最後の別れになるから、顔を見せてあげるのが良いでしょう、と対面を許して貰えました。
窓に近づいてトリコを呼ぶロボット。
あちらからは特に何も反応はなく。
そして、終了を告げる声が。
装置が起動され――これで人類は救われた、と淡々とした文字での報告のみ。
何やらタスクリストが起動され、人々の今までの願いとかを、失敗したのか成功したのか検証中なのか……リストが更新されていきました。
どういう感情で読めばいいのか、良く分からないヨ。
なんだろうな。
特別な盛り上がりとか感情的な部分とかなく、本当に淡々と終わってしまった……。
一番感情移入できるはずのファクトリーAIがアレだったもんなぁ。
エンディングは歌つきのBGMです。
「わたしのテラリウム」。
綺麗です。
エンディングが終わったあとは、晴天の大地が広がる、未来の風景が。そしてその地下には、緑の装置。文字通り、苗代となったトリコ……ですかね。
テラリウムの記号って、実行の構文だったのか。
終了、となって、タイトルに戻されました……。
2周目は特にないようですね……。
なんかスッキリしないなぁ。